プレスリリース
IMAGICA GROUP、キヤノンと共同実証実験を実施、高解像度かつ鮮明な8K 3D 360° VR映像コンテンツ『SPACE JOURNEY TO THE EARTH』を制作
〜実写映像による疑似宇宙体験を、圧倒的な臨場感で〜
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株式会社IMAGICA GROUP(本社:東京都港区、代表取締役社長:長瀬 俊二郎、以下「当社」)は、キヤノン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役会長兼社長 CEO:御手洗 冨士夫、以下「キヤノン」)と共同で、スペースバルーン※1をモンゴルの地上より成層圏(高度約25,000m)まで打ち上げ、高精細な8K 3D 360° VR映像を撮影する実証実験(以下、「本プロジェクト」)を実施いたしました。撮影した映像データをもとに、当社グル-プは従来※2のVRコンテンツが持つ解像度を遥かに上回り、宇宙旅行を疑似体験できる『SPACE JOURNEY TO THE EARTH』を制作いたしました。
※1 スペースバルーン:成層圏気球(HAB:High Altitude Balloon:高高度気球と一般的には呼ばれる)は、宇宙の近くまでモノを搬送することができる大きなゴム製の風船を指します。
※2 当社が過去に制作した8K 360° VR映像コンテンツ『SPACE JOURNEY TO THE EARTH』との比較です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37973/360/37973-360-8f5c0e4cc4a14ed171797a4eb684276e-2000x1050.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本プロジェクト実施の背景
当社グル-プでは、宇宙エンタテインメントの新たな可能性を実証する試みとして、これまでにモンゴル・バガヌール市、日本・愛媛県愛南町の2か所にてスペースバルーンを打ち上げる実証実験を実施しております。撮影データをもとに、8K 360° VRコンテンツを制作してまいりましたが、宇宙から地球を眺める疑似体験VRコンテンツとして、さらに品質を引き上げる必要性があると感じておりました。
一方、キヤノンでは、かねてよりエンタテインメントや教育、観光など幅広い分野にて活用が拡がる実写VRコンテンツに着目し、「より効率的に、高画質なVR映像を制作したい」という映像クリエイターのニーズに応えるべく、EOS VR SYSTEMの開発に取り組んでおります。
本プロジェクトは、両社の目指す方向性が一致したことで実施に至り、当社グル-プが持つ“映像制作技術”とキヤノンが持つ“イメージング技術”の融合により、細部の解像感、色、ダイナミックレンジの広がりまで、飛躍的に画質・品質の高い撮影が実現いたしました。
本プロジェクトの概要
実証実験のために特別設計した撮影専用リグの上に、キヤノン製のハイエンドなカメラとレンズ機材をスペースバルーンに取り付け、高度約25,000mの成層圏まで飛行させました。撮影は約2時間にわたり、パラシュートで地上に戻るまでの間、連続して行いました。気圧や温度変化(約-50℃)、風の影響によるカメラの回転など、様々な課題を事前検証によりクリアし、3Dかつ高解像度の長時間記録に成功しました。
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■カメラ機材(※キヤノン提供)
CANON CINEMA EOS SYSTEM EOS R5C
CANON RF LENS RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE
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■撮影専用リグ(※当社グループ会社フォトロン開発)
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37973/360/37973-360-5c680ca97964d3a19f9080f5cd855f01-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
8K 3D 360° VR映像コンテンツ『SPACE JOURNEY TO THE EARTH』と今後の展開
本プロジェクトで完成した8K 3D 360° VR映像コンテンツ『SPACE JOURNEY TO THE EARTH』では、視聴者が極寒のモンゴルの大地から朝日を浴びて空へ飛び立ち、モンゴル縦貫鉄道を下に見ながら真っ白な地平線を飛行し、25,000mの成層圏で白い地球を体験できます。雪の中の山や川などの細部がはっきりと視認できる、高解像度かつ鮮明な映像の本VRコンテンツは、VRゴーグルを通じて、お子様(12歳以上)からご高齢の方まで、幅広い年齢層の方々にご視聴いただけます。
当社は、この実証実験で得たノウハウと知見、そして当社グル-プが持つ映像技術力を活かし、今後も、最先端技術を活用した実験および研究開発を継続し、次世代の映像制作技術の発展に貢献してまいります。
なお、8K 3D 360° VR映像コンテンツ『SPACE JOURNEY TO THE EARTH』は、2024年11月13日(水)から15日(金)の期間、幕張メッセで開催される『Inter BEE 2024』のキヤノンブースにて、初お披露目する予定です。
■当社グループ体制
統 括:IMAGICA GROUP
制作・演出:IMAGICA EEX
撮影技術:コスモ・スペース
リグ開発:フォトロン
ポスプロ:IMAGICA エンタテインメントメディアサービス
株式会社IMAGICA GROUP
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/37973/360/37973-360-5fc122dd8111addfb5babe7c0cdf6086-1200x528.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1935年の創業以来、新たな“映像”の価値創出に挑戦し続け、これからも「世界の人々に”驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。
・会社名:株式会社IMAGICA GROUP / IMAGICA GROUP Inc.
(東証プライム市場、証券コード:6879 イマジカG)
・代表者:代表取締役社長 社長執行役員 長瀬 俊二郎
・所在地:〒105‐0022 東京都港区海岸一丁目14番2号
・創立:1935年2月18日
・資本金:33億6百万円
・事業内容:映像コンテンツ事業、映像制作サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業の統括
・URL:https://www.imagicagroup.co.jp/
・note:https://www.note.imagicagroup.co.jp/
・X:https://twitter.com/IMAGICAGROUP
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