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株式会社文藝春秋

第169回直木賞決定! 垣根涼介『極楽征夷大将軍』

(PR TIMES) 2023年07月19日(水)20時45分配信 PR TIMES


 本日、日本文学振興会(理事長・飯窪成幸)より、第169回直木三十五賞が発表され、垣根涼介さんの『極楽征夷大将軍』(文藝春秋刊)が受賞作となりました。垣根さんはノミネート3回目での受賞となります。

[画像1: https://prtimes.jp/i/43732/290/resize/d43732-290-568d26f1487d73edd309-0.jpg ]

◆作品概要 
動乱前夜、北条家の独裁政権が続いて、鎌倉府の信用は地に堕ちていた。足利直義は、怠惰な兄・尊氏を常に励まし、幕府の粛清から足利家を守ろうとする。やがて後醍醐天皇から北条家討伐の勅命が下り、一族を挙げて反旗を翻した。
一方、足利家の重臣・高師直は倒幕後、朝廷の世が来たことに愕然とする。後醍醐天皇には、武士に政権を委ねるつもりなどなかったのだ。怒り狂う直義と共に、尊氏を抜きにして新生幕府の樹立を画策し始める。
混迷する時代に、尊氏のような意志を欠いた人間が、何度も失脚の窮地に立たされながらも権力の頂点へと登り詰められたのはなぜか?
謎に包まれた室町幕府初代将軍・足利尊氏の秘密を解き明かす歴史群像劇。

[画像2: https://prtimes.jp/i/43732/290/resize/d43732-290-f3281a39e7c7f6fe77b1-0.jpg ]

◆著者略歴
垣根 涼介(かきね りょうすけ)
1966年4月27日長崎県諫早市生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』で第17回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞しデビュー。<選考会当日は満57歳>

<作品>『ワイルド・ソウル』2003年幻冬舎刊=第6回大藪春彦賞、第25回吉川英治文学新人賞、第57回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)受賞。『君たちに明日はない』05年新潮社刊=第18回山本周五郎賞受賞。『光秀の定理』13年角川書店刊=第4回山田風太郎賞候補。『室町無頼』16年新潮社刊=第6回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞、週刊朝日「2016年 歴史・時代小説ベスト10」第1位。第156回直木賞候補、第7回山田風太郎賞候補。『信長の原理』18年角川書店刊=第9回山田風太郎賞候補、第160回直木賞候補。

◆『極楽征夷大将軍』書誌情報
著者:垣根 涼介         
初出:「オール讀物」にて連載
発売日:2023年5月11日、文藝春秋より刊行
定価:2,200円(税込)
ISBN: 978-4-16-391695-8
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916958



プレスリリース提供:PR TIMES

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