プレスリリース
“知る”ことではじめて選択が出来る。 ALL CONNECTが認定NPO法人カタリバの支援家庭に対して実施した、通信セミナーの裏側と想い。
「社会をにぎやかに!」を企業理念に、通信回線やスマートフォンなどの通信インフラサービスを取り扱う株式会社 ALL CONNECT(オールコネクト、代表取締役社長:岩井 宏太、本社:福井県福井市)は、すべての10代が意欲と創造性を育める未来を目指して活動を続ける認定特定非営利活動法人カタリバ(本部:東京都杉並区、代表理事:今村久美、以下カタリバ)にて支援を受けているご家庭の保護者様を対象に「損しないための通信費セミナー〜スマホ編〜」を開催いたしました。
通信事業会社として、より社会に、そして人々に貢献出来る形を模索する中で、今回新たな試みとしてセミナーの開催を始めた想いをお伝えします。
■セミナー開催の背景|1人1人が通信費を見直すきっかけを作りたい
2023年5月よりオールコネクトは認定NPO法人カタリバが行う「学びの機会格差の解消に向けた取り組み」に賛同し、子どもたちへのWi-FIの貸与に協力してきました。
貸与したWi-Fi端末は、経済的理由で自宅の通信環境に課題があるご家庭に貸し出され、子どもの学びのために活用されています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000070245.html
こうした取り組みの中で、通信事業会社としてもっといろいろな形で支援を拡大することはできないかという想いから、私たちは様々な方法を模索してきました。
“通信に関する「知識」で通信費が今より安くなったら、喜んでもらえないだろうか”
オールコネクトは創業から現在に至るまで数多くのお客様にご利用いただき多くの通信サービスのご契約をお手伝いさせていただいております。
『販売代理店として、お客様に適した通信サービスの提案を行ってきたオールコネクトだからできることを支援という形で世の中に提供したい』と考えていたとき、私自身が、昨年スマホを乗り換えたことで月々のスマホ代が約40%削減できたことを思い出しました。
特に使い方などを大きく変えたわけでもなく、機種もそのまま。サブブランドに乗り換えただけで大きく通信費用を削減することができたのです。
ここで、”カタリバで支援を受けているご家庭の通信サービスの料金プランは適正なのだろうか”という一つの疑問が浮かびました。
毎月の生活費の中でも、固定費に分類される通信費用。固定費が少しでも安くなれば月々負担を軽くすることが出来ます。
これまで販売代理店として培ってきた知見を活かし、セミナーや相談会を実施することで、通信費削減のお手伝いができれば、支援を受けているご家庭の方々にも喜んでいただけるのではないか。――早速、カタリバへコンタクトを取りました。
カタリバからの返答では、実際に支援を受けているご家庭は通信費の見直しへの意欲やニーズはあるものの、通信費の見直しをするための情報収集や、実際に手続きをするための時間を確保することがどうしても難しいという課題があるようでした。
こうして、継続的に通信費の削減に向けた取り組みを実施していくこととなり、その第一歩目として、通信セミナー開催に向けた企画の構想から実現までをカタリバにご協力いただけることとなりました。
■「損しないための通信費セミナー〜スマホ編〜」
当日は、カタリバスタッフを含む合計6名の参加者にお集まりいただき、 Zoomにてオンラインセミナーがスタート。
セミナーでは、自分にとって適正なプランを選ぶために「自分の通信使用量」や「オプションの契約状況」といった、現在の自分の契約状況をまずはしっかり把握することからスタートしました。
家計全体と通信費の黄金比についてや実際に見直しをした実例をもとに、ギガ数を増やして料金を安くしたパターンなどもご紹介。
また実際に見直すためにとるべき行動として、店舗へ行くのか、電話で手続きをするのか、あるいはWEB上で手続きを行うのかなどそれぞれの方法をメリットとデメリットを踏まえつつ説明しました。
通信セミナーにおいては、以下の2つをコンセプトに設定しました。
@中立的な立場で啓蒙やセミナーを開催する
一般的にBtoCセミナーとなると自社サービスへの誘致など、集客を目的として開催される事が多いかと思います。しかし、この取り組みに関しては弊社サービスの紹介や誘導などは行いません。
また、特定のキャリア(※)やブランドを持ち上げたり推奨したりするのではなく、中立的な立場でカリキュラムの作成を行いました。
