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第一三共ヘルスケア株式会社

敏感肌と向き合い続けた「ミノン」の50年。歴代担当者が継承する“変わらない想い”とは。

(PR TIMES STORY) 2023年11月09日(木)11時21分配信 PR TIMES

第一三共ヘルスケア株式会社の敏感肌向けスキンケアブランド「ミノン」は、今年で誕生から50周年を迎えた。ブランド誕生以来、敏感肌に寄り添い続けてきたミノンは、この50周年を機に、”誰しもに訪れうる肌と心がゆらぎやすい時期”を「敏感期」と捉え、すべての人の肌と心のすこやかな未来をつくることを目指し「-敏感期に寄り添う- 肌とやさしさにエールを。プロジェクト」を9月から始動した。

そこで今回は50周年の節目に始動した本プロジェクトでの取り組みと、「ミノン」ブランドの歴史や想いを、ブランドマネジャーである蔵本晶子に聞いた。


「ミノン」誕生のヒストリー―

敏感肌向けスキンケアブランドである「ミノン」は、ブランドメッセージとして「肌とやさしさのあいだに。」を掲げている。そこには、“肌と大切な人を想う気持ちの間に介在し続けるブランドでありたい”という願いが込められている。

では、「ミノン」はどのように誕生したのか。時代は1973年に遡る。その背景には、当時国内で石けんや化粧品に含まれる成分が原因でアレルギー性皮膚炎が多発していたことがあるという。


蔵本:当時の日本には、顔の皮膚が黒くなる「女子顔面黒皮症(現在名:色素沈着型化粧品皮膚炎)」と呼ばれる皮膚疾患があり、原因がわからず、治療法もない病気として知られていました。しかし、皮膚科医の先生方が、この病気の原因が化粧品アレルギーであることを特定されたことを機に、当社は原料メーカーと共同で、アレルギーの原因物質を極力カットした弱酸性石けん「ミノンスキンソープ」を開発しました。これが「ミノン」誕生のヒストリーです。


“化粧品アレルギーに悩む人の助けになりたい”という想いから誕生した「ミノン」。そのブランド名は開発当時から目指している”3つのNon”が由来となっている。


蔵本:”3つのNon”とは、Non allergic/Non toxic/Non alkalineを意味しています。これらを目指すことは、赤ちゃんから大人、高齢の方まで使い続けてもらうために必要だと考えています。開発当時は50年前なので、まだ「敏感肌」という言葉が広まる前から、ミノンが肌のやさしさにこだわり続けてきたことがお分かりいただけると思います。



1973年に弱酸性の固形石けんから販売を開始したミノンだが、その後1974年にクレンジングフォーム、1977年には液体の全身シャンプーを発売してボディケアシリーズとなる、さらには1992年のベビー全身シャンプーの発売などを経て、幅広い方々に使ってもらうため、洗浄料だけではなく敏感肌のトータルケアブランドとして、ラインアップを拡大してきた。


蔵本:2009年には低刺激性フェイスケアシリーズ「ミノン アミノモイスト」を発売し、今ではボディケアシリーズ、ベビーシリーズ、フェイスケアシリーズを合わせて50を超える製品を取り揃えています。ミノン全身シャンプーの売上は、薬用ボディソープ市場で7年連続No.1を獲得(※1)しており、ミノンが多くの方に親しまれるようになったことを実感しています。


※1 インテージSRI+ 医薬部外品 ボディーソープ市場 2016年1月〜2022年12月

各年累計販売金額 ミノンシリーズ合算


心のゆらぎと肌のゆらぎは連動する…「-敏感期に寄り添う- 肌とやさしさにエールを。プロジェクト」を通して伝えていきたいこと―

「ミノン」誕生から50年の節目、「-敏感期に寄り添う- 肌とやさしさにエールを。プロジェクト」が始動した。

9月12日のプロジェクト説明会&新TV-CM発表会を皮切りに、プロジェクトサイトをオープンし、“敏感期マップ”を用いた「敏感期」の説明や、肌ケア教室、生活者のエピソードをもとにした短編ムービーなどを公開している。本プロジェクトを始動するにあたっては、あるきっかけがあったという。

