プレスリリース
高度遠隔運用/物流/ヘルスケア・医療/CFB(R)の4領域で500億円の事業創出を目指す
OKIは、「中期経営計画2025」における将来事業創出戦略の一つである「全員参加型イノベーション」を具体化した「イノベーション戦略2025」を策定しました。「高度遠隔運用」「物流」「ヘルスケア・医療」「CFB(R)(注1)」の4領域をイノベーション注力領域と設定して事業化および事業拡大にチャレンジし、OKI創業150周年である2031年をターゲットに500億円以上の事業創出を目指します。また2017年から構築を進めてきたISO56002(注2)ベースのイノベーション・マネジメントシステム(IMS)の本格運用により会社全体のイノベーション意識を高め、「価値を創造し続ける企業風土への変革」を目指します。
4つの注力領域は、2031年には市場規模がそれぞれ数兆円規模に成長することが見込まれ、いずれもOKIの強みである「リアルタイムな双方向処理」と「高品位なネットワーク接続」が活かせる領域です。またデータ活用ビジネスの普及によって、今後は複数の業務や分野を横断した、点から面へと新たな価値を生むビジネスが重要になります。OKIはこれまで培ってきたエッジでの技術を活かし、さまざまな現場から生み出される多様なデータを「エッジプラットフォーム」でつなぎ横断的に活用することで、特定の現場の課題解決にとどまらない、社会全体の強靭化・効率化に貢献していきます。
一方、企業風土の変革については、2017年から構築を進めてきたIMS「Yume Pro」を全社規程に落とし込み、2023年8月より本格運用を開始しました。「Yume Pro」の特徴は、新規事業や研究開発など一部の部門だけでなく、グループの全社員を対象とする「全員参加型」であることです。本格運用に伴い、これまで推進してきたイノベーション人材育成や、大賞アイデアに総額1億円の事業化資金を提供するビジネスコンテストなどの取り組みをさらに強化するとともに、IMSと品質マネジメントシステム(QMS)とのシームレスな連携を進め、全ての社員が意志を持って「社会の大丈夫をつくっていく。」イノベーションにチャレンジする企業風土を実現していきます。
用語解説
注1:Crystal Film Bondingの略。異なった半導体材料を分子間力のみで接合し、電子デバイスの性能を飛躍的に向上させるOKI独自技術。
注2:ISOが規格したイノベーション・マネジメントシステムに関するガイダンス規格
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イノベーション戦略
https://www.oki.com/jp/yume_pro/strategy/innovation_2025.pdf
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