プレスリリース
『NEWPEACE』が「実生活における睡眠センサー内蔵型マットレスの測定精度」についての研究成果を第28回日本時間生物学会学術大会にて発表
株式会社MTG(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:松下剛)は、睡眠センサー内蔵型マットレス(NEWPEACE AI Motion Mattress)の睡眠測定精度に関する研究成果を、名古屋市立大学 粂和彦教授と東京大学 杉山将教授ともに第28回日本時間生物学会学術大会(2021年11月20日〜21日)にて発表したことをご報告いたします。
人間は人生の3分の1以上を睡眠に費やしており、睡眠の質は健康に大きく関係していますが、自身の睡眠を把握するためには何らかの測定機器が必要となります。現在、ヘルスケア領域において、ウェアラブル端末やスマートフォン端末を利用したアプリが普及しています。そんな中、NEWPEACEは「非接触型睡眠センサー」を内蔵し、開始ボタンを押す等の操作することなく、寝るだけでより簡単に測定できるマットレスを開発しております。今回、実生活における睡眠測定精度について明らかにしました。
■睡眠センサー内蔵型マットレス(NEWPEACE AI Motion Mattress 以下、AI Mattress)
[画像: https://prtimes.jp/i/29736/316/resize/d29736-316-b3d0d8c9cdd8ee8eb0ae-0.jpg ]
マットレスに内蔵された「非接触型睡眠センサー」は、体動、心拍動や呼吸の振動を計測します。AI Mattressは、これらの計測データをもとに、機械学習を用いて睡眠状態(睡眠覚醒の判定や睡眠の質※1の分類)を自動検出します。この自動検出は、日本睡眠学会専門医である粂教授と人工知能(AI)の権威である杉山教授の技術指導を受け、開発・評価し、すでにシステムに導入しています。今回、実生活における118夜の睡眠(脳波)データを比較検討し、AI Mattressの睡眠測定精度の妥当性について学術発表しました。他の身につけて計測する機器の先行研究と比較しても同等の結果が得られており、実使用環境においても、その精度の妥当性が示唆されました。
睡眠測定結果は、数値化、グラフ化するだけでなく、個々の睡眠状態に合わせた動作制御や睡眠のアドバイスコメントのサービスにも活用しています。精度向上に積極的に取り組み、更なる性能とサービス向上につなげていきたいと考えております。
今後も、自社開発のみならず、大学との産官学の共同研究や、他企業との共同開発に取り組むことで、先進テクノロジーの可能性を追求し続け、より美しく、より健やかに生きることのできる豊かな社会の実現に貢献してまいります。
※1:睡眠の質は脳波で判別され、ヒトの睡眠はノンレム睡眠とレム睡眠二つの睡眠に分類されます。さらに、ノンレム睡眠は脳波の活動性によって「浅い〜深い」の3段階に分けられます。
■学術発表
演題:実生活における睡眠センサー内蔵型マットレスの測定精度
発表者:武藤 貴雄1、張 正慶1、杉山 将2、粂 和彦3
1 株式会社MTG
2 東京大学 大学院 新領域創成科学研究科
3 名古屋市立大学 大学院 薬学研究科
■日本時間生物学会(Japanese Society for Chronobiology)について
当学会は、生物の周期現象に関する科学的研究を推進し、時間生物学の進歩発展を図ること、 およびその成果を広め人類の健康と福祉に寄与することを目的として設立されました。学術大会及び総会の開催・会誌等の発行などを行っている研究団体です。
学会HP:http://chronobiology.jp/
第28回日本時間生物学会学術大会HP:http://jsc28.okinawa/
■NEWPEACE
2020年2月よりスタートしたスリープテックによるトータルソリューションブランド。
世界初※の“動きで眠る”「NEWPEACE AI Motion Mattress」、ストレッチで快適な睡眠に導く
「NEWPEACE Motion Mattress Light」の独自の動きが特徴のマットレスを中心に展開。
※睡眠状態をセンサで検知し、自動制御でエアセルが膨縮する機能を有するマットレスにおいて(2020年1月JACTA調べ)
ブランドサイト:http:www.newpeace.com
プレスリリース提供:PR TIMES