プレスリリース
本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったウェビナー(ライブ配信セミナー)となります。
先端技術情報や市場情報を提供している(株)シーエムシー・リサーチ(千代田区神田錦町: https://cmcre.com/ )では、 各種材料・化学品などの市場動向・技術動向のセミナーや書籍発行を行っておりますが、 このたび「触媒劣化を逆手に取った高活性固体触媒の開発」と題するセミナーを、 講師に杉山 茂 氏 徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 徳島大学 理工学部 理工学科 応用化学システムコース)をお迎えし、2022年3月25日(金)13:30より、 ZOOMを利用したライブ配信で開催いたします。 受講料は、 一般:44,000円(税込)、 弊社メルマガ会員:39,600円(税込)、 アカデミック価格は26,400円(税込)となっております(資料付)。
セミナーの詳細とお申し込みは、 弊社の以下URLをご覧ください!
https://cmcre.com/archives/92993/
質疑応答の時間もございますので、 是非奮ってご参加ください。
固体触媒を用いた気相接触反応を検討する場合、大学などに比較すると、産業界では非常に多岐にわたる劣化因子が、特に実用化に際して大きな障害となることはよく知られています。しかし、高活性長寿命を目指す固体触媒の開発に際しては、障害と考えるよりは、「良い研究対象」を得られたと考えると、研究のモチベーションも上がるのではないでしょうか。本講演では、気相接触反応においてしばしば劣化因子として取り上げられる被毒、活性成分の昇華、活性成分の低分散化、および、炭素析出という劣化因子を逆手に取り、触媒開発を行った例を紹介したいと思います。産業界で実用化の際に触媒劣化を回避するために大変なご苦労をされた研究者は、「触媒劣化因子を逆手に取って、触媒開発などできるはずがない」と言われる向きもあることは重々承知しています。しかし、本講演を通じて、そのようなことを聞いてきた現場の技術者にも触媒劣化を逆手にとることに少しでも興味を持っていただければ幸いです。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:触媒劣化を逆手に取った高活性固体触媒の開発
開催日時:2022年3月25日(金)13:30〜16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 39,600円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:杉山 茂 氏 徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 徳島大学 理工学部 理工学科 応用化学システムコース
【セミナーで得られる知識】
固体触媒開発では、様々な触媒の劣化因子に苦しむが、見方を変えれば、高活性化触媒の開発につながることを、以下のトピックスから習得する。
・触媒の被毒
・触媒からの活性成分の昇華
・高活性を示す低分散触媒
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
https://cmcre.com/archives/92993/
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
[画像: https://prtimes.jp/i/12580/1765/resize/d12580-1765-1488a749852071ae8624-0.jpg ]
3)セミナープログラムの紹介
1. 触媒の高活性化を妨げる劣化の概説と高活性化因子の概説
1-1.金属触媒の劣化因子
1-2.金属触媒の高活性化
2. 塩素被毒を利用したメタンの接触酸化における部分酸化反応生成物の高選択的合成
2-1.メタンの酸化カップリング反応
2-1.メタンの一酸化炭素への部分酸化反応
3. 触媒活性成分の昇華に注目したブテンからブタジエンの合成触媒の開発
3-1.ビスマス-モリブデン触媒の触媒活性
3-2.ビスマス-モリブデン触媒へのセリウムの添加効果
4. 低分散銀触媒によるプロピレンのエポキシ化触媒の開発
4-1.低分散銀を避ける手段(1):高活性を与えると言われていたメソポーラスシリカ担持チタニア-アルミナ触媒
4-2.低分散銀を避ける手段(2):高活性を与えると言われていた ZSM-5 関連触媒
4-3.低分散銀触媒の信頼性
5. コーキング゛により触媒活性が劇的に改善する接触脱水素反応
5-1.γ-アルミナ担持酸化クロム触媒によるイソブタンの脱水素反応における研究者周知の触媒劣化挙動
5-2.γ-アルミナ担持酸化クロム触媒によるイソブタンの脱水素反応における研究者に認識されていない活性改善挙動
4)講師紹介
【講師略歴】
1983.3. 徳島大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 修士課程修了
1984.7. 九州大学大学院 総合理工学研究科 分子工学専攻 博士後期課程中途退学
1984.8. 九州大学 教務員
1988.4. 徳島大学 助手
1994.4. 徳島大学 講師
1998.3. 徳島大学 助教授
1999.7. カナダ ウォータールー大学 客員教授
2005.4. 徳島大学 教授
2018.4. 国立台湾科技大学 客員教授 現在に至る
【研究歴】
化学工学反応工学分野の教育、研究に従事。特に、触媒科学、資源回収に関する研究を行っている。
非常勤講師歴:広島大学(2010-2012)、九州大学(2010)、宮崎大学(2013)、国立台湾科技大学(2018)、崇城大学(2020)にて触媒工学に関する非常勤講師を務めた。
【所属学会】
化学工学会 理事(2009-2001)、化学工学会 中国四国支部 支部長(2009-2001)、石油学会 中国四国支部長(2012-2014)等を務め、現在は日本無機リン化学会 産学官連携担当理事(2010-現在)、化学工学会 反応工学部 会長(2020-2022)等を務めている。
【著者等】
査読付学術論文 238篇、著者 14篇等
5)セミナー対象者や特典について
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★ 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
【セミナー対象者】
固体触媒を用いた製造業務に携わっている新人や若手中堅技術者や研究者
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
https://cmcre.com/archives/92993/
6)ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
〇 電磁ノイズ低減を実現するシールド技術の基礎と応用
開催日時:2022年3月14日(月)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/92425/
〇 AI画像認識システムの基礎と応用
開催日時:2022年3月14日(月)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/92622/
〇 廃プラスチックのリサイクルの基本と最新動向
開催日時:2022年3月15日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/92551/
〇 バッテリマネジメント、及びセルバランス技術の基礎と応用
開催日時:2022年3月15日(火)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/90497/
〇 カーボン空気二次電池
開催日時:2022年3月15日(火)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/94266/
〇 マテリアルズインフォマティクス(MI)の動向と小規模データ駆動型MIのすすめ
開催日時:2022年3月16日(水)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/93053/
〇 二酸化炭素・二硫化炭素をもちいる高分子材料の合成
開催日時:2022年3月16日(水)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/90557/
〇 射出成形を事例にしたプラスチック加工の基礎と最新の加工技術
開催日時:2022年3月16日(水)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/93234/
〇 データサイエンスの基礎知識をマスターする ― 実験のモデル化とそのデータ解析 ―
開催日時:2022年3月17日(木)10:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/93513/
〇 プラスチック容器包装のリサイクル及びプラスチック資源循環政策の最新動向
開催日時:2022年3月17日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/93163/
〇 高周波対応プリント配線板(PWB)作成に求められる回路形成・材料技術
開催日時:2022年3月17日(木)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/89761/
〇 ダイヤモンド電極の応用展開
開催日時:2022年3月18日(金)13:30〜16:30
https://cmcre.com/archives/93943/
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
7)関連書籍のご案内
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上
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