プレスリリース
2月27日(月) AndTech「自己修復材料の基礎と今後の展望、ゲル材料の最新の研究・開発事例」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定
宇都宮大学 工学部 為末 真吾 氏、(国研)物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点 玉手 亮多氏、ユシロ化学工業(株) 研究開発部 鈴木 智大 氏にご講演をいただきます。
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる自己修復材料での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「自己修復材料」講座を開講いたします。
自己修復ヒドロゲルについて、関連する分野や今後の展望について紹介、自己修復性メカニズムや力学特性、応用可能性に関して詳細を解説!
本講座は、2023年02月27日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=11668
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Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:自己修復材料の基礎と今後の展望、ゲル材料の最新の研究・開発事例
開催日時:02月27日(月) 10:00-15:45
参 加 費:44,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=11668
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部 物質内への超分子結合の組込みによる自己修復マテリアルの開発
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講師 宇都宮大学 工学部 准教授 博士(理学) 為末 真吾 氏
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第2部 自己修復性イオンゲルの設計とその自己修復挙動、特性
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講師 (国研)物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点 独立研究者 玉手 亮多 氏
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第3部 自己修復性ポリマーゲルの開発-ウィザードゲル(R)の紹介-
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講師 ユシロ化学工業(株) 研究開発部 鈴木 智大 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
超分子結合などの可逆的な結合の知識、それを元にした自己修復材料を含む材料開発の基礎となる知識
イオン液体・イオンゲル・自己修復高分子材料に関する基礎知識・最近の研究動向
ホスト-ゲスト相互作用等の分子間力を駆使したポリマー架橋構造(可逆的架橋・可動性架橋)の汎用高分子材料に関する基礎的知識と実装化事例
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
https://andtech.co.jp/
株式会社AndTech 技術講習会一覧
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一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
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株式会社AndTech 書籍一覧
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選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
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株式会社AndTech コンサルティングサービス
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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business_consulting/
本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
第1部 物質内への超分子結合の組込みによる自己修復マテリアルの開発
【講演主旨】
様々な高分子低分子を利用して、傷を自動的に修復する自己修復材料が近年実用化に近い段階まで報告されてきた。過去に自己修復材料に用いられてきた超分子結合などを知ることで必要な場面に適した機能を持った自己修復材料を作り出すことができる様になる。本講演では種々の超分子結合と高分子構造を利用した自己修復ヒドロゲルについて、関連する分野とともに具体的に紹介する。また、今後の自己修復ゲルの展望について紹介する。
【プログラム】
1.自己修復材料とは?
2.化学結合などを用いた自己修復材料
2-1 カプセルを用いた自己修復材料と仕組み
2-2 動的共有結合を利用した自己修復材料と仕組み
3.物理結合を用いた自己修復材料
3-1 静電相互作用を利用した自己修復材料と仕組み
3-2 配位結合を利用した自己修復材料と仕組み
3-3 ホストゲスト相互作用を利用した自己修復材料と仕組み
3-4 水素結合を利用した自己修復材料と仕組み
3-5 その他の自己修復材料
4.将来の自己修復材料の展望とまとめ
【質疑応答】
第2部 自己修復性イオンゲルの設計とその自己修復挙動、特性
【講演主旨】
カチオンとアニオンのみから構成され室温で液体となる「イオン液体」は、高いイオン伝導性、不揮発性、不燃性、熱・電気化学的安定性など従来の分子性液体にない優れた性質を示す。
本講演ではイオン液体の特性と応用、更に高分子とイオン液体の複合化により得られるソフトマテリアル「イオンゲル」に関して概説する。特に近年我々が開発した、化学的アプローチおよび物理的アプローチを利用した自己修復性を持った新しいイオンゲル材料に関して、自己修復性メカニズムや力学特性、応用可能性に関して詳細を解説する。
【プログラム】
1.イオン液体とは
1.1 イオン液体の性質
1.2 イオン液体の分類
1.3 イオン液体の応用
2.イオン液体と高分子の複合化によるソフトマテリアル創製
2.1 イオン液体中の高分子
2.2 イオンゲル
2.3 イオンゲルの高機能化
3.自己修復性イオンゲル
3.1 化学的アプローチを利用した自己修復性イオンゲル
3.2 物理的アプローチを利用した自己修復性イオンゲル
3.3 今後の展望
4.まとめ
【質疑応答】
第3部 自己修復性ポリマーゲルの開発-ウィザードゲル(R)の紹介-
【講演主旨】
電子デバイスや医療機器、生活周辺製品など、産業界の技術革新に伴い、それらを支える高分子素材(構造材・接着剤・塗膜材・周辺部材等)には、高強度・高靭性・高耐久性・形状記憶性など更なる性能向上や新機能付与が求められる。SDGs等の世界動向からも高分子材料の長寿命化・メンテナンスフリー化などは社会的急務である。これらの性能を満たすには、新しい分子・材料設計が必要であり、近年、高分子鎖ネットワークの可逆性架橋化/可動性架橋化といったアプローチが盛んである。ユシロ化学工業では、ホスト分子、ゲスト分子による可逆的超分子架橋を利用して自己修復性の発現や力学特性の著しい向上等を実現した新材料を開発し、社会実装を進めている。本講演では、これら開発した新材料の基礎・開発経緯・新展開などを紹介する。
【プログラム】
1.序論〜高分子材料について
1-1 ポリマー材料の製造と重合反応
1-2 共有結合による架橋高分子材料
1-3 分子間相互作用を利用した機能化
2.超分子材料 ホスト分子、ゲスト分子の相互作用による架橋構造
2-1 可逆性架橋構造
2-2 可動性架橋構造
2-3 ホストゲスト架橋の複合ネットワーク化
2-4 異種材料との複合化
3.ユシロの取り組み〜ホスト-ゲスト相互作用を用いた自己修復・強靭化材料への展開
3-1 ホスト分子、ゲスト分子の量産化
3-2 強くて乾かない自己修復性ポリマーゲル ウィザードゲル(R)
3-3 無溶媒タイプ 自己修復性エラストマー ウィザードエラストマー(R)
3-4 ポリマー添加剤の紹介
4.まとめと今後の展望
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
プレスリリース提供:PR TIMES