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第一三共ヘルスケア株式会社

第一三共ヘルスケアが手掛けるYouTubeチャンネル「ねこいちさん」。生活者のパートナーとして、セルフケアを変えるちょっとした気づきを届ける1年間の軌跡。

(PR TIMES STORY) 2023年08月08日(火)10時35分配信 PR TIMES


第一三共ヘルスケア株式会社のセルフケア啓発YouTubeチャンネル「ねこいちさん」は、2023年8月4日に開設から1周年を迎えた。セルフケア情報を生活者に伝えるチャンネルとして、日常生活で感じる「ちょっとした不調」や放っておくと良くない「気をつけたい症状」、OTC医薬品の正しい使い方や病院を受診する目安、スキンケアやオーラルなどの正しい情報をアニメで楽しく伝えている。


現在では総再生数が40万回を超えて多くの方へ届いているだけでなく、企業とのコラボにより他社の健診会場で動画が再生されるなど、新しい健康情報の広がりを生み出すきっかけとなっている。今回は8月8日の”世界猫の日”にあわせ、「ねこいちさん」のこれまでの取り組みやその魅力、今後の目標について、Webメディア担当の砂川に聞いた。


製品だけではなく、生活者のパートナーとして”セルフケア”情報を発信して健康に貢献する。

「ねこいちさん」は、「楽しみながらセルフケアを意識し、健康を守る」というコンセプトのもと、2022年8月に、セルフケア啓発YouTubeチャンネルとして誕生した。当社のコーポレートスローガンである”Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ”の考えに基づいた取り組みだ。


砂川:私たちは製薬メーカーとして生活者に製品を使ってもらっていますが、それだけでなく同時に情報も発信していくことが必要だと考えています。薬を手に取っていただく方たちが悩んでいる症状の原因や市販薬での対処法、日常生活の心得などをセルフケア情報として届けることで、パートナーとして健康に貢献したい。そのような考えから、昨年「ねこいちさん」を立ち上げました。


チャンネルでは、のどの痛みや生理痛など「疾患の情報」から、食前と食間などの服用タイミングや軟膏とクリームの使い分けなど「薬の情報」を中心に発信し、健康維持の基本ともいえる食事についても、手軽に作れて健康に良い食事を紹介する「健康レシピ」の情報を発信している。YouTubeチャンネル発足から週1〜2本ペースで100本以上の動画を配信し、総再生回数は40万回超。現在では、より多くの方の健康に貢献すべくTikTokやX(旧:Twitter)での発信も行っている。

猫のような身近な存在に、という想いから生まれた「ねこいちさん」というキャラクター

チャンネルには、おしゃべりセルフケア猫の「ねこいちさん」の他に、コンビとなる「いぬくん」、また飼い主さん一家として、小学生の飼い主さん、大学生のお姉ちゃん、お母さん、お父さんが登場する。「ねこいちさん」と「いぬくん」が、ときには飼い主さん一家の悩みも取り上げながら、セルフケア情報を分かりやすく教えてくれる動画となっている。しかし、なぜ「ねこいちさん」は、猫のキャラクターでなくてはならなかったのだろうか。


砂川:猫のキャラクターにしようと思ったのは、お家に常にあり、体調が悪くなった時の助けになるおくすり箱のような存在をイメージしたからです。パートナーとしていつでもそばにいて見守ってくれ、つらいときにスッといやしてくれる猫という存在が、セルフケア情報を伝えるキャラクターにぴったりだと思いました。ちなみに「ねこいちさん」のひげが左右で1本、3本となっているのにお気づきでしょうか。実は第一三共の一と三を表現しています。ねこいちさんには他にも、第一三共らしさを毛のカラー配色や名前などにさりげなく取り入れています。

社内からは架空の生き物の方がよいのでは?といった提案もあったが、担当者の当初の想いは変わらず、熱心な社内調整の結果、ここに“猫”のキャラクター「ねこいちさん」が生まれることになったという。


