• トップ
  • リリース
  • アスクル、2021年度「IT賞」において「IT最優秀賞(トランスフォーメーション領域)」を受賞

プレスリリース

  • 記事画像1
  • 記事画像2
  • 記事画像3
  • 記事画像4

アスクル株式会社

アスクル、2021年度「IT賞」において「IT最優秀賞(トランスフォーメーション領域)」を受賞

(PR TIMES) 2021年12月02日(木)18時15分配信 PR TIMES

〜サイバー領域とフィジカル領域両面のDXを通じ、パーパスの体現を目指している点が評価〜

 アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃、以下「アスクル」)はこのたび、公益社団法人 企業情報化協会(以下「IT協会」)主催の2021年度(第39回)IT賞において、「パーパス・ドリブン経営を実現するデジタルトランスフォーメーション」をテーマに応募し、「IT最優秀賞(トランスフォーメーション領域)」を受賞しました。
■IT賞とは

[画像1: https://prtimes.jp/i/21550/260/resize/d21550-260-41ca2f7d741c5f3e98fe-0.jpg ]

わが国の産業界ならびに行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進、生産性向上等、“ITを高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い成果を挙げたと認めうる企業、団体、機関および個人に対して、公益社団法人企業情報化協会が授与するもの。昭和58年3月に設定した「OA化・情報化優秀企業・機関・事業所等表彰制度」に則って創設された「OA賞」をもとに、平成13年度から「IT賞」と名称変更し現在に至る。
*IT協会公式サイト:https://www.jiit.or.jp/im/award.html

 アスクルでは、昨今の急激に変化する社会環境においてサイバー領域とフィジカル領域の両面での柔軟な進化が急務であると認識し、当社のパーパス〈仕事場とくらしと地球のに「うれしい」を届け続ける。〉に沿った経営実現のため、社会最適なオープンイノベーションをキーワードにデジタルトランスフォーメーション(DX)活動を推進しています。具体的には、テクノロジーを最大限活用できる組織・風土への転換、データドリブンな意思決定を支えるプラットフォームの構築、個々の機能の進化を促すとともに学術機関やパートナー企業とのコラボレーション、積極的な新技術の導入などを実践し、柔軟に対応できる企業への変革を加速させています。
 このような全方位的な実践によるパーパスの体現を図るなかで、このたび以下5点の取り組みが評価されました。

■受賞理由

【1】データエコシステムを基軸に、お客様サービスの進化に向けて効果的なECマーケティングを追究している点
 全てのバリューチェーン、ビジネスプロセスからデータを収集しビッグデータ統合を実現するために、データレイク層、モデル層、シミュレーション層の3層からなるデータエコシステム「ASKUL EARTH」を構築。最上階に位置するシミュレーション層〈アスクルシミュレータ〉により、複数の予測モデルの全体最適化に取り組んでいる。(※1)

【2】パートナー企業や学術機関と連携したオープンイノベーション・プラットフォームを構築した点
 データ収集は「餅は餅屋のメソッド」で、それぞれの得意能力を持つプレーヤー(パートナー企業や学術機関)が集うオープンイノベーションプラットフォームを構築し、お客様のために、変化の激しい市場にタイムリーにサービスを提供する基盤を準備してアジャイル開発を進めている。

【3】現場のデータサイエンティストやエンジニアがビジネスを変革できるアジャイル組織にし、企業文化の育成も推進している点
 推進組織体制は社内各部門にDX人材が存在する強い組織を目指しアジャイル組織に変革。また、企業文化を変革する育成プログラムとしてSTEAMモデルをフレームワークとしたカリキュラム構成の「ASKUL DX ACADEMY」を本年9月に発足。同時に正しいDX理解の浸透に向けDXセミナーを月1回実施し継続している。(※2)

【4】コロナ禍ではデータ×テクノロジーで社会課題を解決する「売らないマーケティング」を敢行した点
 転売目的や備蓄目的の買い占めにより、エッセンシャル産業に感染予防用品が渡らない不都合を解消するため、業種と行動データから商品を紐づけ、解析結果から医療・介護等機関や施設に自動でメールを配信し、購入してもらう仕組みを構築したこと。(※3)

【5】オウンドメディア「ASKUL Transformation with Digital」を開設、継続的に社外へ知見を発信している点
 これらの活動の知見を内部に閉じこめずに社外に積極的に発信するために、本年7月にオウンドメディアを開設し、社会全体のDX推進も同時に意識した活動を展開している。
*サイトURL:https://www.askul.co.jp/kaisya/dx/

 アスクルはこれからも、サイバー領域とフィジカル領域両面の進化を追求し、データやテクノロジーを活用したビジネストランスフォーメーションを実現してまいります。

■参考資料
(※1)
2021年6月、複数の予測モデルを連携、物流デジタルツインの実現でサプライチェーン全体の最適化を目指し、「ASKUL EARTH」の最上階に独自のデータプラットフォーム「アスクル・シミュレータ」を構築。
[画像2: https://prtimes.jp/i/21550/260/resize/d21550-260-b09a83e469f0caae0f11-1.jpg ]

(※2)
2021年9月、DX型組織への変革を目指し、社内のDX人材育成強化の一環として独自の研修プログラム「ASKUL DX ACADEMYを開校。開始から3年でクリティカル・マスの受講を目指し、STEAM採用で本格的DX人材の育成を始動。
[画像3: https://prtimes.jp/i/21550/260/resize/d21550-260-8de368c14d1e54cc35cf-2.jpg ]

(※3)
新型コロナウイルス感染症の拡大により、マスクや消毒液等衛生用品の需給バランスが大きく崩れ、また、転売や備蓄等のための大量購入により、医療機関や介護施設、保育園など、本当に必要な施設が購入できない状況が発生。これを解決するため、1.業種や過去のご購入データ、検索データ等を分析し、本当に必要としている施設を特定する、2.入荷した対象商品の在庫数と施設の必要数から施設毎にご案内する商品と数量を特定する、3.メール配信システムを使って対象のお客様に購入可能な商品と数量をご案内する、4.ご案内対象外のお客様は購入できないようにシステムで制御する、というスキームを立ち上げ、必要な施設が必ず購入可能なものとした。
[画像4: https://prtimes.jp/i/21550/260/resize/d21550-260-74ed8a256e1de3c5567e-3.jpg ]


※本リリースに掲載の情報は発表日現在の情報です。その後予告なしに変更されることがございますのでご了承ください。



プレスリリース提供:PR TIMES

このページの先頭へ戻る