プレスリリース
人気ゲーム『女神転生』シリーズのキャラクターデザインを手掛けるデザイナーの金子一馬氏と、DEAが運営するNFTカードバトルゲーム『JobTribes』がコラボしたNFTが、8月23日に販売開始!
今回のコラボについて、金子一馬氏とPlayMining Game Producerの東 将生が対談を行いました。
■NFTに魅力を感じていたところでの「JobTribes」コラボ依頼だった
PlayMining 東 将生(以下、東):
本日はご足労いただきありがとうございます。
今回は金子一馬×JobTribesのコラボとして、様々な事をインタビューさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
金子一馬氏(以下、金子):
よろしくお願いします。
東:
では早速ですが質問へと移らせていただきます。
最初に「JobTribes」とのコラボを依頼された時、このプロジェクトについてどういう印象を持たれましたか。
このプロジェクトについてでも良いですし、NFTゲームに対しての印象でも最初に感じたイメージを率直にお聞かせいただきたいです。
金子:
やはり最初は、NFTを使用した新しいゲームジャンルという事で、どんなもんだろうと(笑)
詳しく話を聞いていくと、ゲームをプレイしながらお金が稼げるっていうじゃないですか。そこでやはり興味は沸きましたね。
仕事柄、絵を描いたりする立場としては、NFTは魅力のある物に思っていましたね。
ですが、どうやっていいかやり方が分からない(笑)
それはNFTの作成もそうですし、マーケットへと登録や売買も含め、どうしたものかと思案していた所にお話をいただいたので、これは良いタイミングだな、と。
東:
今までゲームをやってお金を稼ぐっていう概念自体がまずなかったですからね。
そのマーケットを、公式がきちんと運営してバックアップするという、いわば公式のRMTのようなものは、それこそあり得なかったものなので。
その流動性と熱量がまさしくNFTの魅力だと思います。
金子:
昔からゲームのサブゲームでスロットとかあったじゃないですか。
そこにしかないアイテムを獲得したいとか、メダルをカンストしたいとか、みんなやり込んでいたけど、結局はゲームデータのやり取りのみで終わっちゃう。
そんな時、これが本当のお金だったらなーとか考えちゃうんだけど(笑)
それが実現している世界ってことですもんね。
すごいね、GameFiって。
■イラストのコンセプトは金子氏流の不思議の国のアリス=「デーモンランド」
東:
では、ユーザーが一番関心がある、制作していただいたイラストについて、色々とお話を聞かせていただければと思います。
まずは、今回制作していただいたイラストのコンセプトを教えていただけないでしょうか。
金子:
最初お話をいただいた時に、4点描いてほしいと言われまして。
JobTribesは職業を司る神様がテーマ、すわなち擬人化ではなく神化だというじゃないですか。
そこで、やはり金子さんだから4点の中の一枚は悪魔絵師をテーマにして描いてほしいとプロデューサーに言われちゃって(笑)
で、まずはそこから何をやろうかなと。
東:
じゃあ、悪魔絵師はどんな物語を作り出すんだろう、と考えた時にちょうど不思議のアリスの話をしていたんですよね。
あ、それいいじゃんって閃いて。
不思議の国のアリスって、結構いろんな怪物も出てくるし、キャラクターも出てくるし、面白そうだな、と。
それなら不思議の国じゃなくて、デーモンランドにしちゃえって思って。
そこからのインスピレーションで、自分なりの解釈でルイスキャロルの世界を再構築してみたんですよね。
東:
やはり、金子さんといえば悪魔、デーモンですからね!