また「ねこいちさん」は、動画配信でよく耳にすることもある電子的な読み上げ音声ではなく、声優をキャスティングして、生の声を収録しているという。


砂川:「ねこいちさん」の声は青二プロダクションの石橋桃さんに、「いぬくん」は同事務所の清水健佑さんに担当してもらっています。「ねこいちさん」、「いぬくん」が実際の人の声で話すことで、よりあたたかみを感じることができ、親しんでもらえるキャラクターになったと思っています。当初は、更新頻度の高さから音声読み上げソフトを使うことも考えましたが、声優さんにお願いして正解でした。声優のお二人からも「動画が参考になりました」、「新しい知識を得られ、勉強になります」とおっしゃってもらえたことがあり、とても嬉しく思っています。


石橋さん、清水さんは、飼い主さん一家の声も担当されており、「ねこいちさん」の世界観を作り上げるには、お二人の声が欠かせないものとなっている。


石橋 桃さん(青二プロダクション)


<主な出演作>

・「SOUND VOLTEX EXCEED GEAR」グレイス 役

・「艦隊これくしょん -艦これ-」桃役/涼波役

・「ぼくたちは勉強ができない」池田役

・「ミュークルドリーミー」花房ひろこ役

・「キラキラ☆プリキュアアラモード」ポポヌン役

清水 健佑さん(青二プロダクション)


<主な出演作>

・「ブリジャートン家」コリン・ブリジャートン役

・「エクストリーム・ジョブ」キム・ジェフン 役

・「旅チャンネルにっぽん酒処めぐり」ナレーション




「ねこいちさん」だからこそ、幅広い世代に必要な情報を伝えることができる

これまで配信した動画では、ピンポイントで知りたい情報を盛り込んだ動画の再生回数が伸びたり、コメントをもらえたりする傾向にある。


砂川:若い世代の方たちは、調べたいことがあるとSNSで聞いたり、YouTubeで検索を行ったりすることが多いと思います。そのため、知りたいこと、困っていることについて分かりやすく動画にすることで、さらにセルフケア情報が身近な存在になると思っています。第一三共ヘルスケアでは「くすりと健康の情報局」というメディアも運営して情報を発信していますが、文字だけではなかなか興味をもってもらえないこともあります。


若い世代を中心に、より幅広い層にセルフケア情報を届けるためには、YouTubeチャンネルやTwitterなどのSNSをうまく使って発信していくことで、より”わざわざ意識してなかったけど、気づけば健康が維持できている”が叶えられたら素敵だな、と考えています。実際に、YouTubeの総再生回数は40万回を超えています。


<「ねこいちさん」のなかで、人気が高い動画のご紹介>

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歯科検診でも活躍する「ねこいちさん」。ニッパツ(日本発条株式会社)横浜事業所での取り組み。

「ねこいちさん」でセルフケア情報を発信していくなかで社外からの反響も生まれている。ネットニュースで「ねこいちさん」のことを見つけてくれたニッパツの担当者から、社内の健診会場で「ねこいちさん」の動画を使わせてほしいとの連絡をいただいた。

砂川:当社からは動画を使ってもらうことは二つ返事で了承しました。「了承」という言葉では語弊があるくらい、担当として嬉しい連絡で、お問い合わせいただいたご担当者様に「どこで知りましたか?」「他にはどんな動画があるといいですか?」とこちらから質問攻めにしてしまいました。そして実際に健診会場で動画を見た方からの「健診会場に来るまでは歯科検診を受ける気はなかったが、動画を見て受けなきゃと思った」といったコメントを教えていただき、健診というセルフケアに対するアンテナが立っているときに伝えることが非常に大事だと感じました。このような機会をもっと増やすことで、「ねこいちさん」がセルフケア情報を知るだけでなく、「見た人の行動も変える」きっかけにつながったら嬉しいです。




「セルフケア=ご自愛」キャンペーン。SNSを利用した「ガーナチョコレート」のキャンペーンへのコラボ

またSNSを使ったコラボレーションも生まれた。当初TwitterはYouTubeでの動画公開を知らせるために使っていたが、セルフケア情報を伝えるツールにできないかと模索していた。そんなとき、株式会社ロッテが行っているガーナチョコレートの”バレンタインのせいにして。”という全国的なキャンペーンが、2022年度に続き2023年度も新たな形で行われることを、代理店を通じて知り、「ねこいちさん」もコラボレーションしたいという思いが募った。


