プレスリリース
〜鉱業に係る情報提供・意見交換を通じて、将来の投資の機運を醸成〜
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:高原 一郎)は、金属鉱物資源が豊富なコンゴ民主共和国(以下、「DRC」という)との関係強化に向けて、2023年7月13日に同国の政府・政府系企業の関係者などを招聘し、経済産業省、駐日コンゴ民主共和国大使館と共催で日・コンゴ民マイニングカンファレンスを開催致しました。本会合では、DRCから同国の鉱業およびこれに関連したインフラなどの周辺情報を中心に情報提供が行われました。日本企業および関連機関からも同国へ多数の質問が寄せられ、活発な意見交換の場となりました。
JOGMECは今後とも我が国への金属鉱物資源の安定供給に向けて、DRCをはじめアフリカ諸国との一層の関係強化を図ってまいります。
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DRCは、銅やコバルト等の金属鉱物資源が多く賦存しており、世界的に注目を集めております。昨年12月には、同国との関係強化を目的に経済産業省にて西村経済産業大臣がアントワネット・ンサンバ・カランバイ鉱山大臣と会談し、鉱業分野の協力に関する共同声明への署名が行われたほか、JOGMECと経済産業省の共催でラウンドテーブルを開催しました。また、その共同声明においては、東京で鉱業フォーラムを開催することが合意されており、今般、「日・コンゴ民 マイニングカンファレンス」として、その開催が実現したものです。
本会合には、DRCからケリー・ルンダ・マワヤ大統領府日本タスクフォース長、マボリア・イェンガ鉱山省地質計画局局長が筆頭に参加され、日本企業や関連機関、アフリカ諸国の大使館なども併せて総勢92名が参加しました。冒頭、ンサンバ鉱山大臣、里見経済産業大臣政務官によるビデオメッセージから始まり、DRC政府機関・政府系企業のほか、同国で鉱山を操業する鉱山会社などから、鉱業政策や現在直面する課題、プロジェクトへの投資機会の情報提供があり、その後の質疑応答を通して将来の鉱業投資に向けた機運醸成が図られ、最後はルンダ大統領府日本タスクフォース長、JOGMEC金属資源開発本部長の霜鳥理事の挨拶で閉会となりました。
JOGMECは2009年より取り組んでいるボツワナ・地質リモートセンシング事業に基づく人材育成なども含めて、今後とも共同声明に基づく経済産業省とDRC鉱山省との資源外交支援に取り組んでいくとともに、我が国への金属鉱物資源の安定供給に向けて、DRCをはじめアフリカ諸国との一層の関係強化を図ってまいります。
■参考
西村経済産業大臣がコンゴ民主共和国ンサンバ鉱山大臣と会談し、鉱業分野の協力に
関する共同声明に署名しました(経済産業省ホームページ)
(URL)https://www.meti.go.jp/press/2022/12/20221209004/20221209004.html
コンゴ民主共和国のンサンバ鉱山大臣を招聘し、日本企業を交えたラウンドテーブルを開催
〜コンゴ民主共和国の鉱業に係る情報提供・意見交換を通じて、将来の投資の機運を醸成〜
(2022年12月23日)
(URL) https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00077.html
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