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プレスリリース
12月05日(月) AndTech「レアメタルレス・環境調和材料を用いた熱電変換材料・モジュール・システムの開発と実用化に向けた取り組み」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定
国立研究開発法人物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点 高際 良樹 氏、宮崎大学 工学教育研究部 永岡 章 氏、株式会社白山 R&D本部 内田 健太郎 氏にご講演をいただきます。
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる熱電発電技術での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「レアメタルレス熱電発電」講座を開講いたします。
熱電発電技術の実用化にあたり課題となるレアメタルを用いない熱電変換材料と熱電発電のシステム開発について、現状と課題について紹介!
本講座は、2022年12月05日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10951
[画像1: https://prtimes.jp/i/80053/310/resize/d80053-310-3721f5b72ec757dd53a8-0.jpg ]
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
テーマ:レアメタルレス・環境調和材料を用いた熱電変換材料・モジュール・システムの開発と実用化に向けた取り組み
開催日時:2022年12月05日(月) 10:30-16:45
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10951
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー
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第1部 レアメタルレスで低毒性元素からなる銅–硫黄系熱電変換材料の開発と実用化に向けた取り組み
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講師 九州大学 大学院総合理工学研究院 物質科学部門 准教授 末國 晃一郎 氏
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第2部 Fe-Al-Si系熱電材料(FAST材(R))の開発と実用化に向けた取り組み
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講師 国立研究開発法人物質・材料研究機構 エネルギー・環境材料研究拠点 熱電材料グループ, グループリーダー 博士(科学)
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第3部 廃熱を有効活用する環境調和材料を用いた熱電変換デバイスの開発
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講師 宮崎大学 工学教育研究部 環境・エネルギー工学研究センター担当 准教授 永岡 章 氏
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第4部 環境調型MgSiSn熱電変換モジュールの開発と廃熱発電システムの実用化に向けた取り組み
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講師 株式会社白山 R&D本部 本部長 内田 健太郎 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
・熱電変換(主に熱電発電)の基礎知識
・熱電材料の探索指針、性能向上方法
・銅–硫黄系熱電材料の開発動向の全体像
熱電(温度差発電)材料の基礎から応用まで、材料・モジュール化研究開発の全体像を俯瞰できるようになります。
・熱エネルギーの現状とカーボンニュートラル実現における役割に関する知識
・熱電変換材料開発における基本的な戦術、最新の開発指標、作製方法に関する知識
・熱電変換デバイスの基本原理と開発状況に関する知識
・当該分野における世界の研究開発動向
・熱電変換材料の基礎、材料合成プロセス
・熱電発電モジュールの開発における課題
・熱電発電システムの全体像と課題
本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
[画像2: https://prtimes.jp/i/80053/310/resize/d80053-310-ac8756e37ab10495241e-1.jpg ]
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
https://andtech.co.jp/
株式会社AndTech 技術講習会一覧
[画像3: https://prtimes.jp/i/80053/310/resize/d80053-310-644b9d08401c8ec8eea9-4.jpg ]
一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminar_category/
株式会社AndTech 書籍一覧
[画像4: https://prtimes.jp/i/80053/310/resize/d80053-310-d558b86003441f6a53ad-2.jpg ]
選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
https://andtech.co.jp/books/
株式会社AndTech コンサルティングサービス
[画像5: https://prtimes.jp/i/80053/310/resize/d80053-310-c93f88db131efc7d590c-3.jpg ]
経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
https://andtech.co.jp/business_consulting/
本件に関するお問い合わせ
株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