株式会社ロッテのリリース(2023年1月17日配信)はこちら:「バレンタインのせいにして。」今年のバレンタインは、昨年に引き続き日本中の皆さんが思い思いにバレンタインを楽しむ世の中になるように、という想いを込めてガーナからのメッセージを発信します。|株式会社ロッテのプレスリリース (prtimes.jp)


砂川:キャンペーンの内容は、「日本中の皆さんが思い思いにバレンタインを楽しむ世の中になるように」という、聞いた自分もワクワクするようなものでした。バレンタインを楽しむ文化として、最近では自分自身にご褒美のご自愛チョコを買う機会も多いと思いますが、”ご自愛って、つまりセルフケアの事ですね“と編集メンバーの一人が口にしたことで、「ねこいちさんもこのムーブメントの当事者になりたい!」と熱い思いがこみ上げました。期間中は大切な日を楽しく迎えるためのスキンケアや、ヘルシーにアレンジしたチョコレートスイーツレシピの紹介など、バレンタインの時期に“チョコっと”役立つセルフケア情報をYouTubeやTwitterで発信し、セルフケア製品をプレゼントしました。ねこいちさんは当時、今よりさらに無名キャラクターでフォロワーもほぼゼロでしたが、あたたかくコラボ参画を許諾いただいた「ガーナチョコレート」のご担当者様には今も感謝しています。そしてTwitterでは多くの方がキャンペーンに参加くださり、「ルルとトランシーノの会社だったんだ」、「ミノン大好きだけど、第一三共ヘルスケアが発売してたんですね」といった、製品や企業名をつなげる活動も、ねこいちさんが橋渡しをしてくれました。YouTubeでは「症状」に結びついたコメントが多いですが、Twitterでは「製品」に結びついたコメントが多く、セルフケアで健康に役立ってもらうためにも、製品をもっと知ってもらうためにも「ねこいちさん」が猫の手を貸してくれた!と手ごたえを感じる機会になったと思います。


第一三共ヘルスケアのリリース(2023年1月31日配信)はこちら:セルフケア啓発YouTubeチャンネル「ねこいちさん」とガーナチョコレートがコラボレーション 「バレンタインのせいにして。ご自愛キャンペーン」を実施|第一三共ヘルスケア株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)


製薬会社のYouTubeへの挑戦。制作会社と意見を戦わせて作り上げてきた「ねこいちさん」。

第一三共ヘルスケアがYouTubeといった動画配信サイトでの定期配信をするのは初めてのことだった。そのため、どのような動画をつくれば見てもらえるのか、この1年間は試行錯誤の繰り返しだった。砂川は常に「ねこいちさん」のことを考えているほどだという。


砂川:YouTubeはどれだけ考え抜いて作るかというよりは、実際に作った動画がどんな反響だったかということが重要なので、制作会社の担当者とは毎週ミーティングを行って、再生数が伸びた動画と落ち込んだ動画について、その要因を話し合っています。制作会社の担当者はYouTubeのターゲットとなる若い世代の方たちのため、内容に関して率直な意見をもらうことで、より興味をもってもらうにはどのようにすればよいかを考えています。


若者世代の方に見てもらうため、ただ興味を持ってもらえる動画を作ればいいのかというとそうではないという。やはり製薬会社として「正しく適切に薬を役立てること」、さらに「自己判断せず病院に行くべき事・次から症状を予防すること」、こうした情報まで正しく発信していく必要がある。


砂川:製薬会社だからといって、おもしろおかしい動画にすることがいけないというわけではないです。ただ、その情報が事実に反していないか、薬事的に問題がない表現かは当然として、受け手が誤解してむしろ健康を損ねる動画になっていないか、さらにクチコミで広がる過程で間違う情報になっていないか、まで事前に検討しています。その点で、制作会社の担当者とぶつかり合うことも少なくありません。「興味のある情報」vs「伝えなければいけない情報」、「生活者が話している言葉選び」vs「正確な用語表現」、という構図で議論になります。お互いに譲らないのですが、そういうときは何でそう思うのかを聞いてさらに考えを深めるようにしています。ぶつかり合うということは、関心があり、こだわりたいということ。そのため、よくないことだとは思っていません。お互いに意見をもって戦わせることができるからこそ、より良いものにしていけると信じています。