金子:
そうなんですよね。今まで神様も悪魔も沢山描いてきたから、どのキャラを描くかが絞るのがホント大変で(笑)
今回は1つの物語として、デーモンランドに迷い込んだアリスの冒険、というか苦難の最中に出会う人や魔物達をイメージしてキャラクター達を決定しました。
■各キャラクターのコンセプトについて
東:
本当に、どれも金子さんの世界を感じる素晴らしいイラストで、初めて見たときに感動してしまいました。
では、次に今回制作していただいたイラストキャラクターのコンセプトを教えていただけないでしょうか。
まずはデーモンクリエイターからお願いします。
金子:
最初は自分をイメージしていたんだけど、そのまま自分を描いても面白くないから、ちょっとイケてるおっさんにしようかな、と。
まずは異形な椅子に座らせて、特異な存在である事を表現してみました。
背後に悪魔がいるんだけど、これは人が見たものに変化をするモンスターでここでは悪魔の姿で表れている。
今度、話が繋がってくなら、狂言回し的な存在として活躍させたいですね。
東:
そのような意図があったとは。裏設定聞いているだけでワクワクします(笑)
では、次はアリスをお願いします。
金子:
ルイスキャロルの話だと、アリスはウサギを追いかけて穴に落ちちゃう所から冒険が始まるんですが、それならウサギがモチーフになっている学校に通わせようと。
なので制服のエンブレムにウサギがついているんですよね。
そして、彼女の苦難を示すように、今後出会う人たち?に取り囲まれている、と。
ちなみに学校の名前は白兎学園という名前です。
東:
なるほど、学生さんだったんですね。学校の名前まで決めていたとは驚きです。
では、次にマッドハッターをお願いします。
金子:
マッドハッターは実際のお話だと、お茶会してるだけなんだけど(笑)
ただお茶会してるだけだと面白くないので、それならいっそ、とことんマッドにしてやれ、と。
どこからか脱走してきたイメージで衣装も拘束衣みたいにして。斧もどこかの犠牲者から手に入れました、みたいな。
東:
怪しい感じがしてとても素敵ですね(笑)ありがとうございます。
では、最後のイラストになりますがジャバウォックをお願いします。
金子:
ジャバウォックは原作だと、お話に出てこないんですよね。
お話の中の書物でしか触れられていなくて。
なのでそこで言及されている要素を詰め込んで、ありきたりにならないように昆虫の要素も詰め込んで異形のドラゴンに仕立てあげました。
なかなかのお気に入りなので、全身の形状がわかる構図の絵とか、飛行中の様子も描きたいですね。
東:
ちなみにですが、今回制作頂いたイラストの中で特にお気に入りをあげるとしたら、どのイラストでしょうか。
金子:
そうですね。
デーモンクリエイターの所で描いたチェシャ猫が好きかな(笑)
一見普通に見えるけど、実はちょっと色が違う。
歯並びも人間の歯並びになっていて異質さもあるし、気に入っていますね。
■参加障壁を下げ、SNSをする感覚で誰でも気軽に楽しめる状態を作ることが業界の課題
東:
クオリティの高い素敵なイラストたちに皆さんきっと満足いただけると思います。
次の質問ですが、Web3、NFT、ブロックチェーン技術が広まる事についてどうお考えでしょうか。
また、今後期待する事はございますでしょうか。
金子:
もうWeb3なんかの新しい技術を使ったゲームの時代は絶対来るんだろうなって予感はあって。それがどんな風に表現されるのか、想像はできないんだけど。
ただ、今は少し参加するためのハードルが高いですよね。
難しい事を考えずに、手が出しやすい状態にすることがまず大事に感じます。
東:
そうですね。
ひと昔前よりは少しは良くなりましたが、未だウォレットの準備や仮想通貨の購入など、未だハードルは高く思います。
金子:
Web3の登場で、中央集権型から非中央集権型へと移行しているけど、これは相互関係、言わば個人間で繋がれるみたいな 世界観じゃないですか。
そうなってくるとブロックチェーンなりNFTなり、もっと分かりやすく、参入しやすくならないと意味がないように思うんですよ。
そこをどうクリアできるのか。
そこはこれからの業界の課題だと思うし、それこそDEAさんにも頑張ってもらいたいんですけど(笑)
個人的には簡単にNFTを獲得できて、気軽に売買できて、個人間で気軽にそれ売ってくださーい、みたいなやり取りができる世界になれば最高ですよね。
税金も仮想通貨で払えたりとか。
東:
耳の痛い話です。
確かにそうなんですよね。やはりそこは私たちも課題にし、どう参加障壁を下げていくのか改善していかないといけませんね。
金子:
SNSをやるような感覚で、登録したらもうすぐにできるっていうのが一番いいと思うんですよね。
