プレスリリース
東北地方の人口減少に対応するため、物流の構造改革に着手
データの力で物流課題を解決する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)は、業務用食品卸企業である株式会社サトー商会(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長 古山眞佐夫、以下「サトー商会」)が、物流の構造改革実現に向け、Hacobuが提供する物流DX人材育成研修「Hacobu ACADEMY」を受講し、成果を出した事例記事を公開しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18703/216/18703-216-d88d4dcf5b540ef5ebdd88faa9fb6459-2650x1390.png ]
導入事例記事
『組織横断チームで踏み出した物流の経営アジェンダ化への第一歩』はこちら>
https://hacobu.jp/case-study/10209/
Hacobu ACADEMY受講の背景
サトー商会は、宮城県仙台市に本社を置く業務用食品卸企業で、主に卸売事業と小売事業を展開しています。卸売事業では、製菓・製パン材料、学校給食、ホテル・レストラン、メディカル給食、惣菜などを営む顧客に対して、食品や資材などを販売し提供しています。
サトー商会では、東北地方の人口減少や地方衰退の流れに対応するため、将来に向けて、自社の物流構造を見直さなければ、顧客に対するサービスの維持・発展が困難になると懸念していました。
構造改革に向けては、物流のみならず、顧客サービスや社内オペレーションの見直しや検証が必要です。しかし部署をまたいでの把握や検証を行う体制がなかったことから、まずはプロジェクトをやり切るための体制の構築を進めていました。
物流構造改革プロジェクトに向けた体制が整ってきたタイミングで、サトー商会のプロジェクトメンバーがHacobu ACADEMYのWebセミナーに参加する機会がありました。Hacobu Strategyが提唱していたデータサイエンティストと物流現場の協力及び連携の必要性に、サトー商会が共感し、受講に至りました。
Hacobu ACADEMYでは、Hacobu Strategyのコンサルタントが講師となり、実際の物流データを用い、データ分析から経営層への改善提案に至る一連の流れを学習及び実践することで、物流DX人材の育成のみならず、企業の物流面の改善と改革を支援しています。
Hacobu ACADEMY受講の成果
6カ月のプロジェクト支援を通じて、以下の成果を出しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18703/216/18703-216-6104439177b93053ae43c4c34c45133b-2650x1390.png ]
・営業部門・調達部門・物流部門・IT部門の各責任者が、「物流は経営戦略である」という共通認識のもと、事業を推進するマインドに変わった
これまで物流を事業戦略の一部として部門ごとに捉えていました。Hacobu ACADEMYの受講によって、物流が事業の根幹である「顧客サービス」に基づく重要な経営戦略であるということが、組織全体で共通認識として定着しました。
・中長期計画に向け、各部門が推進すべきことを「事業計画」として描いた
サトー商会では、2030年に物流センターの集約をはじめとする「中長期計画」を策定しています。その中長期計画をもとに、営業部門・調達部門・物流部門・IT部門それぞれが行うべきことを、Hacobu ACADEMYで「事業計画」として作成しました。
・整理した内容をもとに社長への提案を進め、大筋での合意形成を達成
物流の構造改革に必要なポイントを整理し、社長への提案を行いました。提案の結果、大筋の合意が形成され、プロジェクト進行のための準備が整いました。 受講中には、メンバー間の連携も強化され、取り組む意気込みも高まりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18703/216/18703-216-2a9a2bdad5380f33b5b48f46a3fe2e6e-1257x835.png ]
組織横断チームで、物流の経営アジェンダ化に踏み出しました
「Hacobu ACADEMY」について
Hacobuが提供する、物流DX人材育成研修です。2024年問題・物流コスト上昇・人手不足などの物流課題解決に向けては、デジタル人材の育成が不可欠です。2023年1月、物流改善を自身で考え、提案し、実行できる物流のプロフェッショナルを育成する「Hacobu ACADEMY」の提供をスタートしました。
実際の物流データを用い、データ分析から経営層への改善提案に至る一連の流れを学習することで、物流DX人材の育成のみならず、物流面の改善・改革の推進にも貢献します。
物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy」について
「データドリブン・ロジスティクスが社会課題を解決する」を信念に、経営戦略構築からテクノロジーを活用した実装まで、一気通貫でソリューションを提供できる物流DX専門のコンサルティング集団です。戦略構築支援、SaaS導入サポート、データ活用分析支援、輸配送業務改善、物流DX人材育成支援など、お客様の課題に応じて、最適な解決策を提供します。また物流ビッグデータを活用し、企業の垣根を超えた新しいソリューションを提案し、お客様の真の物流DXに向けて伴走します。https://hacobu.jp/strategy/
Hacobuについて
商号 : 株式会社Hacobu
URL :https://hacobu.jp/
設立 : 2015年6月30日
所在地 : 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14番10号 三田3丁目MTビル9階
代表 : 代表取締役社長CEO 佐々木太郎
事業内容:クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」を展開。 シェアNo.1(※1)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」、動態管理サービス「MOVO Fleet」、配送案件管理サービス「MOVO Vista」などのクラウドサービス、ドライバーの働き方を変えるスマホアプリ「MOVO Driver」の提供に加え、物流DXパートナーとして企業間物流の最適化を支援しています。
※1 出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2023年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/02960/ バース管理システム市場の売上高および拠点数におけるシェア
プレスリリース提供:PR TIMES