キャリア:docomo、au、Softbank、楽天モバイルなど月々の通信費の支払い先である、通信事業者のこと。
A“知る”ことに重きを置く
ただ通信費用を安くするための診断やアドバイスを行うのではなく、最終的には自身で行動し選択と決定をするという点を大切にしています。
そのためにまずは自身の契約状況を“知る”というステップから開始します。
自分の状況を知った上で、次は自身に必要な通信容量やオプションサービスを“知る”というステップに至ります。知ってさえいれば損をしないで済むことは通信サービスに限らず多くの場合で言えることだと思います。
■参加者の様子|『中立的な立場』で話してもらえることを楽しみにしていた
コンセプトを踏まえ、オールコネクトの通信契約の専門スタッフとともにセミナーカリキュラムを作成しました。
講義開始前に今回の参加者が、
「通信費の見直しって調べるとたくさんサイトが出てくるけど、どれも企業や運営側の思惑がありそうで本当にお得なのか不安になるんですよね。今回は、中立的な立場でお話いただけると聞いて楽しみにして来たんです。」
とお話してくださいました。
まさにコンセプト通りの開催イメージを抱いてご参加いただけた様子に、喜びを感じつつも、期待を裏切らないセミナーにするぞ、という想いを胸にセミナーを開始しました。
オンラインでのセミナー中は、気になったことや感想・質問などのコメントを参加者自身が随時チャットで送れるようになっており、講師から“毎月の使用ギガ数はきちんと把握していますか?”という呼びかけには、”〇GBくらいだと思う…”や”あまり分かっていない”といった自信が無さそうなリアクションも多く、契約状況の把握度合やプランの選び方は参加者それぞれでした。
現役で通信サービスの契約業務を行っている講師が、ショップで良く使われる営業トークやフレーズなどを引用し、店舗で契約する際の注意点などを説明。最後は参加者からの質問タイムを設けました。
参加者からは、1つのキャリアを長く使うべきか、定期的に乗り換えをすべきかという質問や近所にショップがあるキャリアのほうが障害時にサポートは充実しているのか、など
たくさんの質問をいただきました。盛り上がった質問タイムは、予定の時間を15分ほど拡大し参加者の不明点や不安点を解消出来るようにコミュニケーションをとりました。
セミナー第一回目はおかげ様で盛況のうちに終了することが出来たと感じています。この日の内容や、いただいた質問からは、セミナー参加者にとって“ためになる情報” “必要な情報”についての具体的なイメージを掴むことが出来ました。セミナーをより良い内容にするため、この日の経験を今後も活かしていきます。
今回は『スマホ』をテーマに開催しましたが、通信費はスマホに限らず自宅の固定回線や固定電話、Wi-Fiなど多岐に渡ります。
これからもこの取り組みを継続し、多くの皆様が通信費を見直すキッカケを提供していきます。
■オールコネクトのCSR・SDGs
株式会社オールコネクトでは本社所在地への地域貢献を行い、ジェンダー平等や働きがいなどのSDGs目標に向けた活動を推進しています。「社会をにぎやかに!」の理念のもと、CSR、SDGs の活動を通じて、地域社会の発展、持続可能な世界の実現を目指しています。
今回の支援を通じて、少しでも多くの子どもが質の高い教育を受けることが出来るように尽力して参ります。
■認定NPO法人カタリバ
認定NPO法人カタリバホームページ( https://www.katariba.or.jp/)
名称:認定NPO法人カタリバ(認定特定非営利活動法人カタリバ)
設立:2001年11月1日
代表理事:今村久美
所在地:東京都杉並区高円寺南3-66-3 高円寺コモンズ2F
活動内容:
高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)/被災地の放課後学校の運営(岩手県大槌町・福島県広野町)/災害緊急支援(全国)/地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市)/家庭の事情で居場所を求めている子どもに対する支援(東京都足立区)/外国ルーツの高校生支援(東京都)/不登校児童・生徒に対する支援(島根県雲南市・全国)/子どもの居場所立ち上げ支援(全国)
■株式会社 ALL CONNECT
代表取締役 :岩井 宏太
所在地 :(本社)福井県福井市栂野町第15号1番地2
:(東京支店)東京都港区浜松町1丁目3番1号浜離宮ザ・タワー4F
設立 :2005年4月21日
URL :https://www.all-connect.jp/