プレスリリース
10月26日(木) AndTech「積層セラミックコンデンサ(MLCC)の 大容量化・小型化に向けた各種部材の開発動向と展望」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定
東京工業大学 保科 拓也 氏、東邦チタニウム株式会社 堺 英樹 氏、防衛大学校 山本 孝 氏、元村田製作所 梶田 栄 氏、にご講演をいただきます。
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せるMLCCの小型化での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「MLCC 各種部材 」講座を開講いたします。
MLCCの小型化に伴い、誘電体の素原料である高純度酸化チタンの小粒径化、チタン酸バリウムの小粒径化、結晶性の向上等、如何に開発を進めてきたのか紹介、チタン酸バリウムを詳しく解説すると共に、応用上重要なサイズ効果についても説明、MLCC内部電極/外部電極の技術・製造方法・特性評価を歴史から始まって最新情報まで解説する。
本講座は、2023年10月26日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ee53939-d921-6b6a-ac2f-064fb9a95405
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80053/558/80053-558-b644eab44533f064f364b2c7277a3e20-1920x1005.jpg ]
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:積層セラミックコンデンサ(MLCC)の 大容量化・小型化に向けた各種部材の開発動向と展望
〜チタン酸バリウムの開発および内部電極/外部電極の技術・製造方法・特性評価〜
開催日時:2023年10月26日(木) 10:30-16:50
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1ee53939-d921-6b6a-ac2f-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部
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講師 特定非営利活動法人 サーキットネットワーク 理事長 梶田 栄 氏
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第2部 チタン酸バリウムの誘電物性と積層セラミックスコンデンサの課題
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講師 東京工業大学 物質理工学院材料系・准教授 保科 拓也 氏
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第3部 MLCC用高純度酸化チタン及びチタン酸バリウム超微粉化技術
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講師 東邦チタニウム株式会社 技術開発本部 ・ 主席技師 堺 英樹 氏
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第4部 MLCCの内部電極/外部電極の技術・製造方法・特性評価
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講師 防衛大学校 名誉教授、大阪公立大学 客員教授 工学博士 山本 孝 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
・積層セラミックスコンデンサ(MLCC)の基礎と技術的課題
・誘電特性の基礎
・チタン酸バリウム系材料の誘電分極機構
・チタン酸バリウムのサイズ効果
・固相法BT用素原料である酸化チタンに関する知見が得られる。
・気相法における酸化チタンの反応メカニズム等に関する知見が得れる。
・液相法に関するBT合成反応に関する知見が得られる。
・固相法におけるBT合成メカニズム等に関する知見が得られる。
MLCC内部電極/外部電極の 技術
MLCC内部電極/外部電極の 製造方法
MLCC内部電極/外部電極の 特性評価
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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株式会社AndTech 技術講習会一覧
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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
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本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部
