プレスリリース
エイジングケア(※)化粧水「ナールスピュア」。2023年12月、お客様の声と良い成分へのこだわりで改良を重ね、10周年の集大成として第4世代が誕生。
ナールスのエイジングケア(※)化粧品とは、人が持つ本来の美しさを引き出すため、“健やかで美しい素肌”をコンセプトに開発されたエイジングケアシリーズ。
京都大学と大阪公立大学で共同開発された ナールスゲンをはじめ、皮膚科学に基づいたエイジングケア化粧品成分を厳選して、配合することで、自らのお肌の力を高めて、ハリとツヤのある、素肌本来の美しさへと導きます。
※年齢に応じたケアのこと
そんなナールスの最初のアイテムであり一番の人気商品が、2013年に発売された「ナールスピュア」。
もともと化粧品には全く縁が無かった代表の富本充昭が、2012年に「ナールスゲン」という画期的名エイジングケア成分に出会ったことがきっかけで、化粧品事業がスタートしました。
新発売後、ナールピュアは、ナールゲンの新規性や話題性から、テレビニュースで紹介されるなどで人気商品に。
そして、その後2度のリニューアルを経て、2023年12月発売10周年を機に、3度目のリニューアルを迎えました。
この開発ストーリーでは、富本の言葉で10年間の歩みと4代目新ナールスピュアの魅力を伝えます。
化粧品成分としてのナールスゲンの優秀さに惹かれて開発が始まる
株式会社ディープインパクトは現在、3つの事業に取り組んでいます。
1つは創業時からの医療用医薬品のマーケティング支援事業。
2つ目が今回のストーリーのメインテーマであるエイジングケア化粧品事業。
そして、3つ目が2023年に新たに立ち上げた美容医療メディア事業です。
いずれの事業にも「医学」や「薬学」をベースとして健康や健やかな肌作りに貢献できる点が共通しています。
当社は2005年12月に現社長の富本充昭(以下私)が、最初のキャリアである大手製薬会社のマーケティング部門で得た経験と医薬品広告代理店で得た経験をもとに、大手医療用医薬品企業を顧客として、医薬品マーケティングの支援を行う会社として創業。
その後、出身大学である京都大学のつながりなどが縁で、京都大学と大阪市立大学が共同開発したナールスゲンに出会あったのが、2012年の初め。
もともと医薬品のメカニズムなどに興味があった富本。開発期間も投資額も大きな医薬品と比べると化粧品なんてと思っていたため、その時点ではまさか自分がエイジングケア化粧品の事業を進めるとは夢にも思いませんでした。
しかし、ナールスゲンの発表データや学術論文を読み、メカニズムも解明されていて、しっかりと有用性のエビデンスもある、とても優秀なエイジングケア化粧品成分であることに大いに興味を持ちました。
なぜなら、ナールスゲンが他のエイジングケア成分と違って、医薬品的な作用を持っているからです。
もちろん、ナールスゲンの安全性も気になりました。
画期的なエイジングケア化粧品成分だったゆえに、通常、化粧品で実施される安全性試験以外にも4つの試験が、課せられていました。
幸い、ナールスゲンは、すべての試験をクリアし、動物レベル、細胞レベル、人レベルで安全性が確認できていたのです。
つまり、ナールスゲンは、有効性の面でも安全性の面でも、期待できるエイジングケア化粧品成分であることが証明されていたのです。
そこまでわかってきた後、「もしかしたらナールスゲンを使えば、今までに無い画期的なエイジングケア化粧品が作れるかも?いや、作ってみたい」という気持ちが、次第に強くなっていったのです。
こうしてナールスゲンを使った化粧品の開発が始まったのです。
家族やスタッフが試作品をテストし、確かな効果を実感
まずは、試作品で家族や当社女性スタッフで実際に試してみることにしました。
妻の様子を、毎日観察したところ、最初の1週間、特に変わった様子はありませんでした。
しかし、2週間後くらいから、少し変化が現れてき、1ヵ月後では、かなり変化したようにみえます。
例えば、目の下がくすんでいたのが、1ヵ月程度使った後には、見た目にも明らかに顔の色が明るくなっていました。私の2人の娘も「お母さんの顔色が明るくなった」と口を揃えていました。
そして、同じく使用していた当社の女性スタッフからも、ナールスゲン配合の試作品を使った後、
「乾燥が解消したみたい」
「お肌のキメが整ってきた」
「製品になったら使いたい」
