プレスリリース
Atos、Dell Technologies、GIGABYTE、Hewlett Packard Enterprise、Inspur、Lenovo および Supermicroが、NVIDIA Grace を搭載した HPC および AI 向け HGX システムを構築する最初のメーカーに
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2022 年 5 月 30 日、カリフォルニア州サンタクララ — ISC — NVIDIA は本日、世界のさまざまな大手コンピューター メーカーが、新しい NVIDIA Grace™ Superchip(https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/grace-cpu/ )を採用し、エクサスケール時代の AI と HPC のワークフローを加速させる、次世代のサーバーを構築することを発表しました。
Atos、Dell Technologies、GIGABYTE、HPE、Inspur、Lenovo および Supermicro が、NVIDIA Grace CPU Superchip と NVIDIA Grace Hopper™ Superchip を搭載したサーバーを投入する予定です。
これらの新システムはすべて、発表されたばかりの NVIDIA HGX™ プラットフォームに Grace および Grace Hopper を搭載した設計(https://www.nvidia.com/ja-jp/about-nvidia/press-releases/2022/taiwans-tech-titans-adopt-worlds-first-nvidia-grace-cpu-powered-system-designs/ )をベースにしています。メーカーには、最高の性能と今日の主要なデータセンター用 CPU の 2 倍のメモリ帯域幅とエネルギー効率を備えたシステムを構築するために必要な設計図が提供されます。
NVIDIA のハイパースケールおよび HPC 担当バイス プレジデントであるイアン バック (Ian Buck) は、次のように述べています。「スーパーコンピューティングがエクサスケール AI の時代に入りつつあるなか、NVIDIA は OEM パートナーと連携し、研究者がこれまで手の届かなかった大きな課題にも対処できるようにしています。気候科学、エネルギー研究、宇宙探索、デジタル生物学、量子コンピューティングなどにおいて、NVIDIA Grace CPU Superchip と Grace Hopper Superchip は、HPC および AI のための世界で最も先進的なプラットフォームの基盤となっています」
イノベーションを先導するアーリー アダプター
米国およびヨーロッパの主要なスーパーコンピューティング センターがアーリー アダプターとなり、これらスーパーチップを実装したシステムを構築する予定です。
本日、ロスアラモス国立研究所 (LANL) は、同研究所の次世代システムである Venado が、NVIDIA Grace CPU テクノロジを活用した、米国で最初のシステムになることを発表しました。HPE Cray EX スーパーコンピューターを用いて構築される Venado は、Grace CPU Superchip ノードと Grace Hopper Superchip ノード を組み合わせたヘテロジニアスな新システムで、新しく幅広いアプリケーションに対応します。完成すると、このシステムは 10 EFLOPS を越える AI 性能を発揮することが想定されます。
LANL のシミュレーションおよびコンピュテーション担当アソシエート ディレクターであるアイリーン クォルターズ (Irene Qualters) 氏は、次のように話しています。「LANL の研究者が NVIDIA Grace Hopper の性能を活用できるようにすることで、科学的ブレイクスルーの限界を押し広げるという当研究所の使命を、Venado を通じて果たし続けられるでしょう。NVIDIA のアクセラレーテッド コンピューティング プラットフォームと拡大を続けるエコシステムは、性能上の障壁を取り除きます。これによりLANL は、国と社会の全体に利益をもたらす、新たな発見ができるようになります」
スイス国立スーパーコンピューティング センターの新システムである Alps も、HPE Cray EX スーパーコンピューター(https://www.hpe.com/psnow/doc/a00094635enw )を用いて構築され、Grace CPU Superchip を活用して、さまざまな分野でブレイクスルーとなる研究の実現を目指します。Alps は、スイスおよび世界各国の研究コミュニティが利用することのできる、汎用システムとしても使用されます。
NVIDIA Grace が演算集約型のワークロードを加速
NVIDIA Grace CPU Superchip には、Arm(R) ベースの CPU が 2 基搭載されており、これらは高帯域、低遅延、低電力の NVIDIA NVLink(R)-C2C(https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/nvlink-c2c/ ) インターコネクトを使って、コヒーレントに接続されています。この設計上のブレイクスルーにより、Scalable Vector Extension と 1 TB/秒のメモリ サブシステムを備えた、高性能な Arm Neoverse コアを 144 基まで搭載することが可能になっています。
Grace CPU Superchip は最新の PCIe Gen5 プロトコルに対応したインターフェースを持ち、最も高い性能の GPU や、NVIDIA ConnectX(R)-7(https://www.nvidia.com/ja-jp/networking/infiniband-adapters/ ) スマート ネットワーク インターフェース カード、NVIDIA BlueField(R)-3 (https://www.nvidia.com/ja-jp/networking/products/data-processing-unit/ ) DPU との接続性を最大限に高め、HPC および AI のワークロードを安全に実行します。
Grace Hopper Superchip は、NVIDIA Grace CPU と NVIDIA Hopper GPU をNVLink-C2C で接続した統合型モジュールで構成されており、HPC および巨大規模の AI アプリケーションに対処します。NVIDIA Grace を実装したシステムでは、フルスタックの統合コンピューティングを実現する、NVIDIA AI および NVIDIA HPC ソフトウェアのポートフォリオ(https://www.nvidia.com/ja-jp/data-center/software/ )が動作します。
NVIDIA Grace テクノロジについての詳しい情報は、イアン バックが登壇した ISC 特別講演(https://www.nvidia.com/en-us/events/isc/ )のリプレイをご視聴ください。
NVIDIA について
1999 年における NVIDIA(https://www.nvidia.com/ja-jp/ ) (NASDAQ表示: NVDA) による GPU の発明は、PC ゲーミング市場の成長に爆発的な拍車をかけ、現代のコンピューター グラフィックス、ハイパフォーマンス コンピューティング、そして人工知能 (AI) を再定義しました。NVIDIA のアクセラレーテッド コンピューティングと AI における先駆的な取り組みは、輸送、ヘルスケア、製造業などの数兆ドル規模の産業を再構築し、その他のさまざまな産業の拡大も加速させています。
詳細は、こちらのリンクから: https://nvidianews.nvidia.com/
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