【講演主旨】
【プログラム】
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第2部 チタン酸バリウムの誘電物性と積層セラミックスコンデンサの課題
【講演主旨】
積層セラミックスコンデンサ(MLCC)は、生産量で年間数兆個にも達するファインセラミックス産業最大の製品である。MLCCの誘電体層の主原料であるチタン酸バリウムは誘電体産業におけるエース材料として確固たる地位を築いているが、その最たる要因は使用温度域で誘電率が非常に高いことである。
本講演では、まずこの理由を分極機構に基づいて詳しく解説する。一方、MLCCの小型化・高容量化・高性能化のためには、幾つかの技術的課題が山積している。特に、チタン酸バリウムの誘電率がグレインサイズによって変化する「サイズ効果」は、次世代のMLCCを開発する上で重要な知見であると考えられるので、この現象を説明する。
【プログラム】
1.はじめに
2.積層セラミックスコンデンサの基礎と技術的課題
2-1 MLCCの特徴
2-2 MLCCの現状と技術課題
3.誘電現象の基礎とチタン酸バリウムの誘電分極機構
3-1 誘電現象、誘電性の微視的起源
3-2 チタン酸バリウムの強誘電性と分極機構
3-3 リラクサー強誘電体の分極機構
4.チタン酸バリウム系強誘電体のサイズ効果
4-1 チタン酸バリウムセラミックスのサイズ効果
4-2 微量添加物のサイズ効果への影響
5.まとめ
【質疑応答】
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第3部 MLCC用高純度酸化チタン及びチタン酸バリウム超微粉化技術
【講演主旨】
MLCC(積層セラミックコンデンサー)の小型化に伴い、誘電体の素原料である高純度酸化チタンの小粒径化、チタン酸バリウムの小粒径化、結晶性の向上等、電子部品メーカーのニーズに応えるべく、如何に開発を進めてきたのか、簡単に紹介する。
【プログラム】
1.気相法酸化チタンの開発
1-1 結晶系
1-2 酸化チタンの製法
1-3 MLCC用誘電体原料に求められる品質特性
1-4 気相法におけるアナターゼ、ルチル各種合成方法
1-5 球状TiO2による球状BaTiO3の合成例
2.液相法チタン酸バリウムの開発例
2-1 合成コロイド法チタン酸バリウムの開発
【質疑応答】
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第4部 MLCCの内部電極/外部電極の技術・製造方法・特性評価
【講演主旨】
積層セラミックスコンデンサー(MLCC) は電子機器で数多く使用されている.更に,Beyond 5G(6G)においては必須の小型受動部品である。一方、自動車のEV化が急速に進み、パワートレインに使用されるMLCCには大容量・小型化に加えて”高信頼性”対応の需要が急増している。積層セラミックスコンデンサー(MLCC) は電極/誘電体/電極構造が積み上げられた単純構造である.MLCCに使用される誘電体料は,作成条件(大気中焼成,還元雰囲気焼成),使用条件(温度範囲,高電圧負荷)等で変わってきた.チップサイズは年々小型化し0201タイプ(0.2×0.1mm) の実用化も始まっている,多分,このサイズで進展は止まるであろう.同様に/同時に,MLCCに使用される電極材料も,誘電体材料に伴って,パラジウム(Pd)からニッケル(Ni),銅(Cu)に変わってきた.自動車のEV化が進み、高温対応MLCC,高DC耐圧 所謂 “高信頼性” 対応の需要が求められCOG, U2J,NP0規格で代表されるMLCCが急増してきた.
当講座では<電極材料(内部電極/外部電極)> を中心に 内部電極,外部電極の技術・製造を詳細に解説する.
【プログラム】
・MLCCの”高信頼性”対応,COG(NP0),U2J規格,DCバイアス特性
・低ESLコンデの電極構造,電極構造から見た高周波対応MLCC
・MLCC用Ni粉製造法,蒸発・凝縮法(PVD),気相反応法(CVD),沈殿法,共沈法,脱溶媒法,噴霧熱分解法
・高積層・高容量MLCCのためのNi内部電極用Ni微粒子,厚み,供材
・段焼成法のNi内部電極の効果,カバーレッジの向上
・Ni内部電極の成形メカニズム (膜断面の観察), Ni内部電極の連続性(カバーレッジ))向上のメカニズム
・高速焼成による」Ni内部電極の向上(カバーレッジの増加)
・Ni電極向上のために(Ni微粒子径,粒度分布,供材添加,フィルタリング)
・MLCC内部電極のプラズマ法に(PVD)よるNi微粒子作製
・Ni内部電極の連続性の向上, MLCCのNi-Sn内部電極の特徴
・Ni電極印刷法(グラビア印刷),グラビア印刷用Niペーストの現状
・シリコンキャパシター(温度特性,DC特性)
・MLCC外部電極 (高温信頼性)
・U2J規格対応MLCC (Yageo)
・グラフェン電極内蔵のBaTiO3モノレイヤのキャパチター(産総研中部)
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
プレスリリース提供:PR TIMES