プレスリリース
コロナ禍の今、ネット広告がママたちのストレスを増やす結果に。広告でストレスを感じるママたちは97.1%。広告の種類によるストレス度合いなど、その詳細をベビカムが調査。
子育ての情報収集に欠かせないインターネット。しかし、その利用中にストレスが増えている実態が明らかに。
ベビカム株式会社(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:安西正育)は、インターネットの広告が、ママたちにどのような影響を与えているのかを調査したところ、ほとんどのママがストレスを感じているという実態が見えてきました。この結果を広く業界に共有し、ママたちにとって、よりストレスにならず、好ましい広告やコミュニケーションの実現に向けて推進します。
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核家族化が進む現代において、インターネットは、妊娠・育児中のママたちにとっても、必要な情報を得るために、なくてはならない手段の一つとなっています。当然、インターネットを使う時間もそれだけ多くなっています。そのインターネットを利用して、情報を収集する場面では、ページの中にさまざまな広告が掲載されることもありますが、それらがママたちにとってどのような影響があるのか?また、どれだけ役に立っているのかなど、インターネット広告とママたちとの関係について、アンケートを実施して調査しました。
「インターネット広告に関するアンケート」
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■アンケート実施期間
2021年10月2日〜2021年10月12日
■調査方法
妊娠・育児サイト「ベビカム」にて募集し、Webフォームより回答
■回答者数
239名
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以下に調査結果から抜粋して報告します。
●ほとんどのママたちは、広告があることでストレスを感じている
設問)インターネットを利用していて、広告があることでストレスを感じることがありますか?
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驚くことに、97.1%が何らかのストレスを感じており、その中でも、4人に1人(25.1%)が、常にストレスを感じている状況にあることがわかりました。
●広告の表示方法によって、ストレスの度合いは異なる
設問)以下のそれぞれの広告の掲載場所に関して、あなたの気持ちに近いものを選んでください。
選択肢:強いストレスを感じる / 少し邪魔に思う / 特に邪魔ではない / 関連する情報であるので役立つ
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この設問の回答からわかることは、ネット広告の中でも、表示されるタイプによってストレスの度合いが異なるということです。特に、上図のAの、「記事の中に表示される広告」に対して、50%以上の人が強いストレスを感じていることがわかります。これは、記事を読んでいる途中で、記事と直接関係のない広告が表示されるため、邪魔になる、もしくは、記事との関係があるのか混乱するといった理由が容易に考えられます。
Bの「記事とは別に表示される広告」に対して強いストレスを感じる割合は19.2%と比較的少なく、Cの「リストの中に表示される広告」に対しては23%と、Bよりも少し多くなっています。
設問)以下のそれぞれの広告表示に対して、あなたの気持ちに近いものを選んでください。
選択肢:強いストレスを感じる / 少し邪魔に思う / 特に邪魔ではない / 関連する情報であるので役立つ
[画像4: https://prtimes.jp/i/7518/255/resize/d7518-255-e7d7e3f473321209b596-2.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/7518/255/resize/d7518-255-824c053e79d71e9018fb-1.png ]
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さらに別の種類の広告の表示方法ごとに、同様に、そのストレス度合いを質問した結果として、上記の円グラフでは、強いストレスを感じていると回答した割合を示しているが、一番多かったのが、「1ページの中に同じ広告が何箇所も表示される」ケースで68.6%。次に多かったのは、「読んでいる記事の中に、記事の一部なのか広告なのかわかりづらい広告が表示される」ケース。そして、「動画で広告が表示される」ケース。これらはいずれも60%以上の人が強いストレスを感じていると回答しています。
●インターネット広告があることで、さまざまな苛立ちや、読みたい気持ちの低下が。
また、インターネット広告に対しての自由な意見も求めたところ、その実情がわかる数多くの声が集まりました。参考までにいくつか列挙します。
・広告収入を得たいのはわかるが、あからさまな物には苛立ちを感じる
・必要としていないタイミングや、何度も表示されるとイライラしてしまう
・記事の途中で挟んでいるタイプの広告は、読みたいと思う気持ちが下がってしまう。
・わざわざ大きい範囲で広告を出し、スクロールしようとしても全画面が広告なので、クリックしたことになってしまい、広告のサイトに飛んでしまう。不愉快すぎる
・既に買ったものや、一度覗いただけで全く買う気のない商品に関する広告がいつまでも表示されるのが嫌。また、携帯を覗かれたときに趣味趣向が分かってしまうのでやめてほしい。
・一方的な広告は、ハラスメントに当たると思います。
・消したいからと、右上の×ボタンを押すが、小さすぎてうまく押せずに広告のページに飛んでしまうとイライラするので、やめて欲しい。
●ママたちのストレスを低減するためにも早急な改善が必要
今回の調査では、想像以上に多くのママたちが、インターネットの広告と接することによって、大きなストレスを感じていることが浮き彫りになってきました。ただでさえ、コロナ禍で外出も制限され、友人やママ友ともコミュニケーションする機会も減り、子育てにおける不安や孤独を感じ、ストレスが増えている状況において、ネットを利用する度にさらにストレスが増えることは、子育てにも悪い影響があると考えられます。