蔵本:昨年度から、ブランドのファンに向けた調査を行ってきました。そのなかで、ミノンをなぜ使うようになったかを聞いてみると、「3世代にわたって使用している」「昔、肌悩みがあったときに母が買ってきてくれた」「赤ちゃんのために使っている」といったエピソードをたくさん伺うことができました。ミノンのファンになってくれる瞬間を知ることができ、「ぜひこれらの素敵なストーリーを通してミノンの良さを伝えたい」と思ったことが、今回のプロジェクトを始めたきっかけです。


プロジェクトでは”誰しもに訪れうる肌と心がゆらぎやすい時期”を「敏感期」と捉えて、その対処法としてのスキンケアを伝えていくのだが、この「敏感期」に着目したことには理由がある。

蔵本:ファンに向けた調査で、普段は敏感肌ではない方も、一時的に肌がゆらいでしまう時期があるという声が多く聞かれました。このことについてさらに調査(※2)をしたところ、肌にゆらぎを感じる「敏感期」といえる時期を多くの方が経験していること、また、心のゆらぎと肌のゆらぎが連動していた人が多いことが分かりました。1年の季節を通してだけでなく、人生を通してゆらぐ時期がある。そういう時期に「ミノン」を使っていただければ、すこやかな肌状態を維持できるのではないか、また、自身が敏感期であることに気づけないと対処すらできないのではないか、という考えから、「敏感期」とその時期のスキンケア方法について発信していこうと考えました。「敏感期」であることに気づいて自分自身をいたわるだけでなく、他の人がそのような状態にいるときにもやさしくサポートしてほしいという想いがあります。


※2 「敏感期」実態調査 調査概要

●調査期間 :2023年8月23日(水)8月25日(金)

●調査委託先:(株)ネオマーケティング

●調査方法 :インターネット調査

●調査対象 :20代60代の男女600人 (性年代別 均等割付)

「敏感期」実態調査 詳細を掲載した第一三共ヘルスケアのリリース(2023年9月12日配信)はこちら:

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000005551.html



実際にプロジェクト説明会&新TV-CM発表会では、「敏感期」について生の声を聴くことができたという。


蔵本:トークセッションでは、ブランドキャラクターである岸井ゆきのさんと小関裕太さん、またジャングルポケット太田博久さん・元TBSアナウンサーの笹川友里さんに登壇してもらい「敏感期MAP」を用いて、自身の経験から肌と心に揺らぎがあった時期をマッピングしてもらいました。当時は気づいていなくても思い返してみると、思春期のとき、社会人になったばかりのとき、妊娠・出産のときなど、各々の「敏感期」があったようです。このような声を聞いて、「敏感期」についてもっと広めなければという想いが強まりました。リアルでの開催となり大規模な準備も必要でしたが、多くのメディアにも取り上げてもらえ、開催してよかったと思えました。


プロジェクトでは、今後も生活者向けのイベントを実施して、その様子をエールアクションリポートとしてプロジェクトサイトに掲載するなど、コンテンツを拡充していく予定だ。



歴代担当者から渡された「ミノン」という想いのバトンをつないでいく―

50年と長い歴史をもつブランドだからこそ、蔵本はこれまでの担当者がつないできた想いを重く受け止めているという。


蔵本:ミノンは歴史が非常に長いブランドであることから、現在の担当者でも知らないことがたくさんあります。今回の50周年に際して、過去の膨大な資料を改めて確認しました。そこには、歴代の担当者の苦労や、その時々の担当者が守り抜いたブランドのこだわりが詰まっており、そういう方々が「ミノン」をつないできてくれたおかげで、50周年にたどりつけたのだと感じました。

実際に過去の開発資料を見ると、リニューアルのたびにブランド立ち上げ当時の資料に立ち返って社内に説明をしており、当初の「低刺激性で肌へのやさしさにこだわった製品づくり」を続けていたことがよくわかりました。売り上げ優先で考えるのではなく、肌にとって最も良い製品をつくり続けていきたいという想いが伝わってきました。時代ごとに担当者が代わったり、ミノン自身もパッケージの装いが変わったりしていますが、ブランドメッセージとして伝えている根本にある「肌へのやさしさ」という想いはずっと変わっていません。



