プレスリリース
本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったウェビナー(ライブ配信セミナー)となります。
先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「Pythonで理解するタグチメソッド」と題するセミナーを、 講師に倉地 育夫 氏 ((株)ケンシュー 代表取締役 工学博士)をお迎えし、2023年10月31日(火)10:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:55,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:49,500円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
https://cmcre.com/archives/115693/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
タグチメソッド(TM)は難しい、と誤解されています。故田口玄一先生が日本で自ら普及の先頭に立たれたのは30年程前であるが、今でも開発現場で定着していない企業もあります。電子写真業界では、1990年代からTMを積極的に導入し成果を出してきました。この業界で早くからTMが導入された背景は、製品の機能に帯電現象が利用されており、それが科学で未解明だからであります。この現象を機能に応用した製品の開発がTMの導入で円滑に進み、ロバストの高い商品を市場に提供できるようになりました。
ところで、多くのTMのセミナーでは、それが統計手法とは異なるゆえに哲学から解説しています。しかし、開発対象(オブジェクト)のふるまいが基本機能の品質で左右される点に着目し、そのロバストを高める制御因子の水準について設計するプロセスがTMのモデルと理解できれば、そのアルゴリズムでプログラミングは容易にできます。そしてそのモデル化されたTMについて記述されたプログラムを学べば、TMの解析プロセスを理解できます。また、統計手法と異なるTMの哲学については、SN比の計算と実験計画法と異なる直交表の使い方について、アルゴリズムから学び取ることができます。
本セミナーでは、TMで推奨される動特性のSN比を用いたL18実験モデルをプログラミングし、要因効果図の作成までを目標とするが、TMの全体像とPythonの概略も解説するので、両者の知識が無くても理解できます。
ただし、Pythonが初めての受講者は受講前にパソコンへPythonの環境を構築する必要があります。その方法の解説をセミナーテキストの巻末に掲載しているので、それを活用して環境構築し、testプログラムでその動作を受講前に確認していただきます。TMを基本機能と制御因子の組み合わせによるモデルベース開発(MBD)手法と捉えると、動特性のSN比を用いるモデルと静特性のSN比を用いるモデルに分かれます。今回はTMの哲学を理解しやすい動特性のモデルで解説するが、静特性のモデルについてはSN比計算プログラムを配布してその利用方法をセミナーで説明します。また、Pythonの文法説明ではTM実験解析プログラムコードを用いるので、TM実験の解析をプログラムコードで理解できます。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:Pythonで理解するタグチメソッド
開催日時:2023年10月31日(火)10:30〜16:30
参 加 費:55,000円(税込) ※ 資料、プログラムコード付
* メルマガ登録者は 49,500円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:倉地 育夫 氏 (株)ケンシュー 代表取締役 工学博士
【セミナーで得られる知識】
1. タグチメソッド
2. コンピューターを用いる問題解決法
3. Pythonプログラミングの応用
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/115693/
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/12580/2505/12580-2505-39bffe57d3834908ea162d2f99ee4b3d-1280x720.jpg ]
3)セミナープログラムの紹介
1. Python概論
1.1. プログラミング言語概論
1.2. Pythonの全体像
1.3. 基本用語
1.4. 基本文法(データ構造を中心に)
1.5. pandas等の使用法
2. わかりやすいタグチメソッド(TM)
2.1. 科学と技術
2.2. データサイエンス
2.3. 科学とデータサイエンス
2.4. 技術開発における問題解決法
2.5. TMとQC手法
2.5.1. TMの狙う品質
2.5.2. TMと実験計画法の違い
2.5.3. 統計手法の復習
2.5.4. 分散分析
2.6. タグチメソッドの全体像
2.6.1. 損失関数
2.6.2. ロバスト設計
2.6.3. 世界初のロバスト設計
2.7. SN比の種類
(Pythonプログラム配布)
2.8. ロバスト設計のフロー
3. TM実験解析プログラム
3.1. TM モデルの全体像
3.2. 動特性のSN比事例研究
3.3. 事例研究で用いたプログラム解説
4. まとめ
<参考資料>
1. Pythonの導入準備
1.1. 要求マシンスペック
1.2. 事前学習にお勧めのサイト
2. 開発環境の準備
4)講師紹介
【講師経歴】
1977年3月 名古屋大学 工学部 合成化学科卒業
1979年3月 同 大学院 工学研究科 応用化学専攻 博士課程前期修了
1983年4月 科学技術庁 無機材質研究所 留学(1984年10月まで)
1992年9月 学位取得(工学博士; 私立 中部大学)
1979年4月 ブリヂストンタイヤ入社(現; ブリヂストン)
1984年11月 ブリヂストン 研究開発本部 復職
