プレスリリース
〜思わず深呼吸したくなるような旅先を提案するプロジェクト、「Breathe」を開始!第一弾はサマーシーズンの検索数のランキングを発表〜
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【2022年7月13日、日本発表】
「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に、多種多様な宿泊施設や旅ナカ体験、旅行中のシームレスな移動手段を提供する世界最大級の宿泊予約サイト Booking.com の日本法人 ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(本社:東京都港区 以下:ブッキング・ドットコム)は、初めて調査対象をアジアおよびオセアニアに絞り「APAC旅行態度指数(APAC Travel Confidence Index)」の調査を実施し、各国間の旅行者の感情や旅への安心感の指数の違いを発表します。
日本の旅行意欲はその他の調査実施国と差がない一方で、総合的な安心感指数は最も低い結果となりました。要因として、日本の旅行者の約半数が「旅行中に病気になること」へ不安を感じていたり、「各種の混乱や障害は旅のつき物である」と思っていたりと、新型コロナウイルス感染症のもたらす影響が挙げられます。
本旅行態度指数はAPAC全域において、特にアジアは長期間にわたる国境閉鎖やロックダウンが解除される中で、旅行者が再び世界を旅することや、インバウンド旅行客を受け入れることについてどの程度準備が出来ているか、また感じている懸念、そして旅をするモチベーションがどのようなものかなどを調べることを目的に、2022年4月〜5月にかけてアジアおよびオセアニアにおける11の国と地域の1万1,000名を対象に実施されたもので、25年以上にわたり培ってきた独自のデータや知見とも組み合わせながら指数を算出しています。
■APACにおける旅に対する安心感の国別ランキング
調査対象となった11の国のうち、最も高い安心感を示した旅行者が多い国はインドで、86%が「今後12ヶ月のうちに旅に出かけるつもりだ」と回答しました。次にベトナムと中国が続き、3ヶ国とも旅をすることに対して高い安心感を示す旅行者が多い結果となりました。一方で韓国、台湾、日本の北アジアの国々は安心感を示す指数では下位となっているものの、回答者の旅への意欲は60%以上と、比較的高い基準を維持しています。実際に日本の回答者の62%が「今後12ヶ月のうちに旅に出かけるつもりだ」と回答し、APAC全体平均の76%よりは低いものの、半数以上の人が旅に出かける意欲があるということが伺えます。
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また調査では、予期せぬ出来事や旅費など、旅における壁について、旅をするためであればそれらを我慢し、見過ごす傾向が最も強いのはインド、ベトナム、中国の回答者であることも分かりました。加えて、中国の回答者は自国や居住地域にインバウンド旅行客を受け入れることについて最も抵抗が低く、自身が旅に行くことも旅行者を受け入れることについても安心感が高いことが明らかとなりました。一方で、「国境を開くことについて不安を感じている」日本の回答者は75%にものぼり、82%が「海外からの旅行者の安全な受け入れ体制が整っているかについて不安だ」と回答しました。このような結果は、新型コロナウイルス感染症が旅行業界にもたらした不安と旅行者の旅に対する気持ちの変化が反映されたものであることが伺えます。
■旅に伴う主な障害
新型コロナウイルス感染症により常に状況が変化していることに対する不安は、依然として旅行者の悩みの種であります。旅の予約をする際の主な懸念点や妨げとなりうるものについて調査をしたところ、第一に「費用」(38%)、続いて「隔離されることへの恐怖」(37%)、「頻繁に変わる国境規制の影響で身動きが取れなくなる可能性」(37%)が挙げられ、アジア太平洋地域全体を通して、新型コロナウイルス感染症への不安もあるものの、費用が一番の懸念であることが明らかとなりました。
一方で、日本で最も多かった回答は「病気になることへの不安」であり、約半分(47%)を占めました。続いて39%が「費用」と回答し、他のAPACの国々と比較すると、日本では新型コロナウイルス感染症の影響力が大きいことが伺えます。また、シンガポール、中国、香港では、新たな国境規制が理由で「目的地で身動きが取れなくなる可能性」が主な懸念点として挙げており(それぞれ61%、53%、55%)、それぞれの国の規制によって懸念点が異なることが分かります。
