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テニススクール向け会員管理システム「spohabi」(スポハビ)。新規事業として社内から起案・開発した経緯とプラットフォーム化への展望

(PR TIMES STORY) 2023年10月01日(日)02時23分配信 PR TIMES

CREFIL株式会社は、全スポーツの総IT化を実現する事を目的とし、テニススクールを対象としたオンライン会員管理システム「spohabi」(以下:スポハビ)を提供しています。


スポハビでは、現場の声を大切にしたマーケティングベースでの開発により、業務にフィットしたUI・UXで、テニススクールのフロント業務の負担を削減します。


機能としては、優れた操作性によるスマートな会員管理の機能・3ステップの予約機能・レッスン決済の一元管理機能を備えており、将来的にはスポーツ好きが集まるプラットフォームでの物販機能など、幅広くサービスを展開していきます。

HP: https://official.spohabi.com/


今回は、CREFIL株式会社代表取締役CEOの丹治雄弥に、開発の裏側や今後の展望について聞きました。



テニススクールのIT化が進んでいない。現場で使いやすいシステムを目指した「spohabi」とは?


- まずはspohabi(以下スポハビ)とはどういったシステムなのかを教えてください


丹治:テニススクールのスマートな会員管理・予約管理が出来るシステムです。またスクール生の方々向けには簡単にレッスンの予約・決済が出来たり、QRコードでチェックインできるような機能を提供しています。


- テニススクール向けのシステムを構築することになった背景は何でしょうか?


丹治:現在、欧米を始め海外を中心にあらゆるもののIT化が進んでおり、スポーツ業界でもスクール運営のIT化は推進されています。

ただ、他のフィットネスクラブに比べるとテニススクールのIT化はなかなか進んでいない状況にあります。

背景には、テニススクール特有のレッスンの料金体系や設備管理が挙げられます。この状況を改善するために実際にテニススクール様の現場の声を反映しながら、現場で使いやすいシステム構築を行いました。 



- テニススクール特有の課題があったのですね。スポハビにある他の機能を教えてください。


丹治:先ほど挙げた機能の他には、家族会員の代理でのレッスンの予約や支払い手続きが行えたり、集客から決済までをワンストップでサービス提供をしているため、売上の一括管理が可能です。経営者・経理担当者のご要望に応える形でダッシュボード機能も追加し、売上などの継続的な推移や前年比較の確認がひと目で行えます。


新規事業としてのアイディア立案から事業として形になるまで


- どのような流れでスポハビが誕生したのですか?


丹治:CREFILでは2ヶ月に1回、社内メンバー全員が集まる全社会というイベントがあり、「新規事業のアイディアをプレゼンしよう」という回を開催したところ、ヘルスケア事業で取り組みたいという声が多く集まり、ヘルスケア業界をターゲットにした新規事業を立ち上げてみようと決まりました。 


立ち上げ当初は、社内メンバーでスポーツやランニングを行い、デバイスで数値を計測し楽しみながら競い合ったりもしました。


事業内容を決める上で重要視したのが、「健康であることをライトに確認できること・健康維持を日頃から手軽に行えるようになること」です。

健康維持は日々の積み重ねが大事ですが、多くの人に広く普及させるには、一人で続けるものではなく、「スポーツスクール」向けのサービスが良いのではないだろうかと考えました。


また、スポーツ人口で考えると、海外も含めたユーザーが対象となるので、将来的な海外進出も考えるとビジネスチャンスもあり、国や年齢の垣根を超え、より多くの人にサービスを届けられます。

スポーツの種目については、私自身がテニス好きだったことや、テニススクールを運営している方との繋がりがあったので、まずはテニス業界にフォーカスする事にしました。

テニススクール運営の方からテニススクールならではの課題や現状の問題点を伺ったのがスポハビ立ち上げの経緯です。




- テニススクール特有の課題への対応はどのように行ったのでしょうか?

 

丹治:スクール生ごとの個別請求や割引設定・細分化されたレッスンプランといった複雑な料金体系の管理や設備管理をより簡単に行いたいという要望に応えるため、管理画面やユーザー画面のUI・UXに注力しました。

予約管理や画面からの出欠管理だけでなくQRコードを使ったチェックイン機能・チケット管理を備えることで、テニススクールのフロント業務の負担削減を行えるようにしています。

またテニススクールのランディングページから流入したユーザーが直接電話で問い合わせする事なく、仮会員となり体験レッスンの予約や問合せが出来る機能も整えています。

現在も日々の運用の中で挙がった声を大事にしながらアップデートを進めています。

プロダクト開発では多くのステークホルダーと議論し、使いやすいWebサービスを目指した


- ゼロからの開発の中で苦労した点はありますか?


丹治:ステークホルダーが多く、議論を重ねながら進めた点です。パートナー開発会社やデザイナー、現場のスクール運営の担当者やスクールフロントスタッフの方など、開発メンバーだけでなく、現場の声をサービスに反映するため、何度も議論を重ねながら方針決めを行いました。時には私自身による判断ももちろん行いましたが、使いやすいWEBサービスを目指して積極的に関係者とコミュニケーションを取りました。


- スポハビが一般公開までうまく進んだ背景などはありますか?


丹治:チーム連携の良さが挙げられるかと思います。テニススクールからのご要望へ応えるために方針転換も多い中、開発やビジネスパートナー含めた全員が同じ方向を向いて進んだので無事に一般公開まで進められました。


- 成功を感じたエピソードがあれば教えてください。


丹治:大手スクールへの導入が直近で決まったことですね。運用に必要な機能のヒアリングを行い、短期間で追加機能の開発を行いました。複数店舗で利用していただくことになるので、特定のスクールに限られない、スクール間の垣根を超えたイベント開催の実施など、良いスタートが切れました。


- リリース後の反響はいかがですか?


丹治:スポハビを導入していただいたスクール様にどんどんスポハビをご紹介いただいており、現在順調にいくつかのスクール様と導入に向けて話を進めています。


他のスポーツや別の業界でのサービス展開も視野に、プラットフォームを確立したい


- 最後に、今後の展開について教えてください。


丹治:直近ではテニスの大会イベント機能についての機能切り出しや追加開発を行っており、近日中にリリース予定です。


今後はオンラインで相談しながら購入・レンタルでき、すぐにスクールで使えるEC機能も開発予定です。


スポハビは、テニススクール向けのシステムとしてスタートしましたが、将来的には他のスポーツや別業界でのサービス展開も考えています。

会員管理システムの枠にとどまらず、スポーツを始めようとしている人・スポーツ好きの輪を広げたい人・さらに高みを目指したい人など、あらゆる人々がスポーツライフをより充実させられるプラットフォームを確立していく予定です。





テニススクール向けオンライン会員管理サービス「spohabi」



公式HP: https://official.spohabi.com/

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