東さん頑張ってください(笑)
東:
貴重なご意見ありがとうございます。
では、次に金子さんが、Web3領域で取り組んでみたいアイディアなどはございますでしょうか。
金子:
いやー、難しいですね(笑)
自分的にはあまり野心とかなくて、日々楽しく生きれればいいかとは思っているんですが。
東:
例えばですが、Web3上で金子先生の個展を開いてみるとかはいかがでしょうか。
ファンはきっと喜ぶと思うのですが。
金子:
DEAさんのような企業から興味を持っていただけいてお話があるなら色々できればいいかなとは思っていますが、自分1人でやりたい事っていうと結構自己完結しちゃってて、実現できてしまっていると欲がなくなってきちゃうんですよね
やっぱりコンテンツって飽きられないようにインフレ化する必要があるじゃないですか。
みんなのハードルも期待度もどんどん上がっていって、それに答えようとして過激なネタをやって、みたいな。
そうなると準備も大変だし危うさもありますよね。
個人的には、肩の力抜いて、長く続けられるコンテンツが一番だと思っていますから、肩肘張らずに続けられるような、サロン的なものなら是非やってみたいですね。
東:
ありがとうございます。
では、最後の質問になってしまいますが、JobTribesユーザー、ゲームファンの皆様に一言お願いします。
金子:
JobTribesプレイヤーの皆様初めまして。僕の事をご存じの皆様はお久しぶりです。
今回はLegendaryとEpic、4種類のNFTをデザインさせていただきました。
ぜひ手に取って、楽しんで頂けると嬉しいです。
ゲーム関係では暫く新作を出せていなかったので、今回このような機会をいただいて皆様に新作をお届けできて何よりです。
変わらず応援頂けると幸いです。
東:
反響がありましたら、ぜひ第2弾、第3弾と続けて行き、JobTribesの中でも金子ワールドを広げていただけますと何よりです!
金子:
そうですね。
また皆さんにイラストをお届けできる日を楽しみにしています。
東:
本日はお忙しい中ありがとうございました。
■Digital Entertainment Asset Pte. Ltd. | https://dea.sg/jp/
2018年8月に設立されたシンガポールを拠点とするグローバルなWeb3エンターテインメント企業です。DEAはPlay to Earnゲームの開発会社であり、GameFiプラットフォーム「PlayMining」 、NFTマーケットプレイス「PlayMining NFT」、メタバースプロジェクト「PlayMining Verse」、自社発行の暗号資産「DEAPcoin(DEP)」の運営を行っています。3社のIPOを含むスタートアップ企業の設立、ヒットゲームの制作、ウェブテレビ番組の制作、NFTゲームに対する深い理解など、数十年にわたる経験に基づいて、吉田直人と山田耕三の2人の共同CEOがチーム全体を牽引しています。
代表者: 吉田直人 山田耕三
所在地: 7 Straits View, Marina One East Tower,#05-01,Singapore 018936
設立: 2018年8月
事業内容:GameFiプラットフォーム事業
■PlayMiningについて
PlayMiningは、全6タイトルのPlay to Earnタイトル、クリエイターと共創するメタバースプロジェクト「PlayMining Verse」を柱とするGameFiプラットフォームです。現在、世界に270万人以上の会員を有しており、"誰もが「楽しみながら」生活できる経済社会を"をコンセプトにコンテンツの拡充とユーザー拡大を続けています。
■『JobTribes』について
『JobTribes』は職業をテーマにしたトレーディングカードバトルゲームです。あらゆる職業が擬人化された個性豊かなキャラクターが登場します。NFTは、ゲーム内でバトルの勝敗に大きく影響を与える強力なバトルカードとして使用できます。また、 ゲームのストーリーは Netflixが選ぶ日本のトップクリエイター6人の1人に選ばれた樹林伸 氏が担当しており、壮大な世界観を楽しむことができます。
・公式サイト: https://jobtribes.playmining.com/
・X(旧Twitter): https://twitter.com/JobtribesJP
・Discord: https://discord.com/invite/UcEAuyZGCV
■参考のプレスリリース(8月17日)
■【JobTribes × 金子一馬コラボ記念】金子一馬氏特別メッセージ
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