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隠れた「なぜ」を導き出す、Mixpanelのソリューション・アーキテクト

(PR TIMES STORY) 2023年02月06日(月)14時03分配信 PR TIMES


Mixpanel」は、グローバルで6千社以上の導入実績をもつプロダクト分析ツールです。Mixpanelのソリューション・アーキテクトは、日々世界中のデジタル企業の成長を、プロダクト分析によってサポートしています。

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シニア・ソリューション・アーキテクトであるエイロン・ビンマン氏に、これまで数々の企業を成功に導いてきた秘訣について話を聞きました。


「うまくいっているか」


新しい機能やプロダクトがでるたび、この基本的な質問に答えるために、プロダクト分析トラッキングを実装したくなる衝動にかられるのは、プロダクトマネージャーにとって自然なことかもしれません。


「ユーザーは新機能を受け入れているか」「重要な指標に影響はでているか」「追加のKPIに影響はでているか」これらはすべてプロダクトマネージャーが知りたい質問であり、プロダクト分析でエンゲージメント指標を調べることで答えが得られます。


しかし、質問の背後にある「なぜ」を導き出すことを怠ってしまうという人も多いのです。ある指標が機能している、あるいは機能していないのは「なぜか」を探ることで、プロダクトや機能に関する、より有意義な答えを得ることができます。また、浅い分析によって間違った方向に進んでしまうことを避けることもできます。


Mixpanelのアーキテクトは、具体的にどのような問いを立てているのか、LinkedIn投稿を例に教えてもらいました。




この投稿についてどのような質問を立てればよいかを考えるには、当然まず、追跡可能な基本のイベントを調べます。


いいね!(Like)

コメント

再投稿

送信

自動コメント候補の使用(編注:日本語UIでは現在表示されない機能です)


これらのイベントをトラッキングすることで、何人のユーザーがエンゲージ(いいね、コメントなど、プロダクトに関与するアクション)しているか、どのようなエンゲージをしているか、さらにエンゲージしたユーザーグループにどのような影響を与えているか、理解できるようになります。


これらは全て、間違いなく有益な情報です。しかし、プロダクト(この場合は投稿)の成功に隠された「なぜ」は、表面的なユーザー行動よりも深いところにあることが非常に多いのです。


この例の「なぜ」の質問は、「なぜユーザーは、この投稿にアクションをとろうと思ったのか」です。


この質問を念頭に置いて、内容をさらに深めます。


現在の投稿の「いいね!」数を基にした、「いいね!」数の平均値はどのくらいか。(ここにゴールデンナンバーがありそう。)

おすすめされた投稿(友人が「いいね!」を押した投稿)を、ユーザーがシェアする確率はどのくらいか。

インタラクションのない投稿と一緒におすすめされた投稿が表示されると、次の投稿でもエンゲージする可能性がより高くなるか。


これらの質問に答えるために、上記のイベントに以下の情報を追加することができます。


現在のコメント数

現在の「いいね!」の数

シェアした人数

LinkedInのフィードでおすすめされたかどうか


このように捉え直した結果、他の投稿に比べて多くの「いいね!」を集めていなくても、フィードでおすすめされた投稿は、通常の投稿に比べて3倍以上のトラクションを集めるということが、簡単に分かりました。結局のところ、内容が良いか悪いかという問題ではなく、どのように流れてきたかが重要だったのです。


もし特定の投稿の「いいね!」数やコメント数しかカウントせず、それを他の投稿と比較して測定するだけのデータ分析だったとしたら、どうなっていたことでしょう。ある形式の投稿(フォーマット、テーマ、題材など)が、より多くのエンゲージメントを得ることができるという仮説を立てていたかもしれません。しかしどの投稿においても、「なぜ」エンゲージメントが発生するのかをより深く掘り下げてみると、実はそうではないことがわかります。


デジタルプロダクト全般において、指標に隠されている「なぜ」を常に探し出すことが重要なのです。


Mixpaneには、企業の成長を裏からサポートするプロフェッショナルが、多数在籍しています。今後も、すべてのデジタル企業にとって重要な指標測定を支援してまいります。


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