加えて、旅において「各種の混乱や障害はつき物であると思うか」という問いに対しては、日本では約半数(47%)、韓国でも32%の回答者が「いいえ」と回答し、その他の国と比べて高い回答となりました。日本はAPACの中で最も「各種の混乱や障害は旅のつき物であると思う」ということを受け入れていない国であり、現在の状況での旅では多くの障害が現れる可能性が高いことが、本調査で他国と比較した際の日本の旅への意欲や安心感の低さにつながっていると考えられます。
■夏旅行に向けて、思いっきり深呼吸したくなる旅先を提案するプロジェクト「Breathe」を開始
APACで実施した旅への意識調査で、旅への不安や旅先での混雑や混乱を避けたいと考える方たちが多いことを受け、ブッキング・ドットコムはこの夏、密を避けて楽しむことができ、海、山、川など自然に恵まれた場所を旅先に選び、出かけたくなるような情報をお届けする「Breathe」(ブリーズ)プロジェクトを7月13日(水)より始動します。
本プロジェクトは旅行者の皆様に今年の夏は山や海に出かけて、自然溢れる旅先で普段とは異なる新鮮な空気の中で思い切り呼吸をしてリフレッシュしていただきたいという思いを込めて立ち上げました。7月から8月中旬にかけて、夏に向けておすすめの旅先や宿泊施設を発信して参ります。この夏、久しぶりに旅に出かけ、美しい景色に感動したり、新しい食べ物を堪能してみたりと、旅がもたらす幸せを再び感じてみてはいかがでしょうか。
■プロジェクト第一弾、サマーシーズンでの検索ランキング発表
2021年7月と8月を検索対象期間** として、5月時点に日本にいる人々がブッキング・ドットコム上で検索した旅先のランキングを発表します。また新型コロナウイルス感染症流行前である2019年のデータと比較し、ランキングの変化についてもご紹介します。
日本にいる人々が宿泊先として検索した回数を2019年と2022年で日本国内地域別に比較したところ、2022年、2019年ともに東京、京都市、大阪市、横浜市、福岡市などの主要都市や王道の観光地を検索している人が多いことが見受けられます。札幌市と京都市の順番が入れ替わり、夏の京都を楽しみたい旅行者が増えていることがわかりました。また、沖縄県の恩納村は、2019年では18位でしたが、2022年では9つ順位が上昇し、9位となりました。夏に向けて、沖縄県を検索する人も増えてきており、綺麗な海のあるリゾート地でのんびりと過ごしたい旅行者も多いことが見受けられます。ランキングを参考にこの夏、旅を計画してみてはいかがでしょうか。
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*本オンライン調査は、シンガポール、オーストラリア、中国、香港、インド、日本、韓国、ニュージーランド、台湾、タイ、ベトナムからの1万1,000名の個人を対象に実施されたもので、当該地域における地政学的および社会的な多様性の影響や、旅行を再開するにあたっての総合的な安心感の度合いに関する新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに対する反応の違いを把握することを目的としていました。
【調査概要】
・調査期間 2022年4月〜5月
・調査機関(調査主体) :ブッキング・ドットコム
・調査対象 アジアおよびオセアニアにおける11の国と地域の1万1,000名
・有効回答数(サンプル数) :1万1,000
・調査方法(集計方法、算出方法) :オンライン
** 2022年5月16日〜29日/2019年5月20日〜6月2日に、日本の旅行者によりブッキング・ドットコムのサイト内で宿泊検索された回数。検索対象期間は2022年7月1日〜8月31日/2019年7月1日〜8月31日の予約。
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ブッキング・ドットコムについて
1996年にアムステルダムにて設立。Booking Holdings Inc.(NASDAQ:BKNG)の一部として、また安全に旅行ができる日のため、「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に掲げ、世界中のお客様に思い出に残る体験や効率の良い移動手段、そしてホテルからバケーションレンタルに至るまで多種多様な宿泊施設への予約をワンストップで提供しています。世界最大の宿泊施設数を誇り、リスティング数は2,800万件以上。そのうち650万件以上が旅館や民泊などの宿泊施設です。サービスは44言語で提供、カスタマー・サービスは24時間・年中無休で対応しています。
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