など、ナールスゲンの力を裏付ける好意的感想が相次ぎました。
もちろん、私自身も顔だけでなく、ひじなどにも使ったのですが、確かに、1ヵ月後くらいからひじのカサカサ感がしなくなったのです。
少人数ながら、ナールスゲンに関して、こうした実感を得ることができたことから、エイジングケア化粧品としての本格的な検証の準備に入ることにしたのです。
その後、ナールスゲン配合エイジングケア化粧品の試作品を、2ヵ月続けてお使いいただき、3日、1週間、1ヵ月、2ヵ月の時点でのアンケートで150名のアンケートデータを取ることができました。
そして、「これなら商品化を進めても大丈夫!」と考え、本格的にナールスゲン配合のエイジングケア化粧品として、製品化を進めることになったのです。
このとき、2012年12月。
いよいよナールスゲン配合のエイジングケア化粧品開発に本格的に着手したのです。
1) 初代ナールスピュア開発まで
わが社にとって、初めてのエイジングケア化粧品開発。社内スタッフ数名と社外のサポートスタッフでプロジェクトチームを結成して、商品開発を進めることに。
「画期的なエイジングケア化粧品成分ナールスゲンの良さを活かしたい」との想いから、ナールスゲン以外にどんなタイプのエイジングケア化粧品にするか?が、最初のテーマです。
試作で使ったものが、ローションタイプであること、ナールスゲンが水に溶けやすい成分であったことから、「ローションタイプ(化粧水)」を作ることに。
次は、ナールスゲン以外にどんな成分を配合するか?
ここで、決めた条件は、
● できるだけナールスゲンの成分としての良さを実感できるようにしよう。
● ナールスゲンとの相性の良い成分を配合しよう。
● どんな肌質の方でも使ってもらえるようにしよう
ナールスゲンとの相加効果で、コラーゲンの増加をより助けるビタミンC。
酸化を抑える力があり、肌荒れを防ぐビタミンE。
この2つはすぐに決定しました。
成分の良さと使用感を考え試作を切り返した結果、最終的に全部でたった10成分というシンプルな配合で進めることになりました。
アルコール(エタノール)、香料、着色料、油分などは配合していません。
この時、2012年の終わり。
ブランド名はまだ決まっていませんでした。
ブランド名は、
◆ナールスゲンの良さをシンプルに活かしたい!
◆「純粋」に私たちのエイジングケア化粧品の想いを届けたい!
◆わが社初めてのナールスゲン配合エイジングケア製品
といった視点から、「ナールスピュア」の名前が誕生しました。
TVニュースの放映が注文殺到のきっかけに
そして、2013年、満を持して新発売したナールスピュア。
ナールスゲンという素晴らしいエイジングケア化粧品成分への期待もあり、新発売後、すぐに話題になるだろう!と大きな期待をしての船出。
しかし、現実は甘くありませんでした。
7月は、試作段階で実感して頂いた方やその方々の紹介、スタッフやご協力いただいた関係者などが殆どで、思ったほど知られることがないまま1ヶ月近くがすぎました。
そして迎えた8月1日。夕方、関西のテレビニュース「関西情報ネットten.」で、ナールスゲンとナールスピュアが放映されたのです。
実は、5月に大阪のグランフロントで、アンチエイジングに関する「Beautiful-Aging Festa 2013」というイベントがあり、ナールスピュアを新発売する記念として、ブースを出典していたのです。
その際に、TV局からブースの様子を取材されていたのですが、それがTVニュースで放映されたのでした。
その日、夕方の5時30分から急に大量の注文がウェブサイトから入ったり、電話注文がひっきりなしに。
事前にこのニュースがあることは知らされておらず、お客様から「テレビニュースで見た」と教えていただき、ようやく事情が理解できたのです。
ナールスピュア新発売から1ヶ月。
大きな幸運に恵まれてナールスピュアは人気の化粧水となったのです。
そして、2014年に@cosme(アットコスメ)で化粧水ランキング1位になることができ、多くの口コミやレビューを集めています。
エビデンス取得へのチャレンジ
その後、2014年にはナールスピュアそのものが、頭皮ケアの製品になる可能性を探るために、関西アーバン銀行(当時)の助成金を得て、大阪市立大学との共同研究を行いました。残念ながら、頭皮に関しては思った成果はでなかったのですが、この研究は良い経験となりました。
