プレスリリース
高速道路での出動理由1位のタイヤトラブルがテーマ
JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)中部本部(本部長 山口真史)は、1月25日(火)、JAF中部本部(名古屋市昭和区福江)にてタイヤトラブル作業技術を競う中部本部大会を開催します。
開催の目的
JAF社内では、この大会を「JAF(ジャフ)リンピック」と称し、JAFのロードサービス隊員たちが安全・安心・迅速な作業を競い、全国どこでも均質で高品質なサービスをお客様に提供できるよう、知識・技術の向上を目的として開催します。
タイヤトラブル作業技術をテーマとした背景
2020年度年間の高速道路でのロードサービス出動理由第1位は「タイヤトラブル(パンク、バースト、エアー圧不足)」で、これは一般道路におけるタイヤトラブルが全体の18%なのに対し、高速道路は39%と2倍の出動となります。
JAFでは、タイヤトラブルへの対応としてスペアタイヤへの交換、エアー補充、タイヤの応急修理(修理可能な場合のみ)をおこないます。最近はスペアタイヤを積んでいない車も多く、今後も救援要請の増加が見込まれるため今回の競技会のテーマとしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10088/3844/resize/d10088-3844-8e776cf5c62176abd24e-1.png ]
競技会の内容
競技会の内容競技には、中部7支部(愛知・岐阜・三重・静岡・富山・石川・福井)の各支部から、今年度上半期にお客様から感謝の手紙をいただくなど、接客力、技術力に優れた隊員8名が6種類の競技に挑み、その合計点数が高い者が中部ナンバーワン隊員となります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10088/3844/resize/d10088-3844-a50ec80abc106aac92e9-0.png ]
【競技内容】
1.タイヤ交換作業
ギア・パーキングの確認、輪止め設置、タイヤ交換まで一連作業の時間を競う。
2.パンク応急修理
異物の大きさや角度の見極め、修理後の処理など多くの作業工程について、時間、正確さ、仕上がりで競う。
3.トルクチャレンジ
様々なトルク値(※1)に対して、電動インパクトレンチなど(※2)で決められたトルク値になるよう締め付けをおこなう。感覚の確実性を高め作業時間の短縮につなげる。
※1トルクとは物体を回転させる力のこと。例えばねじだと、締め付けトルクが小さすぎるとねじがゆるみ、締め付けトルクが大きすぎるとねじが破損する危険がある。
※2インパクトレンチは六角ボルトを回す工具のこと。
4.タイヤチェーン装脱着タイムアタック
作業手順と時間を競い、危険な路上滞在時間を減らし安全につなげる。
5.工具・資機材点検タイムアタック
車両に搭載された工具や資機材の異常を早期に発見することで事故を未然に防ぎ、早い点検で出動時間を短縮しCS向上につなげる。
6.タイヤに係る学科問題
業務に必要なノウハウや、全体の作業品質など一定化を図る。また、あらためて交通法規を学び知ることで、今まで以上に交通安全意識を向上させる。
JAF(ジャフ)リンピック 実施概要
■日時
1月25日(火)9:00〜13:20
■場所
JAF中部本部(名古屋市昭和区福江3-7-56)
■その他
新型コロナウィルスに対する国・地方自治体の状況により、延期もしくは中止させていただく場合があります。
プレスリリース提供:PR TIMES