プレスリリース
新設計により本体を小型化、ネイティブ4Kプロジェクターとして世界最小サイズを実現
株式会社JVCケンウッドは、Victorブランドより、ホームプロジェクターの新商品として、D-ILAプロジェクター「DLA-Z7」「DLA-Z5」を11月下旬より発売します。
両モデルは、光学ユニット、レンズ、回路基板などの設計を見直して本体を小型化し、ネイティブ4K対応プロジェクターとして世界最小※1サイズを実現。新設計となる大口径80mmのフル電動4Kレンズは、4K高解像度を忠実に再現するとともに、柔軟な設置にも対応します。さらに当社独自のレーザー光源技術「BLU-Escent」の搭載により、「DLA-Z7」では2,300lm、「DLA-Z5」では2,000lmの高輝度と、約20,000時間の光源寿命を両立しました。また「DLA-Z7」は、当社独自の第三世代0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスを搭載し、ネイティブコントラスト80,000:1を実現しています。
※1:2024年11月下旬発売予定、ネイティブ4Kデバイス搭載のプロジェクターとして。(2024年9月26日、当社調べ)
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<企画意図>
映像市場においては近年、4K/HDRコンテンツの本格的な普及期を迎え、8Kコンテンツのさらなる展開も見込まれています。こうした市況の中、当社は2024年6月、8K対応モデルを拡充するべく、8K60p入力・表示に対応し、さらなる高コントラスト化・高輝度化を実現した「DLA-V900R」と「DLA-V800R」を市場投入し、ハイエンドホームプロジェクターとして好評を得ています。
そして当社はこのたび、4K対応モデルの充実化を図るため、「DLA-Z7」および「DLA-Z5」の2モデルを発売します。両モデルとも、光学ユニット、レンズ、回路基板などの設計をゼロから見直して本体を小型化し、ネイティブ4K対応プロジェクターとして世界最小※1サイズを実現。新設計となる大口径80mmのフル電動4Kレンズの搭載により、広いシフト範囲の確保と短焦点化も実現。4K高解像度を忠実に再現するとともに、設置の自由度も高めました。従来モデルから大幅に小型軽量サイズとすることで、他社モデルからのステップアップや当社従来モデルからの置き換え需要にも対応します。さらに、光源にブルーレーザーダイオードを使用した当社独自のレーザー光源技術「BLU-Escent」を搭載し、「DLA-Z7」では2,300lm、「DLA-Z5」では2,000lmの高輝度と、約20,000時間の光源寿命を両立します。また、「DLA-Z7」は、さらなる黒の表現力を追求した、当社独自の第三世代0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスを搭載し、ネイティブコントラスト80,000:1を実現しています。
当社は、先行の8K対応モデルに続き、今回の4K対応モデルの発売によりホームプロジェクターのラインアップを充実させ、8Kの超高精細映像を求めるハイエンドユーザーから、4K/HDRコンテンツをより高画質で楽しみたいミドル/エントリーユーザーまで、幅広いニーズに応えていきます。
<「DLA-Z7」「DLA-Z5」共通の主な特長>
1.新設計により本体を小型化、ネイティブ4K対応プロジェクターとして世界最小サイズ※1を実現
光学ユニット、レンズ、回路基板などの設計をゼロから見直して本体を小型化し、ネイティブ4K対応プロジェクターとして世界最小サイズ※1を実現。当社の従来モデルで最小サイズだった「DLA-V50」(2022年3月発売)との比較においても体積を約35%削減しました。レーザー光源とネイティブ4Kパネルを搭載しながら従来の4K/e-shift対応モデルとほぼ同等サイズで、当社製、および他社製プロジェクターからの買い替え時の置き換えも容易になりました。
2.新設計となる大口径80mmのフル電動4Kレンズを搭載、4K高解像度の忠実な再現と、柔軟な設置を両立
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新設計となる11群15枚の大口径80mmレンズを搭載し、4Kの高解像度を忠実に再現。またフル電動(ズーム、フォーカス、シフト)、かつ上下70%、左右28%の広いシフト範囲を確保し、柔軟な設置にも対応します。さらに、短焦点化により100インチを最短約3mの距離で投写可能です(16:9投写時)。シネマスコープサイズのスクリーンを使用する際に便利なレンズメモリー機能も搭載しています。
3.高輝度と長寿命を両立するレーザー光源技術「BLU-Escent」を搭載
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光源にブルーレーザーダイオードを使用した当社独自のレーザー光源技術「BLU-Escent」を搭載し、「DLA-Z7」では2,300lm、「DLA-Z5」では2,000lmの高輝度と、約20,000時間の光源寿命を両立しました。また電力効率も高めており「DLA-Z7」の有効電力(W)当たりの明るさは、これまでの当社D-ILAプロジェクターにおいて最も高効率となり、省電力化も実現しています。
4.HDR映像を最適に再現する、第二世代「Frame Adapt HDR」機能を搭載
高輝度部の白飛びを抑え、より明るく、色鮮やかで、ダイナミックレンジの広いHDR映像を再現する、当社独自の第二世代「Frame Adapt HDR」機能を搭載。暗部階調を拡張する「Deep Black Tone Control」を搭載し、最適な明るさでコントラスト感のある映像を実現します。
1)よりリアルな暗部表現を可能にする「Deep Black Tone Control」を搭載