広告自体は、ユーザのニーズとマッチした有用な情報であれば、役立つものになるはずですが、現状では、ユーザがどのように受け止めているのかを無視した、一方的な広告が多く、そのため、今回の調査結果のように、ママたちのストレスを増やしている結果になってしまっています。
ママたちにとって、ネットで子育て関係をはじめとする情報を得ることは日常となっています。だからこそ、ストレスのない広告のあり方を、メディアや広告配信企業は改善すべきであると、メディアの1社としてベビカムも考えています。調査結果からは、広告の表示方法によって、ストレスの度合いが異なっているなど、これらの結果やユーザの声をもとにすれば、ストレスが少ない広告の表示方法を検討できるはずです。
さらに改善を検討するために、ベビカムでは、アンケート調査の他にグループインタビューも行って情報を集めています。
●業界での広告表示の改善のために、調査結果を無償で共有
ベビカムでは、今回の調査でストレスが大きいとされた、記事の中に広告を表示することや、1ページの中に同じ広告が表示されるなどは、行っていませんが、ユーザがストレスを感じるのではなく、逆に、好意を持って接することができる広告の形やオンラインでのダイレクトなコミュニケーションが必要と考えます。
これはどのメディアでも考えるべきことであり、そのために、現状の広告におけるストレスを改善することを検討していただけるメディア各社や広告関係各社には、今回の調査結果のローデータを無償で共有いたします。ご希望の企業は、以下のフォームよりご連絡ください。
「インターネット広告に関する調査結果 請求フォーム」
https://questant.jp/q/babycome-adresearch
●ママや子育て家族のストレスを減らし、楽しみと笑顔を増やす
ベビカムでは、育児コミュニティメディアとして、子育て家族の不安や悩みを理解し、それらを解決して楽しみと笑顔を増やす活動を1998年から行っています。コロナ禍の昨年9月からは、平日毎日午後3時から、日本中のママたちがリフレッシュしてつながるオンラインお茶会「ベビカムMama Tea Break」を開催しています。また、多くの著名人ゲストが出演し、家族が楽しめる大型イベント「ここはず 〜こころはずむフェス」を11/27(土)に開催します。
「こころはずむフェス」
https://www.company.babycome.jp/kokohazu2021
<参考資料>
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今回のアンケートの調査項目
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【フェイス項目】
性別・年齢・職業など
【Q】自分がアクセスして読んでいるページの中に表示される広告は、自分にとって必要だと思いますか?その理由も一緒にご回答ください。
選択肢:絶対に必要・どちらかというと有った方がいい・どちらでもいい・どちらかというと無い方がいい・絶対に不要
【Q】どんな広告だったら表示されて欲しいですか?
【Q】インターネットを利用していて、広告があることでストレスを感じることがありますか?
【Q】以下のそれぞれの広告の掲載場所に関して、あなたの気持ちに近いものを選んでください。
A.記事の中に表示される広告
B.記事とは別に表示される広告
C.リストの中に表示される広告
選択肢:強いストレスを感じる / 少し邪魔に思う / 特に邪魔ではない / 関連する情報であるので役立つ
【Q】以下のそれぞれの広告表示に対して、あなたの気持ちに近いものを選んでください。
A.1ページの中に、同じ広告が何箇所も表示される
B.読んでいる記事の中に、記事とは明確に関係ない広告が表示される
C.読んでいる記事の中に、記事の一部なのか広告なのかわかりづらい広告が表示される
D.自分が過去にアクセスした内容に関連する広告が表示される
E.動画で広告が表示される
選択肢:強いストレスを感じる / 少し邪魔に思う / 特に邪魔ではない / 関連する情報であるので役立つ
【Q】その他、インターネット広告に対してのご意見がありましたらお願いいたします。
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【ベビカム株式会社について】
1996年創立。
1998年、 妊娠・出産・育児の不安を楽しみに変えるためのコミュニティサイト「ベビカム」を開設。 現在会員数は約35万人で日本最大級。コミュニティやブログサービスのほか、 専門家にも協力を得て、相談室や大百科的コンテンツ、 膨大な体験談などを提供。さらに、ユーザーのニーズに合った生活情報、 商品情報の提供や、セミナー・イベント等も行うとともに、自治体とも提携して、子育て中の女性の就業支援(WorkSmart)に関わる事業も展開している。
ベビカムでのリサーチの活動は、 キッズデザイン賞 審査委員長特別賞・社会貢献メディア賞を受賞しており、各分野の大手企業との商品開発やマーケティング等のコラボ活動も手がけている。
コロナ禍においては、いち早くオンラインでのベビカム両親学級を開催し、病院にもその仕組みを提供するとともに、ママたちがつながる毎日開催のオンラインライブお茶会「ベビカムMama Tea Break」などを継続展開中。
また、 本田技研工業のコミュニティ企画・運営をはじめ、 数多くの企業に向けて、 コミュニティの企画コンサルティング、 制作、 マーケティング、 運営サービス等も提供する。
ベビカム Webサイト( https://www.babycome.ne.jp )
ベビカムMama Tea Break (https://www.babycome.ne.jp/mama_teabreak/)
会社名: ベビカム株式会社
設立:1996年2月20日
資本金:8000万円
代表者: 代表取締役社長 安西正育
所在地: 東京都千代田区麹町2-10-3 エキスパートオフィス麹町3階
ホームページ: https://company.babycome.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】
ベビカム株式会社 担当:山田妙子
TEL:03-4405-1938
E-Mail:bcpress@babycome.jp
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