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IP InfusionとJabil Photonics、革新的なOOLS(Open Optical Line System)「400G ZR OLS」を発表

(PR TIMES) 2022年03月08日(火)19時45分配信 PR TIMES

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)と光通信機器向けにエンドツーエンドの設計・製造・テストソリューションを提供する大手プロバイダー、Jabil Inc.(本社:米国フロリダ州、NYSE:JBL、以下、Jabil)の事業部門であるJabil Photonicsは、新たなコンセプトのOOLS(Open Optical Line System)製品となる「400G ZR OLS」を市場投入したことを発表しました。
ネットワークのディスアグリゲーションおよびオープンソリューションは、ネットワークの俊敏性、市場投入期間の短縮、総所有コスト(TCO)の低減を可能とする重要な要素として、Webプロバイダーや通信事業者に認知されています。IP InfusionとJabil Photonicsの独自ソリューションは、IP Infusionの「OcNOS(R)」のソフトウェアスタックを実行して、80/120kmを超える400ZR信号の伝送を最適化し、世界規模での帯域幅増強への旺盛な需要に応えます。

光ネットワークの分野において、こうした旺盛な需要は、クライアント信号をトランスポンダやマルチプレクサ等の光信号に変換する製品やモジュールの高性能化に影響を与えています。さらに、この需要の急増により、イーサネットスイッチやIPルーターに直接接続できる400G ZR/ZR +規格を実装したプラグ脱着可能なコヒーレントモジュールによるアップグレードを活用したオープンなアーキテクチャへとトレンドは進化しています。

Jabil Photonics事業部門 バイスプレジデント兼GM Stefano Schiavoni氏は、
「ディスアグリゲーション型ソリューションの必要性は、データセンターからセルサイト、ゲートウェイから光伝送ネットワークへと急拡大しています。トランスポートネットワークのアーキテクチャの変更により、特に光ネットワークがデータセンター間のポイントツーポイント接続である単純なシナリオにおいては、ディスアグリゲーションとオープン性をOptical Line Systemsへと拡張することが可能になります。その結果、運用の簡素化と低コスト化が実現します。オープンネットワーキングのマーケットリーダーであるIP Infusionと提携して、お客様がこの新たなアーキテクチャの利点を享受できるように市場投入したことを嬉しく思います」と述べています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「5G帯域幅に対する世界的な需要の高まりに対応するためには、光ネットワーク向けディスアグリゲーション型ソリューションが不可欠です。当社の拡張性に優れた『OcNOS』のアーキテクチャとJabil Photonicsを組み合わせることで、通信事業者にとってコスト面と技術面での画期的なブレークスルーといえるソリューションを提供し、ベンダーとテクノロジーのロックインを解消できることを嬉しく思います」と述べています。

「400G ZR OLS」は、標準の1RUシャーシで提供され、同一のイーサネットスイッチとクラウドサーバーラックに容易にインストールすることができます。本製品は、ホワイトレーベルをはじめ、さまざまなビジネスモデルで、エンドカスタマー、ネットワークインテグレーター、OEM向けに提供されます。

IP InfusionとJabil Photonicsは、2022年3月8日〜10日に米国カリフォルニア州サンディエゴにて開催される「OFC 2022」(ブース番号:3525)に出展する予定です。
https://www.ofcconference.org

■Jabil Inc.について
Jabil(NYSE:JBL)は、世界30カ国100拠点にて26万人を超える従業員を擁するマニュファクチャリングソリューションプロバイダーです。Jabilのエンドマーケット経験における比類ない知見、技術力・設計力、製造ノウハウ、サプライチェーンにおけるインサイト、グローバルな製品管理における専門知識は、世界の大手ブランドから信頼を得ています。Jabilと従業員は共通の目的を掲げ、地域社会と環境にポジティブな影響を与えられるように取り組んでいます。
https://www.jabil.com/
[画像: https://prtimes.jp/i/11476/349/resize/d11476-349-d7a037cfecd30b1aec92-0.png ]

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Boxソリューションを提供しています。IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」および「Commercial SONiC Distribution」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS」および「ZebOS(R)」を350社以上の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび350社以上の企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES

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