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【映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』で大きな注目!】衆議院議員・小川淳也氏の原点である『日本改革原案2050』を増補・全面改訂し、決定版を発売!

(PR TIMES) 2023年10月27日(金)15時15分配信 PR TIMES

競争力ある福祉国家へ! 田中角栄『日本列島改造論』、小沢一郎『日本改造計画』に続く、第3の国家ビジョン。

株式会社河出書房新社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小野寺優)は、立憲民主党所属の衆議院議員であり、ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』が大きな話題となった小川淳也氏の初著書『日本改革原案』を増補・全面改訂のうえ『日本改革原案2050 競争力ある福祉国家へ』と改題し、2023年10月27日に刊行します。
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本書のオリジナル版は『日本改革原案 2050年 成熟国家への道』というタイトルで、2014年に光文社より刊行されました。その後、2020年に小川議員を主人公としたドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(大島新監督)が公開になり、第94回キネマ旬報ベスト・テンで第1位(文化映画ベスト・テン)を受賞するなど大きな反響を呼びました。映画公開当時、『日本改革原案 2050年 成熟国家への道』は既に絶版でしたが、映画の反響を受けて古書が高騰していたこともあり、2021年に増補分を加えて光文社より電子書籍化(増補電子版)されました。

この度刊行する『日本改革原案2050 競争力ある福祉国家へ』(河出書房新社刊)は、最初の出版から9年、増補電子版から2年を経て、変化する内外の情勢、数字・データをアップデートした上で、新規に11ページにもわたる「序文」と電子書籍版で増補された部分を加えた、全面改訂の決定版です。

■本書が訴えること
全面改訂となりましたが、政治家・小川淳也氏の主張の根本は変わっておりません。
本書、改訂版のサブタイトルは、「競争力ある福祉国家」という言葉となりました。
なぜ大きな反発を受けながらも消費税25%という政策を主張し続けるのか?
なぜ官僚から政治家に転身したのか?
人口減少が続く日本にどう対処しようと考えているのか?
本書を読めば、小川氏の理想とする社会像がよくわかるはずです。

日本は、世襲議員や利権まみれの政治家だらけになり、誰も「政治家」という職につく人々を尊敬しなくなりました。政治といえば汚いイメージを持つ人も多いですが、それはそのような政治家を有権者が投票、もしくは棄権という形で直接・間接的に選び続けてきたからです。
著者は、北欧で聞いた「税金も保険料も高いが、きちんと私たちのために使われているから不満ではない」、「この国では政治家が汚職をするなんて信じられない」(P.281)という言葉を紹介します。本来政治家は、決してダーティーな職業ではなく、クリーンで市民のために活動する政治家も実在することを伝えたいという思いを持つ著者は、本書によって、私たちがいつの間にか抱いてしまった政治家のイメージを変えようとしています。

その上で著者は、考え抜いてきた将来の国家像として北欧型の政治を発展させた「世界初の1億人サイズ、投票率90%」の「競争力ある福祉国家」を創りたいと意欲を燃やしています。「これ以外に日本が21世紀を生き抜く途はない。世界に冠たる国家として輝き、世界に範たる社会として、世界から憧れと尊敬の眼差しを注がれる途はない。日本人自らの誇りと自尊心を満たす途はない」と熱く語ります。そして「日本は再生する。そして世界の変革の先頭に立つ」と高らかに宣言します。
自らを「政治オタク」だと語る未来の総理候補の原点にして、政治家・小川淳也氏による渾身の国家ビジョンを著した決定版『日本改革原案2050 競争力ある福祉国家へ』を、ぜひご一読ください。


■内容紹介:
長らく入手困難となっていた『日本改革原案』が待望の復刊! 改題、改訂の上、新規序文と電子書籍版のみに収録されていた増補を追加収録。未来の総理候補として注目を集める小川淳也議員の原点。

■著者紹介:
小川淳也(おがわ・じゅんや)
1971年香川県高松市生まれ。高松高校、東京大学法学部卒業。自治省に入省後、沖縄県庁、自治体国際化協会ロンドン事務所、春日井市役所などを経て衆議院選挙出馬のため退職。2003年民主党より香川1区で立候補するも惜敗。2005年初当選、現在衆議院議員6期目。2009年9月〜2010年9月総務大臣政務官、2010年11月より国土審議会離島振興対策分科会会長。早くから、人口問題が日本に突きつけられた最大の課題と考え、持続可能でフラットな社会づくりを訴え続ける。2020年ドキュメント映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で注目される。立憲民主党政務調査会長、税制調査会会長、新型コロナ対策本部長などを務める。毎週1回の街頭演説と月1回の校区ごとの「青空対話集会」を継続中。

