プレスリリース
アラカン(もうすぐ60歳)の家政婦さんがディオールのドレスに恋をした! 勇気と奇跡の物語。
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:夏野剛)は、 2022年10月24日(月)にポール・ギャリコの名作『ミセス・ハリス、パリへ行く』(亀山龍樹=訳 角川文庫)の新装版を発売いたします。
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なお、本作の同名実写映画が11月18日(金)より全国公開されます。
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60歳になる家政婦さんが、勤め先で震えるほど美しいディオールのドレスに出会い、一目ぼれし、必死でお金を貯めてパリに仕立てに行くお話です。
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翻訳は児童翻訳小説を多く訳してきた亀山龍樹。川端康成を師事した、昭和の名訳者です。
本作は1967年に刊行された、亀山龍樹訳の『ハリスおばさんパリへ行く(旧題)』を、タイトルを新たにした新装版です。ポール・ギャリコファンの間でも名作と名高く、長きにわたって復刊を切望されていた作品です。
また、映画評論家の町山智浩氏による解説も掲載。当時の社会状況をもとに、本作にどんな思いがこめられていたかを丁寧に読み解いています。
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何歳になっても夢をあきらめない勇気と奇跡の物語です。読めば温かい感動があなたをつつむでしょう。
あらすじ
1950年代のロンドン。ハリスおばさんはもうすぐ60歳の通いの家政婦。夫を亡くし、質素な生活を送っている。ある日、勤め先の衣装戸棚でふるえるほど美しいクリスチャン・ディオールのドレスに出会う。今まで身なりなど気にしてこなかったが、自分もパリでドレスを仕立てようと決意し、必死でお金をためることに。やがて訪れたパリで、新しい出会い、冒険、そして恋? 何歳になっても夢をあきらめない勇気と奇跡の物語。解説・町山智浩
書誌情報
『ミセス・ハリス、パリへ行く』(角川文庫)
著:ポール・ギャリコ
訳:亀山 龍樹
発売:2022年10月24日
定価: 990円(本体900円+税)
ISBN:9784041130247
発行:株式会社KADOKAWA
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322206000778/
著者プロフィール
ポール・ギャリコ
1897年、ニューヨーク生まれ。コロンビア大学卒。デイリー・ニューズ社でスポーツ編集者、コラムニスト、編集長補佐として活躍。退社後、英デボンシャーのサルコムの丘で家を買い、グレートデーン犬と23匹の猫と暮らす。1941年に第二次世界大戦を題材とした『スノーグース』が世界的なベストセラーとなる。1944年にアメリカ遠征軍の従軍記者に。その後モナコで暮らし、海釣りを愛した。生涯40冊以上の本を書いたが、そのうち4冊がミセス・ハリスの物語だった。1976年没。
亀山龍樹(かめやま・たつき)
1922年佐賀県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学科卒業。戦後、英米児童文学の翻訳や創作を多数発表。訳書に、スターリング・ノース『はるかなるわがラスカル』、ポール・ギャリコ「ミセス・ハリス」シリーズ、R・スチーブンソン『宝島』他。著書に、『宇宙海ぞくパブ船長』『ぞうのなみだ』『インド・インカ古代史考』『古代文字のひみつ』『世界の文化遺産 1 インド編』他。1980年没。
プレスリリース提供:PR TIMES