ネイティブ4K「D-ILA」デバイスのダイナミックレンジを最大限に生かすため、暗部階調を拡張する「Deep Black Tone Control」を搭載。よりリアルな暗部表現による、従来以上にコントラスト感のある映像を実現します。
2)より最適な明るさでトーンマッピングを可能とするメタデータDMLを採用
HDRレベルを自動検出する際に、コンテンツ編集に用いるモニターの最大輝度情報を表すメタデータとしてDML(Max Display Mastering Luminance)を採用。より最適な明るさでトーンマッピングすることが可能です。
5.SDRコンテンツを色彩豊かに再現する画質モード「Vivid」を搭載
SDR(Standard Dynamic Range)用画質モードとして、コンテンツを色彩豊かに再現する「Vivid」を搭載。SDRの動画配信コンテンツで人気の高いアニメーション作品などを明るく豊かな色彩、かつ鮮明な画質で楽しめます。
6.レーザーダイナミック光源制御により、人間の知覚に近い映像を実現
当社独自のレーザー光源技術「BLU-Escent」では、レーザー光源として光出力の制御が瞬時に行えるレーザーダイオードを採用。従来の機械式絞り(アパーチャー)に比べて遅延の少ないダイナミックな明るさ調整が可能となり、全黒のシーンでは完全に光源を絞ることにより∞:1のコントラストを実現します。また、レーザーの出力を101段階で制御できるため、室内環境や画面上のターゲット輝度に合わせて、明るさをきめ細かく設定できます。さらに、上位モデル同等の多彩な動作モードを搭載し、好みに応じた違和感のないダイナミックコントロールを可能としています。
7.映像制作者の意図を忠実に再現する画質モード「FILMMAKER MODE(TM)」を搭載
映像制作者が作品に込めた意図を家庭で忠実に再現することを目指し、「UHD Alliance」が開発した画質モード「FILMMAKER MODE(TM)」を搭載。同画質モードの使用時は、各種画質調整機能をオフにし、色温度はD65(6500K)に設定することにより、映画やドキュメンタリー作品などをマスターに忠実な画質で楽しめます。
8.環境に配慮した設計
本体の小型化により、先行モデル「DLA-V50」との比較において、消費電力は約33%、梱包寸法は約30%、本体のプラスチック使用量は18%を削減。製造時、輸送時、廃棄時など、商品サイクル全体で環境負荷の低減に貢献します。
<「DLA-Z7」固有の主な特長>
1.さらなる黒の表現力を追求した、第三世代0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスを搭載
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当社独自の第三世代0.69型ネイティブ4K「D-ILA」を搭載。さらなる黒の表現力を追求するとともに、配向制御性と画素の平坦性を同時に高めることにより、ネイティブコントラスト80,000:1を実現しています。また、製造プロセスの見直しにより画面内の明るさの均一性が向上し、高品位な映像表現が可能です。
2.シネマフィルターの採用により、DCIP3の広色域による色鮮やかな映像を実現
シネマフィルターの採用によりBT.709、DCIP3の広色域を実現。従来よりも大幅に広い色域が採用されているUHDブルーレイになどのHDRコンテンツも空や海のグラデーション、真紅の薔薇や新緑の並木の対比などまで、色彩豊かに描き分けることが可能です。
<その他の主な特長>
・クリアで色鮮やかな映像を実現する「Ultra-High Contrast Optics」を搭載。
・メニュー構成を見直し、利用頻度の高い機能にアクセスしやすくした新GUIを搭載。
・レンズメモリーや画素調整、画面マスクなどの設置調整内容を一括して最大5種類保存し、簡単に呼び出すことができる「設置設定」機能を搭載。
・設置条件や使用状況などで変化する光学特性を最適化する「オートキャリブレーション機能」※2を搭載。
※2:「オートキャリブレーション機能」を使用するには、市販の光学センサーと専用ソフトウェア、PC、LANケーブルが必要です。
・スクリーン特性によって生じる色のアンバランスを補正する「スクリーン補正モード」を搭載。
<商標について>
・「D-ILA」「BLU-Escent」「Frame Adapt HDR」「Clear Motion Drive」は株式会社JVCケンウッドの商標または登録商標です。
・「BLU-Escent Laser」は株式会社JVCケンウッドの商標です。
・HDMI、HDMI High-Definition Multimedia Interface という語、HDMIのトレードドレスおよび HDMIのロゴは、HDMI Licensing Administrator, Inc.の商標または登録商標です。
・その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45133/470/45133-470-5caa56dca641f3496e04579b1396e93d-1069x387.png ]
当社リリースURL:
https://www.victor.jp/press/2024/0926-01/
製品ページURL:
・DLA-Z7
https://www.victor.jp/projector/lineup/dla-z7/
・DLA-Z5
https://www.victor.jp/projector/lineup/dla-z5/
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【報道関係窓口】 株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション部 広報グループ
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