プレスリリース
IP InfusionとDistri X、ベネルクス諸国における革新的なネットワーキング、セキュリティ、クラウドソリューションの提供で協業
- IP InfusionのWhite Box型ソリューションが、ネットワークオペレーターのレジリエンスと俊敏性を備えたネットワークを実現 -
IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)と、ネットワーキング、セキュリティ、クラウドのソリューションを専門に手掛けるDistri X(本社:オランダ)は、ベネルクス諸国において最先端のオープンネットワーキングソリューションを提供するために協業することを発表しました。
Distri Xは、20年にわたる情報通信技術の経験を有し、ネットワーキング、セキュリティ、クラウドのソリューションに精通した、ベネルクス地域の成長著しいディストリビューターです。Distri Xは、IP InfusionのBest-of-Breed(最適な製品から選択し組み合わせる)のネットワーキングを実現するネットワークオペレーティングシステム(OS)「OcNOS(R)」が、ネットワークオペレーターをベンダーロックインから解放し、オープンなWhite Box(ホワイトボックス)型ソリューションの導入を可能とするため、IP Infusionとの提携を決定しました。ベネルクス諸国は、欧州の中でも経済的に活発な地域であり、ファイバー密度が高く、Arizton Advisory & Intelligence社のレポートによると、2021から2025年の間で30億ドルがデータセンターインフラ管理(DCIM)ソリューション市場に投資されると見込まれています。オープンなWhite Boxのエコシステムは、本地域でのネットワーキングイノベーションの促進を目指すDistri Xの取り組みを支援していきます。
IP InfusionのキャリアグレードのWhite Box型ネットワーキングソリューションは、ネットワークオペレーターの革新的なサービスの開発、新たな収益源の創出を加速します。市場で最も採用実績が多く、実証済みのネットワークオペレーティングシステム(OS)「OcNOS」は、顧客ニーズに即した最高のハードウェアと組み合わされることで、さまざまなネットワークのユースケースをサポートします。IP Infusionの高度なサポートサービスにより、ネットワークオペレーターは、総所有コスト(TCO)を低減するエンドツーエンドのWhite Box型ネットワーキングソリューションへのシームレスな移行が可能になります。
Distri X オーナー Rob van der Steen氏は、
「SDN(Software Defined Networking)は、ネットワークオペレーターが新機能やサービスを導入するための、最も現代的でコスト効率に優れた方法であると当社は考えています。IP Infusionは、アクセス、光伝送、データセンターネットワーク等、ネットワークOSプラットフォームのあらゆるユースケースにおいて堅牢なソリューションを提供してきた実績を基に、質の高い加入者体験とオペレーター体験をもたらす充実したルーティング機能を提供しています」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「Distri Xとの協業を嬉しく思います。Distri Xは、シームレスな移行とネットワーク容量増大には不可欠な、複雑なネットワーク設計における卓越した技術と知見を有しています。当社のキャリアグレードのネットワークOS『OcNOS』は、従来のレガシーネットワークのベンダーに代わる選択肢を提供し、統合サイクルを短縮します。Distri Xが、ベネルクス全域のデータセンターネットワークを変革し、より優れたパフォーマンスをより低い総所有コストで実現するにあたり、共に取り組めることを光栄に思います」と述べています。
ハードウェアとソフトウェアがディスアグリゲーション(分離)されたオープンネットワーキングは、ネットワークのより迅速な拡張を可能にするため、世界中のサービスプロバイダーにとって最適な選択肢であることが実証されています。IP Infusionの「OcNOS」は、エンタープライズクラスのルーティング、スイッチング、MPLS(Multi-Protocol Label Switching)のための広範なプロトコルサポート等、高度な機能を提供する初のネットワークOSです。「OcNOS」は、オープンなハードウェアのための取り組みであるOpen Compute Projectに則った、拡張性の高いネットワークプラットフォームの構築を支援します。
■Distri Xについて
Distri Xは、オランダの成長著しいITディストリビューターです。15社のベンダーからのポートフォリオを取り扱っており、ネットワーキング、セキュリティ、クラウドのソリューションについて、顧客が最適な意思決定をできるようにサポートします。Distri Xは、ワイヤレス、DDoS攻撃防止スクラビング、クラウドセキュリティ、データセンター相互接続等に関する経験と技術的知見を備えており、顧客のIT運用を支援します。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Boxソリューションを提供しています。IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」および「Commercial SONiC Distribution」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS」および「ZebOS(R)」を350社以上の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/
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■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび350社以上の企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES