プレスリリース
〜 SmartHRのIDとパスワードを利用して外部サービスにログインできる、シングルサインオンを実現 〜
株式会社SmartHR(本社:東京都港区、代表取締役CEO:芹澤 雅人)は、運営するクラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートエイチアール)」のホーム画面から企業が導入している外部クラウドサービスにワンクリックでログインできる「IdP機能」を2024年7月25日より提供いたします。この機能は、「SmartHR」のIDとパスワードを利用して外部クラウドサービスにログインでき、従業員のログインの手間やパスワード管理の負担を軽減、企業の業務効率化とセキュリティ向上に貢献します。
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■ クラウドサービスの導入数に比例して増加する、情報システム部門の業務負担
リモートワークの浸透や、DXによる業務のデジタル化とデータ活用の推進により、企業のクラウドサービスの導入数は年々増加しています。2022年の「SaaS利用実態調査レポート(※1)」では、調査対象企業の49%が「業務の効率化」を目的にクラウドサービスを導入し、全体の54%が11個以上のクラウドサービスを利用していると回答しており、生産性向上のためにクラウドサービスが活用されている様子がうかがえます。一方、各クラウドサービスのログインに必要なID・パスワードの管理や、従業員ごとに情報を制限するアクセス管理など工数の肥大化、その業務を担う情報システム担当者の業務負担は急増しています。また、クラウドサービスの管理において人事部門と情報システム部門での情報連携の課題も顕在化しています。両部門では従業員の入社・異動・昇降格・退職によるクラウドサービスのアカウント数やアクセス権限の管理を表計算ソフトなどで共有することが多く、そのデータの更新工数やアナログな共有方法が課題となっています。
※1:メタップス【2022年版】SaaS利用実態調査レポート
■ 業務効率化とセキュリティ向上を実現する「IdP機能」
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「IdP機能」は、「SmartHR」にログイン後「SmartHR」のログイン情報(ID・パスワード)を利用して各クラウドサービスにワンクリックでログインできる機能(※2)です。従業員側は業務の始まりに「SmartHR」にログインすることで、業務に必要なクラウドサービスに都度ログインする必要がなくなり、ID・パスワード管理の負担がなくなります。また、管理者側は「SmartHR」に蓄積されている従業員データを活用し、従業員の入社・異動・退職などに合わせて、アクセス権の付与や変更・停止が行えます。退職時には「SmartHR」の従業員ステータスに合わせ外部からのログインを自動で制御します。従業員は「SmartHR」のID・パスワードのみを管理すればよく、従業員から情報システム部門へのパスワード忘れなどの問い合わせ対応が減少し、効率的な業務推進に貢献します。また、パスワードの使い回しを防ぐことでパスワードの漏洩リスクが減少し、セキュリティ強化にも繋がります。「IdP機能」は従業員の業務の入口を1つにまとめ、従業員と人事部門・情報システム部門の業務の効率化とセキュリティ向上に寄与します。
※2 :「IdP機能」は「SmartHR」のシングルサインオン機能です。各サービスへの連携規格はSAML2.0に準拠しています。
機能の詳細は「SmartHR」の機能や運用のヒント、活用から生まれた成果やストーリーをご紹介するSmartHR Mag.のガイド記事からもご確認いただけます。
〜新機能のご紹介〜SmartHRのシングルサインオン(IdP機能)の導入メリット
■ 今後の展開
多様化する働き方への柔軟な対応や、デジタル技術やデータを活用した企業の競争優位性の確立のためには、クラウドサービスの導入は必要不可欠です。「ID管理」は「IdP機能」を皮切りに、「SmartHR」に蓄積された従業員データの価値を最大限発揮するため、外部サービスとの連携強化を目指します。今後は、「SmartHR」を各クラウドサービスのアカウントのマスターとして利用いただけるように、雇用形態別課金の導入や、入社・異動・退職など従業員のライフサイクルを起点にアカウントの作成・削除が自動化される機能、アカウントの棚卸し機能などの展開を予定しています。
■ クラウド人事労務ソフト「SmartHR」について
「SmartHR」は、労務管理クラウド6年連続シェアNo.1(※3)のクラウド人事労務ソフトです。
採用管理の情報から内定者の雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積。さらに、「SmartHR」に溜まった従業員データを活用した「人事評価」「従業員サーベイ」「配置シミュレーション」「スキル管理」などのタレントマネジメント機能により、組織の活性化や組織変革を推進し生産性向上を支援しています。アプリストアサービス「SmartHR Plus」は勤怠や給与などのサービスと連携できるアプリケーションを展開し、個社ごとのカスタマイズ性を高め、正確性や安全性の高いデータ連携を実現しています。
「SmartHR」は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。
※3:デロイト トーマツ ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2023年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額(2023年度見込) https://mic-r.co.jp/mr/03030/
■ 会社概要
- 社名:株式会社SmartHR- 代表取締役CEO:芹澤 雅人事業内容:クラウド人事労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営・販売- 設立:2013年1月23日- 資本金:9,990万円- 本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー- 企業URL:https://smarthr.co.jp/
※SmartHRのロゴなどのデータは、こちら(https://smarthr.co.jp/press-kit/)からダウンロードしてご利用ください。
※記載情報は、情報公開時点のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
プレスリリース提供:PR TIMES