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■書誌情報:
書名:日本改革原案2050
副題:競争力ある福祉国家へ
著:小川淳也
仕様:46判/並製/312ページ
発売日:2023年 10月27日
定価:1870円(本体1700円) ISBN:978-4-309-23142-6
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309231426/

■目次:
序文 『日本改革原案』再出版にあたって
全ての戦争は外交の失敗/「成長の時代」から「持続可能性の時代」へ/一億人サイズの「競争力ある福祉国家」
まえがき

I 新たな国家ビジョンで闘う
1 閉塞感の正体
[1]閉塞感の正体
[2]『日本列島改造論』の終焉
[3]『日本改造計画』の限界
[4]国家の壮年期と闘う
2 闘うべき相手
[1]持続可能性の喪失
 1.人口構造の激変/2.人口総量の減少/3.もう一つの持続可能性〜エネルギー環境問題〜
[2]超国家問題
3 第三の国家ビジョン
[1]不都合な現実を直視できるか
 1.社会にくすぶる焼け野原待望論/2.『失敗の本質』
[2]全てを乗り越える視座
[3]第三の国家ビジョン〜日本改革原案〜

II 三つの革命
4 生涯現役
[1]生涯現役社会への針路
[2]世代間扶養に持続可能性はない
[3]「生涯現役」時代は苦痛か?
[4]非常事態を生き抜く
[5]本当の「100年安心年金」
 1.「生涯現役」時代の新たな年金制度/2.年金積立金の計画的取り崩し/3.高齢弱者に寄り添う
[6]生涯健康
 1.公的医療の持続可能性を死守する/2.医療制度改革の方向性
[7]「生涯現役」は絵に描いた餅か
 1.労働市場の変革/2.退職金は今もらおう
[8]女性も生涯現役
[9]人生の旅立ちにあたって〜チェックアウト〜
5 列島開放
――外への開放
[1]徹底した開放政策への針路
 1.人口減少の加速/2.長寿と多産は両立するか
[2]フローを勝ち取る開放政策〜信長に学べ〜
[3]訪れたくなる国・日本へ
 1.日本列島を開放せよ/2.日本社会を開放せよ
[4]日本人は世界を目指す
 1.国民皆留学/2.国際投資金融立国/3.モノ・サービス・コンテンツの世界展開
――内なる開放
[5]内なる解放政策の針路〜成長期の呪縛を解き柔構造の社会へ〜
 1.「人の偏在」を正す安全な雇用市場改革/2.社会保障一元化と企業負担軽減/3.「カネの偏在」を正す金融市場改革
[6]次世代の可能性を解放する
 1.成熟時代の教育/2.教育課程の柔軟化/3.高等教育も社会で/4.職業訓練と社会の当事者教育/5.地域との関わり
[7]新たな不安から解放する
 1.雇用はどうなる/2.ベーシックインカム/3.コミュニティ再興
6 環境革命
[1]化石燃料の文明に持続可能性はない
[2]全ては太陽から
[3]環境税
[4]原発ミニマム論
[5]地上に太陽を
[6]緑の「元祖ソーラーパネル」

III 国を整え世界を変える
7 国を整える
[1]デフレとの永久戦争に勝利する
[2]国の債務を縮ませる
[3]国会と内閣の実質化
 1.国会の実質化/2.内閣の実質化
[4]地域の経営機能
 1.自治体の経営機能/2.自治体の規模と再編/3.道州制と小さな自治
8 世界の変革を主導する
[1]激しいグローバル化と国際政治の遅れ
[2]世界は統合し、地域は多様化する
[3]私の沖縄論
[4]国際社会の統合
 1.欧州の挑戦/2.超国家の意思決定/3.「聯合国」を「国際連合」に
[5]日本の立ち位置
9 最後に

日本改革・競争力ある福祉国家建設基本法案大綱(2014年当時)
電子書籍版増補(2021年当時)
はじめに/中心におきたい「人の幸せ(幸福感を軸とする持続可能な社会)」/政治のターゲットを「経済成長」から「生活保障」へ/デフレと徹底的に闘う/創造マネーを給付の財源にできるか(試験的ベーシックインカム)/本格的なベーシックインカム/消費税率と社会保障/所得税、法人税、相続税の課税バランス/国際社会の変革/増補結び

謝辞



プレスリリース提供:PR TIMES

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