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1万人超の成婚者データから『成功しやすさ』を分析した『成婚白書』公開。 男性は都市部が、女性は地方部が成婚しやすい傾向に。

(PR TIMES) 2023年05月21日(日)22時40分配信 PR TIMES

「成婚した人としなかった人」「20代と30代」「男性と女性」「東京と地方」等あらゆる角度から検証

結婚相談所を中心に婚活事業を複合展開する株式会社IBJ(代表取締役社長:石坂茂、本社:東京都新宿区、東証プライム:6071)は、2022年に当社の結婚相談所ネットワーク内で成婚した11,269名の成婚者データを分析した『成婚白書 』を公開しました。
『成婚白書』概要


国内最多1となる成婚を生み出すIBJグループは、全国の結婚相談所へ向けて成婚の特徴を分析した「成婚白書」を2018年より公開してきましたが、人口減少という未曾有の危機に直面する日本において、地域支援にも役立てていただきたいという想いから、2022年の成婚白書では、人口減少の現状と年齢・地域による格差にも触れながら、成婚を増やすために重要なポイントを検証していきます。
今年から、株式会社ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャーの天野 馨南子氏による「エビデンスに基づいた未婚化対策」の見解や、統計データを交えながら、実態に基づく考察も行っています。結婚観や働き方が多様化する現代おいて、結婚を望む皆さまへ向けた婚活支援の参考になりましたら嬉しく思います。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/7950/table/628_1_5bc4ae0cc8947bfa37313d6731470d8d.jpg ]


■『成婚白書』の一部抜粋
成婚者は、男性5.5倍、女性2.5倍多くのお見合いを行っている。


[画像1: https://prtimes.jp/i/7950/628/resize/d7950-628-372bab26d73e4533bd17-8.png ]

成婚した方は、成婚しなかった方と比較して、男性+9回、女性+6回の「お見合い」を行っており、特に成婚男性は退会男性の5.5倍となっています。自身からお相手にお見合いを申込む「申込数」は、男性+14件、女性+11件となることから、活動への積極性も窺えます。

男性は『都市部』が成婚しやすく、女性は『地方部』が成婚しやすい。


[画像2: https://prtimes.jp/i/7950/628/resize/d7950-628-5ade9190eccf58abdaa6-7.png ]

人口集中が加速する中、若者が集まる3都府県(東京都・大阪府・愛知県)は出会いも多くなる傾向が。特に地方の若い女性は、進学や就職を機に地元を離れる割合が高いことから、地方では「未婚男性余り」となり、成婚しにくくなっている現状があります。

20代の結婚相談所入会者は『地方』で顕著に。特に東北・甲信越・四国エリアは5倍を超える。



[画像3: https://prtimes.jp/i/7950/628/resize/d7950-628-ac8f3d28785c065d959a-0.png ]


地域別に入会数を比較すると、2018年比で200%を超えるエリアが半数以上に。20代に限定すると、関東・中京・近畿以外で200%を超えました。「東北」「甲信越」「四国」は500%を超える結果となり、総人口に占める20代人口の割合が全国平均の9.7%を下回っていることから、20代同士で自然に出会う確率は全国と比べて少なく、若い世代の結婚相談所利用が増えていると考えられます。

[画像4: https://prtimes.jp/i/7950/628/resize/d7950-628-f2b9c635a819d53f0a43-0.png ]


若いほど『成婚しやすい』傾向。女性は35歳、男性は40歳を境に成婚しにくくなる。


[画像5: https://prtimes.jp/i/7950/628/resize/d7950-628-e576c6676bf1a3f5f6b5-6.png ]

成婚しやすい年齢として、女性は「20〜29歳」、男性は「25〜34歳」がボリュームゾーンに。女性は年齢が上がるに連れて成婚しにくくなり、35歳以降は100%を下回ります。一方男性は、40歳以降100%を下回ることから、男女ともに年齢が上がるに連れて成婚しにくくなる傾向が。