第1部 レアメタルレスで低毒性元素からなる銅–硫黄系熱電変換材料の開発と実用化に向けた取り組み
【講演主旨】
固体の「ゼーベック効果」という物理現象に基づいて熱エネルギー(温度差)を電気エネルギーに直接変換できる熱電変換材料が注目を集めています。従来はテルルという稀少元素を用いた材料が主流でしたが、近年では広範な応用を志向した、地殻埋蔵量が豊富な元素を主成分とする(つまりレアメタルレスな)材料の開発が進められています。本講座では、その様な材料の候補として有望視されている、銅と硫黄を主成分とする材料系に焦点をあて、我々の研究成果を中心にして、材料探索、合成方法、性能向上、実用化に向けた取り組みについて紹介します。また、熱電変換の基礎や最近注目されているレアメタルレス材料についても概説します。
【講演のポイント】
本講演でとりあげる、銅と硫黄を主成分とする物質は、最近10年間で精力的に研究開発が行われてきた新しい熱電材料です。講演者は、この材料系について一貫して研究を進めてきました。その経験や知見、データに基づいて、この材料系の長所や問題点、実用化に関する取り組みを紹介します。
【プログラム】
1.熱電変換の基礎知識
1-1.熱電効果
1-2.熱電変換効率
1-3.熱電物性
2.熱電変換材料の開発動向
2-1.従来材料
2-2.新規材料
2-3.銅–硫黄系材料
3.銅–硫黄系材料の開発動向
3-1.材料探索
3-2.合成方法
3-3.熱電特性、性能向上
3-4.実用化に向けた取り組み
4.まとめと将来展望
【質疑応答】
第2部 Fe-Al-Si系熱電材料(FAST材(R))の開発と実用化に向けた取り組み
【講演主旨】
熱電発電(温度差発電)技術は、近年IoT機器駆動用の自立電源としての活用が期待されています。社会実装には、材料性能の高性能化だけではなく、材料の資源性、プロセスコスト、発電モジュール化技術、耐久性向上、熱マネジメント、シーズとニーズのマッチングなど取り組まなければならない課題が山積しています。本講演では、一材料研究者が温度差発電技術の社会実装を本気で目指し、そのために必要な材料を新たに開発した経緯や開発コンセプト、現状と課題についてお話できればと思います。
【講演ポイント】
講演者は、これまで多岐にわたる材料研究に従事しており、企業とも基礎研究から応用研究まで含めて積極的に推進してきました。また、NEDOの先導研究プログラム(エネルギー・環境技術新技術先導研究プログラム、新産業創出新技術先導研究プログラム)における研究代表者を務めており、熱電(温度差)発電技術の社会実装に向けた研究開発に取り組んでいます。
【プログラム】
1. 熱電発電(温度差発電)技術とはー日本における製品化例とアプリケーション
2. 評価指標と評価方法ー無次元熱電性能指数、最大エネルギー変換効率
3. 材料開発のコンセプトと開発手法ービスマス・テルル系既存材料に学ぶ新材料開発の際のヒント
4. Fe-Al-Si系新規材料(FAST材(R))の紹介ー計算科学・実験・機械学習を用いた統合型材料研究開発の例
5. FAST材の量産化プロセスーラボレベルからの脱却
6. FAST材を用いた小型・高集積モジュール化技術の構築ー高耐久性モジュールの誕生
7. 実証実験の紹介ー現状と課題
【質疑応答】
第3部 廃熱を有効活用する環境調和材料を用いた熱電変換デバイスの開発
【講演主旨】
日本のみでさえ、年間排熱量は原子力発電所20〜50基分とも試算されており、熱エネルギーはカーボンニュートラルを達成する上で非常に大きな役割を持ちます。特に、この排熱(温度差)を直接電気へ変換する熱電発電技術は、再生可能エネルギーの観点からも注目されています。本講座では熱電発電の基礎から、レアメタルフリーに基づく環境調和型熱電変換材料の開発と最近の動向、再生可能エネルギー分野における熱電発電の現状と課題について我々の研究結果を含めて紹介します。
【講演ポイント】
熱電発電を理解するうえでの基礎から最新の材料開発の現状や課題について解説します。特に環境調和型熱電材料として世界最高の性能指数を達成した硫化物Cu2ZnSnS4開発の成果や裏話も紹介します。
【プログラム】
1. 熱電発電の基礎
1-1 カーボンニュートラルに向けた方向性
1-2 熱エネルギーの現状とポテンシャル
1-3 太陽光発電と比較した熱電発電の現状
2. 環境調和型熱電変換材料の開発
2-1 熱電材料開発の基本戦略
2-2 世界の熱電材料開発の現状
2-3 太陽電池材料から高効率熱電変換材料へ
2-4 環境調和型熱電デバイス開発の現状
3. 熱電発電の将来展望とまとめ
3-1 スマート社会における熱電発電
3-2 緊急電源としての熱電発電
3-3 まとめ
【質疑応答】
第4部 環境調型MgSiSn熱電変換モジュールの開発と廃熱発電システムの実用化に向けた取り組み
【講演主旨】
脱炭素社会実現に向けて、エネルギー効率を高める省エネ技術、特に排熱を有効利用する技術は重要である。その技術の中で熱を電気に直接変換する熱電発電技術が注目されている。熱電発電技術が実用化されるためには二つの課題を解決する必要がある。一つはレアメタルを用いない熱電変換材料であり、もう一つが熱電発電のシステム開発である。熱電変換材料の現状及び株式会社白山が開発しているマグネシウムシリコンスズ材料及び本材料を用いたモジュールに関する開発状況や課題について説明する。また、システム開発とは、排熱を如何にモジュールに通過させるかの構造や組み合わせの開発である。株式会社白山で開発している凝縮潜熱に着目した熱電発電システムの開発状況や課題について説明する。
【講演ポイント】
熱電発電の実用化のためには、熱電材料から発電システムに至る広範囲な技術の最適化が必要です。材料-素子-モジュール-システムのそれぞれにおいて、熱電発電を開発する上で必要な技術について解説します。
【プログラム】
1. 環境調和型熱電変換材料
1.1 Mg-Si-Sn熱電材料位置付け
1.2 Mg-Si-Sn 熱電材料の特徴
1.3 Mg-Si-Sn 熱電材料の合成プロセス
1.4 Mg-Si-Sn 熱電材料の評価
2. Mg-Si-Sn系熱電発電モジュール
2.1 素子及び接合部開発
2.2 モジュール化
2.3 熱電発電モジュールの評価
3. 熱電発電システムの開発
3.1 各社の熱電発電システム取り組みの現状
3.2 凝縮潜熱に着目した熱電発電システムの概要とその結果
3.3 熱電発電システム実用化への課題
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
プレスリリース提供:PR TIMES