1991年9月 ブリヂストン 退社
1991年10月 コニカ 第四開発センター入社(主任研究員)
1993年4月 福井大学 工学部 客員教授
1993年11月 コニカ 感材技術研究所 主幹研究員
1998年6月 同社 MG開発センター 主幹研究員
2001年8月 同社 中央研究所 所長付主幹研究員
2005年8月 コニカミノルタビジネステクノロジーズ 生産本部 生産技術センターデバイス技術部 第3デバイスグループリーダー
2008年10月 同社 生産技術センターデバイス技術部 担当部長
2009年4月 同社 開発本部 化製品開発センター 機能部材開発部 担当部長
2011年3月 コニカミノルタビジネステクノロジーズ 定年退社(57歳)
2011年3月 ケンシュー設立 代表取締役社長 就任(現在に至る)
【受賞歴】
2000年5月 第32回 日本化学工業協会 技術特別賞 受賞
2004年5月 写真学会 ゼラチン賞 受賞
その他 ブリヂストンの超高純度βSiC 半導体技術が日本化学会 化学技術賞 受賞
【活 動】
高分子学会 代議員、高分子同友会 開発部会 世話人、日本化学会 代議員、日本化学会 産学交流委員会 シンポジウム分科会 主査、同委員長、日本化学会 春季年会講演賞審査委員長など
共著多数
5)セミナー対象者や特典について
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
【セミナー対象者】
1. 技術開発を担当する新入社員
2. 技術系中堅社員
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
https://cmcre.com/archives/115693/
6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇イオン交換樹脂の基礎と用途、試験法選定と評価
開催日時:2023年10月12日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/115096/
〇ロジカルシンキングの基礎とビジネスコミュニケーション
開催日時:2023年10月13日(金)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/115051/
※会場受講型セミナーもございます。
https://cmcre.com/archives/115065/
〇二酸化炭素からの有用化学品合成 〜 モノマーからポリマー合成まで 〜
開催日時:2023年10月13日(金)13:00〜17:00
https://cmcre.com/archives/115321/
〇‐ バイオプラスチックの実用化 ‐
技術開発、ビジネスデベロップメント、それぞれの側面から見えてくる課題について
開催日時:2023年10月13日(金)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/114419/
〇バイオプラスチックの基礎と応用、開発・利用動向と開発事例
開催日時:2023年10月16日(月)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/113092/
〇シランカップリング剤:反応メカニズムと使い方
開催日時:2023年10月16日(月)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/115770/
〇エポキシ樹脂の基礎と配合技術、使用時のトラブル対策
開催日時:2023年10月17日(火)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/115245/
〇車載ディスプレイの曲面化及びフレキシブル端末に求められる材料技術の動向
開催日時:2023年10月17日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/114404/
〇全固体電池の基礎とトレンド
開催日時:2023年10月18日(水)14:00〜15:30
https://cmcre.com/archives/114507/
〇車載用電池事業のグローバル競争とビジネス展開
‐ LIBの安全性評価・充電インフラ・車載電池の再利用とリサイクル etc ‐
開催日時:2023年10月19日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/115724/
〇ディスプレイ向け光学フィルムの基礎と新ディスプレイへの応用
開催日時:2023年10月19日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/115350/
○マテリアルズインフォマティクスの中核をなす計算科学シミュレーション技術
開催日時:2023年10月20日(金)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/114156/
○技術者・開発者の発想と実現(実習付)
‐ 従来の方法と新しい手順・ヒント、生成AIを駆使しよう ‐
開催日時:2023年10月20日(金)10:00〜17:00
https://cmcre.com/archives/114106/
○スラリー評価の基礎(1日コース)
〜 液中の粒子分散・凝集状態をどのように制御するのか 〜
開催日時:2023年10月20日(金)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/115259/
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
7)関連書籍のご案内
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上
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