年齢が上がるに連れて『在籍期間が長く』、若い方ほど『少ないお見合いで決断』している傾向。



[画像6: https://prtimes.jp/i/7950/628/resize/d7950-628-2264f8503045277ef9fd-0.png ]

年齢別に「在籍日数」と「お見合い数」を比較すると、男女ともに年齢が低い方が少ないお見合いで成婚し、特に20代は10回未満のお見合いで決断(7ヶ月以内に成婚)しています。成婚せずに退会した方と比較すると、成婚者の方が2倍以上お見合いをしていることから、成婚をする為には“お相手と会う”ことが重要と言えます。成婚の先行指標となるIBJの「お見合い成立数」は、2022年に600,000件を超え、2018年比で45%増と活発化したことで成婚数も比例して増加しています。

「成婚白書」目次
I はじめに
 ・ エビデンスに基づいた未婚化対策が日本の人口の未来を救う
   (ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャー 天野 馨南子氏)
 ・ 日本における未婚率上昇の背景 
 ・ 東京と地方の格差 
II 成婚者の特徴
 ・ 令和の婚活市場 
  (結婚相談所の年代別入会割合推移、入会理由)
 ・ 地域別の特徴 
  (入会数 2018 年-2022 年比較、成婚者の平均世帯年収、20 代の成婚割合)
 ・ 年齢と成婚の関係 
  (在籍日数とお見合い数比較、成婚しやすさ)
III 成婚者データ分析
  ・ 成婚者と退会者の特徴
  ・ 「年齢」と成婚しやすさ
  ・ 「年収」と成婚しやすさ
  ・ 「学歴」と成婚しやすさ
  ・ 「その他要素」と成婚しやすさ
    (職業・血液型・飲酒・喫煙・婚姻歴・子供の有無・続柄・家族と同居)
IV おわりに
  ・ 人口減少問題を解決するために(IBJ代表取締役社長 石坂 茂)



■『成婚白書 2022年度版』全文はこちら(PDF)
https://prtimes.jp/a/?f=d7950-628-e3f58ad1f356dc0c9cc2b0d4000849aa.pdf

■代表メッセージ(成婚白書より)
今年も「成婚白書」を上梓させていただくことになりました。こちらは日本でおそらく最も「婚活データ」をもっている我が社が使命感をもって、取りまとめているものです。しかしながら、「成婚白書」は現在のところ、まだ「データ集」であり、社会的に大きな影響力を及ぼすような示唆がなされているかというとまだまだです。人口減少、少子高齢化という未曽有の国内危機に直面している日本にとって少しでも役に立つことができないか、これから模索していく所存です。
〜中略〜
年々成婚者が増え、その母数としてのお見合い数の増加に貢献している全国の仲人さん、婚活カウンセラーにはいつも頭が下がる思いです。IBJがなすべきことはこれらの事象をきちんと認識した上で、地域婚活プラットフォームの拡充、特に地方都市でのサポートを強化すること、AIやシステムを最大活用しながらも「ヒト」にしかできない独身者の意思決定支援を重要視し、「仲人育成・教育」を継続的に行い、システムとヒトによる地域仲人基盤を官民連携で構築支援していくことであろうかと考えます。IBJの加盟店様、社員の皆様のみならず、一人でも多くの方が「成婚白書」に興味関心をもっていただくことを願っております。
(株式会社IBJ 代表取締役社長 石坂茂)

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/7950/table/628_2_cd7ea8e60bddacb6a4611d7b543070ac.jpg ]


【報道関係者からのお問い合わせ】
pr@ibjapan.jp(株式会社IBJ 広報宛)

1 日本マーケティングリサーチ機構 2022年2月調べ_IBJ日本結婚相談所連盟登録会員に関する調査
(成婚数:2022 年実績、会員数:2022年12月末時点、大手結婚相談所・連盟を対象)



プレスリリース提供:PR TIMES

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