プレスリリース
2021年11月19日 富山県氷見市立灘浦小学校・海峰小学校
陸養プロジェクト実行委員会は、11月19日、富山県氷見市立灘浦小学校・海峰小学校の2校合同の授業を実施しました。今回は富山大学理学部・張教授をお招きしての、海や環境に関する特別授業。実験やディスカッションを交えながら、海への理解を深めていきました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/77920/517/resize/d77920-517-98009b65caaf165d6e64-0.jpg ]
イベント概要
・開催概要 2校合同特別授業
・日程 11/19 富山県氷見市立海峰小学校・灘浦小学校
・参加人数 27名
・協力団体 NPO養殖振興会
海って、どういう仕組みなんだろう?
海の循環の仕組みなど、環境について研究されている張教授。今回は事前にこどもたちから海や環境についての質問を募集し、その疑問に答える形から授業がスタート。海水と淡水の違いをペットボトルを使って見分けたり、水の温度の違いによって起こる蜃気楼現象を水槽で再現したりと、初めて知る海の仕組みに驚きながらも興味深々な様子。また、温度の高いところへ冷たい海水を、温度の低いところへ暖かい海水を運ぶ「地球のエアコン」としての役割を海が担っていることから、海を守っていくことが地球を守ることに繋がることを学んでいました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/77920/517/resize/d77920-517-f3019ff9d874215a1e1b-1.png ]
海を守るために何ができるのか
海の重要性が分かったところで、海を汚している要因の一つである「プラスチック」は、身近なところではどんなものに使われているか、それらを減らすために何ができるのかをグループ毎にディスカッションしました。グループはそれぞれ2校混合ということもあって最初はみんな緊張気味でしたが、どんどん議論は盛り上がり、意見を書き出したふせんの数は最終的に各グループに渡されたホワイトボードいっぱいになるほどでした。最後はそれぞれ出し合った意見の全体発表。他のグループで出された様々な意見に耳を傾けながら、自分たちに何ができるのか、考えを巡らせているようでした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/77920/517/resize/d77920-517-f610f6eb31c06eb98f2a-2.png ]
団体概要
[画像4: https://prtimes.jp/i/77920/517/resize/d77920-517-e3b17e60924d0146fbc7-3.png ]
<陸養プロジェクト実行委員会>
「陸上養殖」に焦点を当て、児童が小学校で実体験するプロジェクトは、海の魚を子供たちが自ら育て・考え・行動することで生命の大切さを学ぶこと。陸上養殖を通して水産資源の貴重さや、自分たちが住む地域の海の問題についても学び成長していくことを目的に活動しています。
https://rikuyou.uminohi.jp/
2018年4月
陸養プロジェクト実行委員会発足
2018年 9月〜2019年3月
青森市、東京渋谷区、富山市、愛媛県西予市、長崎市の5地区6小学校で陸養プロジェクトを実施。5年生児童が、学校内で海水魚を稚魚から成育。期間中、専門家から養殖や魚の生態・成育、地元の海に関する環境問題などを学ぶ。
2019年 7月〜2020年3月
青森市、東京渋谷区、台東区、千葉県野田市、富山市、愛媛県伊予市、長崎市の6エリア7個校に広げて展開。現在、コロナ禍におけるリアル体験プログラムとして、東京都世田谷、台東区、栃木県宇都宮市、静岡県浜松市、埼玉県春日部市の5校で展開中。
[画像5: https://prtimes.jp/i/77920/517/resize/d77920-517-2f634a2ff732594ca440-4.png ]
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
プレスリリース提供:PR TIMES