プレスリリース

57％が成約まで半年以内、63％が隔地間M&A、50％が異業種M&A

Visionalグループの株式会社M&Aサクシード（所在地：東京都渋谷区/代表取締役社長：金 蓮実）が運営する法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」（https://ma-succeed.jp/）は、2022年1月から12月までに「M&Aサクシード」を通じて成約したM&A全件の内訳を公開いたします。2022年のM&A成約案件のうち、譲渡案件の70％が年商1億円以上、譲り受け企業の67％が年商10億円以上でした。年商1億円以上の成約譲渡案件の割合は、2020年45％、2021年55％、2022年70％と年々増加しています。また、57％が譲渡案件の掲載から成約まで半年以内、63％が譲渡企業と譲り受け企業の所在都道府県が異なる隔地間M&Aで、異業種による成約は50％でした。この結果は、経営者自身がインターネット上で一度に全国のM&Aの可能性を探せるM&Aマッチングサイトならではの特徴といえます。
【「M&Aサクシード」経由で成約した2022年M&A全件のサマリー】
■譲渡企業と譲り受け企業のマッチング
・譲渡企業と譲り受け企業の所在地が異なる都道府県：63％
・譲渡案件の掲載から成約までの期間：「半年以内」が57％
・譲渡企業と譲り受け企業が異業種：50％

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■譲渡企業
・譲渡案件の年商：「1億円以上」が70％
・業種（上位5業種）：製造/卸売り、情報通信、物流、建設/土木/工事、小売り
・譲渡企業の所在地：全国（関東58％、中部17％、関西16％、九州・沖縄3％、北海道・東北3％、中国・四国3％）
・譲渡理由：「後継者不在・代表者の引退」55％、「自社事業の選択と集中」21％、「事業成長」17％
・譲渡金額：「5,000万円以上」が48％（「1億円以上」が36％）


■譲り受け企業
・年商：「10億円以上」が67％
・M&Aの経験：「M&Aの経験がある」が78％（「2件以上M&Aの経験がある」が63％）
・利用者：「経営層」（社長、CxO、役員など）が77％
・業種（上位5業種）：製造/卸売り、情報通信、物流、建設/土木/工事、法人向けサービス

■「M&Aサクシード」経由のM＆A動向について
【株式会社M&Aサクシード 代表取締役社長　金 蓮実　コメント】
「M&Aサクシード」は、一度に全国のM&Aの可能性を探せるM&Aマッチングサイトです。そのため、リアルの場での出会いだけでは生まれなかったような、地域や業種を超えた多様なマッチングが生まれており、2022年の成約実績を見ると、異業種同士のマッチングが半数を占めています。コロナ禍を機にあらゆる業種の企業がDX（デジタルトランスフォーメーション）推進を加速させているほか、不確実性の高まる時代においてスピーディーな変化が求められるため、異業種同士のM&Aが増加していると考えられます。本業から近い領域だけでなく、全く異なる領域での多角化経営や、非IT企業がDX・IT化推進のため、IT企業を譲り受けるケースもあります。

また、同業同士のマッチングにおいても、後継者不在の企業だけでなく、事業成長の選択肢としてM&Aを検討する企業が増えています。また、先行きの不安感のために大手の傘下に入りたいという企業も見受けられます。特に物流業界では、燃料費高騰やドライバー不足、2024年4月の施行まであと約1年に迫る「2024年問題」や後継者不在問題など、さまざまな課題を抱える中小トラック運送事業者が多いです。2022年の成約実績では、譲渡企業・譲り受け企業ともに「物流」が業種別第3位となっており、M&Aによる業界再編が進んでいることがわかります。

「人生を託せる、出会いのために。」をミッションに掲げるM&Aサクシードは、日本全国の経営者の皆様の選択肢と可能性を最大化できるよう、今後もサービス向上に努めてまいります。

＜異業種同士のマッチング動向＞
1）本業から近い領域での多角化経営
例）不動産管理会社が建築工事会社を譲り受け/介護事業会社が医療系の求人サイト運営会社を譲り受け

2）本業とは全く異なる領域での多角化経営
例）人材派遣会社が農業関連会社を譲り受け/化学品製造会社が酒製造会社を譲り受け

3）非IT企業のIT化
例）自動車部品製造会社がシステム開発会社を譲り受け/工業用部品製造会社がSES会社を譲り受け

【M&A成約実績の詳細　〜マッチング〜】

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【M&A成約実績の詳細　〜譲渡企業〜】

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【M&A成約実績の詳細　〜譲り受け企業〜】

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■法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」について
「M&Aサクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ法人・審査制M&Aマッチングサイトです。譲渡企業は「M&Aサクシード」に会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業はその情報を検索して閲覧できます。譲り受け企業は興味を持った譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとしてM&Aを早期から検討でき、経営者の選択肢が広がります。2017年11月にサービスを開始し、全国の譲渡案件が累計14,500件以上（掲載中4,000件以上）登録され、利用中の譲り受け企業は8,500社以上です（2023年1月時点）。URL：https://ma-succeed.jp/

■株式会社M&Aサクシードについて
「人生を託せる、出会いのために。」をミッションとし、法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」を運営。同サービスは、2017年11月に株式会社ビズリーチの新規事業としてサービスを開始。2020年2月、グループ経営体制移行にともない新設したビジョナル・インキュベーション株式会社が2021年10月まで運営。組織再編にともない、2021年11月より、株式会社M&Aサクシードとして、ミッションの実現を目指す。URL：https://www.visional.inc/ja/ma-succeed.html

■Visionalについて
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略（HCM）エコシステムの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。URL：https://visional.inc

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