動画の更新頻度を落とせないなかで、毎週の制作会社との打ち合わせが続く。そんななかでもやりがいは大きい。


砂川:常に動画のネタを考えなければいけないことはとても大変です。また動画の反響が大きいと、それなりに緊張を感じることもあります。でもそれ以上に、自分たちが「ねこいちさん」を通して発信した情報が、生活者の方に共鳴してもらえることをとても嬉しく思っています。




「ねこいち」さんをセルフケア情報の伝道師に

YouTubeチャンネルの開設から1年が経過した。動画の企画、制作に日々取り組むなかで「ねこいちさん」をどのような存在にしていくか、考えていることがある。


砂川:当社は製薬会社として、これまでつらい症状にすぐれた効果を発揮する、科学的に根拠のある製品を沢山作ってきました。そして、正しく薬を使い、セルフケアで症状を予防し、サインを見過ごさず受診する目安となる情報も発信してきました。使用方法によって薬が健康を損ねないよう、副作用や使い方に注意を促す情報も、同時に発信しています。

しかし、これからは新しく情報を「作る」だけでなく、「届ける」、それも生活者の視点で自然な形で「届く」ことこそ大切と感じています。健康に関する知識は日々新しい情報が発信されていきますし、若い方は新しい情報をキャッチする能力は高いと思います。しかし、基本となる健康やセルフケア情報が身についていない、という方も少なくないと思います。大袈裟ですが、現代社会において、将来世代を「情報の渦から守り、健やかな生活を送るためのお手伝い」をする使命も感じています。正しいセルフケア情報を知っていれば、避けられる身体の不調もあります。社内外問わず、もっと「ねこいちさん」をセルフケア情報の伝道師として使ってもらえれば、さらに広めることができると思っています。

第一三共ヘルスケアが「ねこいちさん」を通して発信した情報で、生活者の毎日の暮らしにちょっとしたセルフケアのコツが活かされていく、それがその方の健康と人生に貢献できること、それが私たちの目指すところです。


世界中の人々にセルフケア情報を伝えるため、「ねこいちさん」のセルフケアに関するおしゃべりは今日も続いていく。



◆「目指せフォロワー22,222名!選べるプレゼントキャンペーン!」が8月8日からスタート

「ねこいちさん」キャラクターが誕生して1周年というタイミングとなる8月8日、世界猫の日に合わせて、「目指せフォロワー22,222名キャンペーン」を実施します。「ねこいちさん」公式X(旧:Twitter)アカウントをフォロー&リポスト(リツイート)していただいた方に抽選でプレゼントするキャンペーン。今回は、実際の猫にもプレゼントになるようにと考え、第一三共ヘルスケアのセルフケアセットだけでなく、猫ちゃんにとっての「セルフケア」に使える爪とぎセットも選べるようにしました。ぜひ参加してもらい、この機会に夏に気になる症状の動画を楽しんでください。



<関連情報>

◆第一三共ヘルスケア ニュースレター

セルフケア啓発YouTubeチャンネル「ねこいちさん」誕生1周年記念

フォロワー22,222名を目指すプレゼントキャンペーン実施

URL:https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/newsletter/info_npr_2308_00909.html


◆第一三共ヘルスケア株式会社について

第一三共ヘルスケアは、第一三共グループ(※)の企業理念にある「多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する」という考えのもと、生活者自ら選択し、購入できるOTC医薬品の事業を展開しています。

現在、OTC医薬品にとどまらず、機能性スキンケア・オーラルケア・食品へと事業領域を拡張し、コーポレートスローガン「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」を掲げ、その実現に向けて取り組んでいます。

こうした事業を通じて、自分自身で健康を守り対処する「セルフケア」を推進し、誰もがより健康で美しくあり続けることのできる社会の実現に貢献します。


※ 第一三共グループは、イノベーティブ医薬品(新薬)・ジェネリック医薬品・ワクチン・OTC医薬品の事業を展開しています。


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