プレスリリース
CCCMKホールディングス、外食口コミ・SNS・テレビ・実購買データを複合分析したクロスメディア・トレンド「2023年5月のトレンドワード」を発表
〜「10円パン」が今もトレンドな理由は?外食では「スパイスラーメン」が注目度上昇中〜
CCCMKホールディングス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 兼 CEO:高橋 誉則、以下「CCCMKHD」)は、食に関わるさまざまな企業に向けたマーケティング支援サービス「Market Watch(以下、MKW)トレンド版※1」の、外食口コミ、SNS、テレビ、実購買データを複合分析する「MKWクロスメディア・トレンド パック※2」をもとに、2023年5月にトレンドとなった“食にまつわる単語や商品”を集計した月間ランキングのうち、伸長しているトレンドワードをお知らせいたします。
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MKWクロスメディア・トレンド「2023年5月のトレンドワード」は「10円パン」、「麻婆麺」、「生ドーナツ」
前年同月(2022年5月)と比較して伸びがみられた2023年5月のトレンドワードは、「10円パン」「麻婆麺」「生ドーナツ」でした。このうち、「10円パン」「生ドーナツ」についての分析を紹介します。
【10円パン】韓国発のスイーツが引き続きブーム
韓国・慶州市で10ウォン硬貨の形をした「10ウォンパン」が発売されると、硬貨の形をした外見、中に入っている伸びるチーズがSNS映えし、ヒット商品となりました。これを受けて、日本でも10円硬貨版の「10円パン」が発売され、2022年から引き続きブームになっています。
10円パンに限らず、韓国の音楽、映画、ドラマ、ファッションといった文化が若い世代を中心に浸透する中、SNSで韓国の食事やスナックが紹介されることが増え、写真映えするものを中心に日本でもトレンドになっています。
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10円パンをキーワードの出現場所で見ると、Twitter、WEB検索を中心に伸びがみられます。そのほかマッククス(混ぜ麺)、プリンクルパウダー(魔法の粉)、ヤックァ(お菓子)、厚切りトースト(ワンパントースト)といった韓国発の食品がトレンドワードトップ30にランクインしています。手軽に本格的な韓国発の商品が買える“韓ビニ”といった新たな業態も台頭するなど、目が離せないトレンドです。
【生ドーナツ】今年からコンビニでの購入が顕著に
続いて、“ふわもち”な生地の食感と生クリームの相性が抜群なスイーツとしてブームになった生ドーナツ。
先駆けとなったのは『中目黒 蔦屋書店』内にある『I'm donut?(アイム ドーナツ)』です。「マリトッツォ」ブームの火付け役とも言われている福岡県のベーカリー『アマムダコタン』が2022年3月にオープンしたお店で、『アマムダコタン』の中でも人気の「生ドーナツ」だけを販売しています。
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2023年に入ってからはコンビニでの購買も増加。6月にはファミリーマートでも発売されました。「新しい朝食提案」として取り入れることで、新たな顧客層を開拓できる可能を感じさせます。
【番外編・注目度上昇ワード】スパイスラーメン、チミチュリ
前月(2023年4月)と比べて、特に出現した「注目度上昇ワード」のうち、「スパイスラーメン」「チミチュリ」をご紹介します。
「スパイスラーメン」は、さまざまなスパイスを効かせた新感覚のラーメンです。『麦の夜明け』(京都・下京区)の山椒ラーメン、フレンチの出汁の技術を用いた『めんとスープ』(福岡)など、注目外食店も台頭しています。昨今の物価上昇により、ラーメンも1杯1,000円を超えることが珍しくなくなりました。高価格帯のラーメンに抵抗を感じる方がいる一方で、何らかの付加価値があれば理解される傾向もあるようです。外食オーナー店での口コミやTwitterで注目度が高いスパイスラーメン。高単価でも付加価値として認識されているのかもしれません。
「チミチュリ」はアルゼンチン発祥のハーブソースです。パセリやオレガノ、ニンニク、赤ワインビネガー、オリーブオイルなどを混ぜ合わせたものになります。ステーキなどの肉料理との相性が抜群で、外食オーナー店での口コミの伸びが目立ちました。酸味が特徴的な「さっぱりさ」を楽しめる調味料として、バーベキューなどでも活躍しそうです。
CCCMKHDは、「UNIQUE DATA, SMALL HAPPY.」をグループミッションに、多種多様なデータを、テクノロジーとアイデアで価値創造し、個人のライフスタイルとそれを取り巻く社会をつないで、一人ひとりの毎日の小さな幸せを作ることを使命とし、引き続きマーケティング領域における独自の価値創出を図ってまいります。
「MKWクロスメディア・トレンド パック」価格表
1. Market Watch Trendライト:月額10万円(税抜)
食のトレンドを手軽にチェックできる、「メディア・購買ランキング」+「個別ワード分析」の2メニュー
2. Market Watch Trendスタンダード:月額15万円(税抜)
ライトパックに最新トレンドを常にウォッチできる、「初登場・注目度上昇ワード」をプラスした3メニュー
3. Market Watch Trendプラス:月額25万円(税抜)
自社での個別分析に特化したアドバンスモデル、クロスメディア・トレンド全メニューのご提供
※各プラン初期費用・保守費用は別途いただいております
※学校法人・学生の方向けの料金設定もございますので、別途お問い合わせください
「MKW クロスメディア・トレンド パック」に関するお問い合わせ
Market Watchトレンド版 お問い合わせ窓口
mail:mkwtrend_support@ccc.co.jp
※1 「Market Watch トレンド版」の概要
「Market Watch トレンド版」では、市場分析や競合調査のほか、商品企画や開発、出店開発などに活用することができ、食に関わるさまざまな企業向けマーケティング支援サービスとして提供を行います。テレビデータ、SNS、外食口コミ、実購買データから「今はやりの食関連ワード」を横断的に分析できる「クロスメディア・トレンド パック」、Rettyが提供する食領域のビッグデータ連携基盤「Food Data Platform」による外食口コミデータを分析するサービス「食のトレンドパック」と、家計簿アプリ「レシーカ」による内食・中食・外食のレシート購買データを分析するサービス「市場競合パック」を活用することで、自社サービスや競合、市場のトレンドを把握することができます。
※2 「MKWクロスメディア・トレンド パック」の概要
「MKWクロスメディア・トレンド パック」は、年間30億件超の購買データと約1.3億人の生活者のライフスタイルデータを融合したデータベースに、CCCMKHD独自の“食に関する単語のマスターデータ”「しょくたん」を介して、外食口コミデータ、SNSデータ、テレビデータを連携した“食の商品開発に特化した複合データ分析ツール”です。食にまつわる多種多様なデータを横断的に分析することで、【それぞれのメディア】で【特定の時期】に【どのような食材、メニュー、食感など】が注目を集めているかを把握でき、“トレンドの伝播”を可視化します。また話題の商品やメニューの飲食店や小売店での取り扱い状況(取り扱いの有無や伸長率など)を捉えることで、「メディアで話題になっている商品がどこで取り扱われているのか」また「その商品に参入すべき時期はいつなのか」など、変化の速いトレンドを捕捉したマーケティングにご活用いただけます。
※本プレスリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES