• トップ
  • リリース
  • 〜アデランス産学連携〜 第26回日本臨床毛髪学会学術集会においてアデランスがランチョンセミナーを共催

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2

株式会社アデランス

〜アデランス産学連携〜 第26回日本臨床毛髪学会学術集会においてアデランスがランチョンセミナーを共催

(PR TIMES) 2021年11月24日(水)16時15分配信 PR TIMES

LEDによる毛髪と美容に関する研究成果を発表

 毛髪・美容・健康のウェルネス事業をグローバル展開する株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 津村 佳宏)は、2021年11月6日(土)〜7日(日)に開催された第26回日本臨床毛髪学会学術集会において、アデランス共催のランチョンセミナーにて「Light emitting diode(LED)照射機器の展望:毛髪と美容」と題し研究成果の発表を行いました。
 今年度は新型コロナウイルス感染拡散防止として、会場での講演・展示等は行わず、講演に関しては完全WEBライブ配信にて開催されました。また、展示に関しては学会WEBページにてオンライン展示が行われました。

 会期中の11月7日(日)にアデランス共催のセミナーが実施され、大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 特任教授の乾 重樹先生が講演し、浜松医科大学皮膚科学講座 准教授・病院教授の伊藤 泰介先生が座長を務めました。なお両先生とも、WEBによるご参加となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/10292/646/resize/d10292-646-7496cd9ab4f1667e89c2-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/10292/646/resize/d10292-646-89e6c121ea77139ddb3d-1.png ]



 日本臨床毛髪学会は国内外の毛髪・皮膚分野の医師や研究者が一堂に会して研究成果を発表する、日本において最高峰の毛髪関連医学会です。
 第26回を迎える今回の学術集会は、「英知の結集〜そして次のステージへ〜」をテーマに完全WEBライブ配信で開催され、アデランスが本学会に共催するのは連続で11回目となります。

 アデランスはトータルヘアソリューションにおけるリーディング企業の使命として、経営理念の一つである「最高の商品」の開発および毛髪関連業界の発展を目指し、機能性人工毛髪や医療用ウィッグの研究開発、育毛・ヘアスカルプケア関連研究、抗がん剤脱毛抑制研究など、産学連携でも毛髪関連の研究を積極的に取り組んでおります。
 その産学共同研究の成果を国内外の学会を通じて発信し、また、世界の研究者に研究成果を発表いただくことは、毛髪界の更なる進展となり、ひいては多くの方の髪の悩みの解消に寄与し、当社のCSR(企業の社会的責任)であると考えております。

■アデランスランチョンセミナー 講演概要
座長
 浜松医科大学 皮膚科学講座 准教授・病院教授
 伊藤 泰介 先生

演者
 大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 特任教授
 心斎橋いぬい皮フ科 院長
 乾 重樹 先生

演題
 Light emitting dionde(LED)照射機器の展望:毛髪と美容

講演内容
 皮膚科における新しいデバイスとしてLight emitting diode(LED)の可能性について、その展望を演者らのデータをまじえて解説する。演者らは赤色LEDをマウス背部や培養ヒト毛乳頭細胞へ照射し、毛乳頭から誘導されるHGF、VEGF、Leptinを介して成長期が延長することを示してきた。男性型脱毛症および女性型脱毛症に対して単独療法として6か月間赤色LED照射を行ったところ、4例中3例で毛髪数、毛直径、軟毛率の改善が得られた。さらに自宅で行うセルフケア型赤色LED照射器では著効を示す症例が経験されているので症例を供覧したい。一方、LED照射は毛髪医療だけではなく美容領域でも有用性が示唆されている。演者らが行っている基礎的実験では赤色および青色LEDが脂腺細胞の皮脂産生や増殖を抑制することがわかった。事実、尋常性ざ瘡に対し臨床的なエビデンスが集積されている。また、皮膚のしわに対しても赤色LEDがコラーゲン合成低下や亢進したMMP発現を抑制することにより、エイジング自体を改善することが報告されている。今後安全性が高くレーザー機器に比べて安価なデバイスとして期待される。


■学会概要
学会名称:第26回日本臨床毛髪学会学術集会
会  期:2021年11月6日(土)〜11月7日(日)
会  場:完全WEBライブ配信
会  長:なごみ皮ふ科 院長 齊藤 典充先生
※アデランス共催のランチョンセミナーは、11月7日(日)に開催しました。



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る