また社員からは、ブランド担当に限らず、「ミノン」への熱い想いを感じることがあったという。


蔵本:社内の営業メンバーとミノンについて意見を交わす機会がありました。そのなかで「ミノンは良いものであるという誇りをもって薦めている」といった声をいただきました。ブランド担当だけでなく、営業の方々もミノンの良さを十二分に理解して販売してくれていることを再確認しました。このような想いに触れると、今まで多くの方々が大切にしてきたブランドを傷つけてはいけない、担当者としてこのブランドを守っていかなければいけないと決意を新たにしました。



50周年を迎えた「ミノン」のこれから―

今回立ち上げたプロジェクトは今年度で終わりではなく、これからも継続する。


蔵本:プロジェクトについて、今年度は「敏感期」に焦点を当て発信していますが、今後はさらに啓発できるイベントを展開していきたいと考えています。ミノンのユーザーは、赤ちゃんから高齢の方までと、非常に幅広いです。さまざまな世代のユーザーとのコミュニケーションの機会をまだまだ増やしていけるのではないかと考えています。最近当社では、学会でのブース出展や医療機関でのサンプル配布、医療従事者向けの勉強会、がん患者さんに向けたスキンケアセミナーなどにも取り組んでいます。肌の悩みの重さに関わらず、より多くの方に「ミノン」の良さを知ってもらい、肌と心をすこやかにするお手伝いができればと思っています。


また、ブランドとしてはさらに先の未来を見据えている。「ミノン」が歩み続ける中、変わらない想いを大切にしてきた一方で、変化が必要なこともある。


蔵本:ブランドとしては今年50周年を迎えましたが、60年、70年、さらには100年続くブランドにしていきたいと思っています。ミノンスキンソープや全身シャンプーは、“これがいい”、“変えないで”というお声を多くいただきます。そんなお声を大切にし、変えてはならないところを把握して、これからも守り続けていきたいと思います。一方で、時代が変われば生活者のニーズも変わってきます。かつては固形石鹸から始まりましたが、ボディソープが主流になったことで液体タイプを、さらには泡タイプを発売。洗浄料のバリエーションを増やし、生活者にとってお使いいただきやすい製品を開発してきました。また、敏感肌の方のお悩みにより広く寄り添うため、洗浄料だけではなく保湿剤、フェイスケアなど、シリーズも拡大してきました。

これからも、製品をやみくもに出していくのではなく、お使いいただく方の声に耳を傾け、生活者に寄り添った製品であり続けるよう、変化を続けていかなければいけません。変化の過程においても、開発時から目指している「誰にとってもやさしいブランド」であるところは変わらず守っていきたいです。


誕生から50年間、今日まで数々の担当者が想いをつないできた「ミノン」。次の50年、さらにその先も長く愛されるブランドを目指して、これからも想いのバトンをつないでいく。



<関連情報>

◆FNNプライムオンラインにて記事掲載

誕生50周年を迎えた「ミノン」。平井理央アナがしっとり、さらさら体感と開発ストーリーに迫る ※記事内でミノンの実験動画も公開中

URL:https://www.fnn.jp/articles/-/594912


◆第一三共ヘルスケア株式会社について

第一三共ヘルスケアは、第一三共グループ(※3)の企業理念にある「多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する」という考えのもと、生活者自ら選択し、購入できるOTC医薬品の事業を展開しています。

現在、OTC医薬品にとどまらず、機能性スキンケア・オーラルケア・食品へと事業領域を拡張し、コーポレートスローガン「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」を掲げ、その実現に向けて取り組んでいます。

こうした事業を通じて、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」を推進し、誰もがより健康で美しくあり続けることのできる社会の実現に貢献します。


※3 第一三共グループは、イノベーティブ医薬品(新薬)・ジェネリック医薬品・ワクチン・OTC医薬品の事業を展開しています。


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