プレスリリース
2027年の来日・採用を前提に来年8月に開講し、優秀な外国人材確保を目指す
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35668/1256/35668-1256-8cd00e20e295b896b5a358611722822e-3900x2380.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
中央左:大東建託株式会社 代表取締役 社長執行役員CEO竹内 啓、中央右:シンガプルバンサ・カラワン大学 学長 アデ・ママン・スヘルマン
大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 CEO:竹内啓)は、理系学生の減少や建設業の2024年問題などにより国内での人材確保が困難な状況の中、優秀な外国人材を確保するため、11月21日、インドネシアの国立総合大学シンガプルバンサ・カラワン大学(University of Singaperbangsa Karawang、通称UNSIKA)と施工管理技術者育成を目的とした、大東建託専門講座(以下、本講座)の開設で合意しました。
本講座は、2025年8月より開講予定で、日本語能力試験対策講座、1級建築施工管理技士講座、日本の知識習得講座など多彩なカリキュラムで構成しています。受講希望の学生を対象に1次選考を行い、通過者には、日本語能力試験対策講座を提供。その中から、2027年3月までに日本語能力試験のN2※1レベルに合格した学生を対象に、2次選考を行う予定です。採用された学生は、1級建築施工管理技士講座、日本の知識習得講座を受講し、2027年12月に来日。来日後は、国内従業員と同様の雇用条件で入社し、施工管理業務を担います。
大東建託は、本年9月にウズベキスタンのタシュケント国立工科大学からも5名の学生の採用選考を行うなど、優秀な外国人材の施工管理技術者採用に取り組んでいます。今回当社として初めて大学での専門講座を開設することで、優秀な外国人材の確保を加速していきます。
※1 日本語能力試験にある5つのレベル(難しい順にN1,N2,N3,N4,N5)のうち、日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができるレベルがN2。2022年12月のN2レベル合格率は33.1%。
■シンガプルバンサ・カラワン大学 アデ・ママン・スヘルマン学長 コメント
今回の設計、建設、および不動産開発の管理分野における人材の質向上に向けた協力活動に関する合意は、グローバルな視野を持つ大学を目指すUNSIKAの目標達成に向けた取り組みの一環です。日本の教育カリキュラムは規律、勤勉さ、そして倫理観の育成に強い重点を置いている点など、世界的に認められています。UNSIKAは、高等教育機関の三大使命である教育、研究、そして社会貢献活動の一環として、卒業生の雇用だけでなく、教育システムの向上や教員、学生、職員へのコミュニティサービスの充実にもつながることを期待しています。
■大東建託株式会社 代表取締役 社長執行役員 竹内 啓 コメント
このたびのUNSIKAとの合意は、大東建託にとって大変喜ばしいものです。日本国内の理系学生数の減少や建設2024年問題への対応が求められる中、優秀な外国人材の確保は大東建託にとって喫緊の課題であり、今回の専門講座開設と採用・早期戦力化の成果に期待しています。大東建託は、専門講座を通じて、日本の生活や建設業界のノウハウ提供はもちろん、採用した技術者が日本での生活に早く慣れ、長期にわたり日本で活躍できるよう、サポートしていきます。
プレスリリース提供:PR TIMES