2023年、3度目のリニューアルは「ヒト幹細胞培養液エキス」に着目
2013年の発売以来、ナールスピュアは2回のリニューアルを行い、よりお客様のご要望を満たせるよう成分をアップデートしてきました。
そして今年2023年は10周年を迎えるため、この年にリニューアルを行うことは以前から決めていました。
やはりこだわったのはこれまでと同じく成分です。
1つは、当社のお客様である30代以上の女性に注目度の高い「ヒト幹細胞培養液エキス」です。
この成分は、たくさんの成長因子やアミノ酸などが豊富で肌のターンオーバーの正常化をサポ―することで年齢肌をケアします。
ほかにも
・細胞賦活
・コラーゲン産生アップ
・ヒアルロン酸産生アップ
・保湿効果
があり、エイジングケア世代の美肌作りにピッタリの成分です。
しかし、今ではヒト幹細胞培養液エキスはたくさんの種類が登場しているため、どれを選ぶか問題です。
私たちは、品質や効果、安全なものにこだわりました。
さまざまなヒト幹細胞培養液エキスを調査した果、選んだのは、「純国産のヒト臍帯血幹細胞培養液」。
これは、へその緒や胎盤を流れる血液に含まれる幹細胞由来の培養液上清液で、若返り因子「GDF-11」(※)が豊富であるという特徴があります。また、成長因子(サイトカイン)のバランスが良いことも特徴です。
また、20〜30代の日本人ドナーの出産において得られた臍帯血から幹細胞のみを選び出し、培養した上清から細胞を取り除いた原料で、臍帯血の採取から製造まですべて日本国内で行う、“純国産”です。
さらに、日本国内の衛生管理が十分に行われた施設で採取された幹細胞を使っていて、記録の保存もされています。
今回のナールスピュアリニューアルで最も注目の成分が、この「純国産のヒト臍帯血幹細胞培養液」です。
これに加えて、加えたのはツボクサエキス(CICA)。
ツボクサエキスには、抗炎症効果に加えて、肌のハリをアップする効果や保湿効果、メラニンを抑えて、肌の透明感をアップする効果が期待できます。
また、ツボクサエキスは、皮膚刺激性もなく、乾燥肌や敏感肌、ニキビ肌の方にも使えます。
※GDF-11とは、ハーバード大学で研究され、有名な科学雑誌「SCIENCE」や「CELL」に臨床研究結果が掲載された注目成分。年齢ともに減っていくが、補うことで幹細胞やコラーゲン、エラスチンなどの増殖を促し、皮膚の再生やエイジングケア作用が期待できる。
さらに、ナイアシンアミドの濃度を2倍にすることで、エイジングケアに対するパワーアップを図りました。
そして、最後に再生医療や幹細胞培養液に造詣の深い、医療法人社団 サカイクリニック62の理事長である坂井 万里先生の監修を受けて、4代目ナールスピュアが完成しました。
そんな4代目ナールスピュアは、2023年12月20日発売予定です。
10周年の節目を迎え、グローバルな化粧品ブランドへ
2023年でナールスのエイジングケア化粧品は10周年の節目となりました。
今後の10年はナールスを世界でも知られる化粧品ブランドに育てたいと考えています。
そのためにはグローバル市場でのブランディングも大切です。現在、シンガポール及びマレーシアで実績がありますが、ベトナムとドバイでの取引も開始されました。また、他のアジア諸国、中東への参入、さらにはアメリカやヨーロッパ、オーストラリアへの参入なども視野に入れた活動を開始しています。
その1つが、メタバースを使った多言語でのナールスのエイジングケア化粧品の仮想店舗の構築です。
これが全世界の方々に、自国語の言語でナールスのエイジングケア化粧品の特徴を理解していただき、製品イメージを体感してもらえるための構想です。
2024年には日本語、英語ほか5か国語のメタバースを開設予定です。
また、万国博覧会へ大阪ヘルスケアパビリオンへの出展エントリーしており、2024年2月のコンペティションにチャレンジする予定です。コンペティションを勝ち抜き、万博への出展が可能になれば、グローバル市場でのブランド認知度を一気にアップさせることが可能になります。
ナールスのエイジングケア化粧品は、これからの10年も新たなチャレンジに取り組んでいきます。
ナールスの製品情報
◆公式サイト「エイジングケア化粧品のナールスコム」
◆ナールスピュア(2023年12月21日よりリニューアル新発売)
https://www.nahls.co.jp/Landing/Formlp/pure.aspx