プレスリリース
2024年問題対策や配送効率向上に向けた施策実施のため、本機能の無料トライアルキャンペーン実施中
株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎、以下「Hacobu」)は、動態管理サービス「MOVO Fleet(ムーボ・フリート)」に、地点毎の滞在時間を分析する機能を実装したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18703/182/18703-182-1f4ec2bdf264de11531c6f50e78155e0-2650x1390.png ]
配送先での滞在時間を可視化することで、迫る物流の「2024年問題」や「物流革新に向けた政策パッケージ」への対応に向けた課題解決や配送効率向上を支援します。本機能は、動態管理サービス「MOVO Fleet」のオプション機能として提供いたしますが、より多くの荷主事業者・物流事業者の物流課題解決にお役立ていただくために、本機能の無料トライアルキャンペーンを実施いたします。
本機能の提供背景
物流の「2024年問題」が目前に迫り、トラックドライバーの働き方改革の動きが拡がっています。2023年6月2日に公表されたガイドライン(*1)では、荷主事業者に対して、荷待ちや荷役作業等にかかる時間を把握し時間短縮に努めること、また「運送契約の適正化」では、荷役作業等に係る対価として適正な料金を支払うことが定められています。さらに、ドライバー不足に加え、燃料費の高騰を背景として、輸配送効率化への関心も高まっています。
しかし、荷主事業者や元請け物流事業者では、輸配送に関して、委託先任せとなることが多く、配送先での荷待ち時間や、ドライバーによる付帯作業の有無を正しく把握することが困難なため、打つべき対策が打てずにいるのが現状です。
これまでも、協力会社車両にも利用しやすい動態管理サービス「MOVO Fleet」により、荷主事業者や元請け物流事業者が、配送先での滞在時間をデータとして取得することは可能でしたが、そのデータから、2024年問題対策や輸配送効率化に向けたアクションを起こすための分析機能がなく、データがあってもアクションを起こしづらい状況にありました。
この度、この問題を解消すべく、配送先の滞在時間を一目で把握し比較する、また、課題がありそうな配送先に対してその原因を深掘りする本機能を開発しました。
取引先への納品車両でMOVO Fleetを利用しているサトー商会(本社:仙台市、業務用食品卸企業)では、MOVO Fleetで取得した、配送先の到着時間、納品回数、待機時間・検品時間の長さ(*2)などの実績データを独自で分析し可視化を行いました。この分析データを基に取引先と納品時間や軒先状況等の協議を行うことにより、配送効率の向上を実現し8台の減便に成功されています。
本機能でMOVO Fleetの分析機能を提供することで、本事例に近い施策の実行が可能になります。
事例詳細はこちら>>
https://hacobu.jp/case_study/2441/
本機能の特長
各地点(配送先)の平均滞在時間を自動で集計。滞在時間が長い地点を特定できる
あらかじめ設定した地点ごとに、訪問車両数、訪問回数、平均滞在時間を算出できます。エリアごと、同一荷主ごとなど、比較したい範囲を絞って地点間の比較ができます。これにより、平均滞在時間が長い、改善余地がありそうな地点を特定することが可能となります。
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特定の地点(配送先)における滞在時間の長さの分布が可視化でき、滞在時間が長い運行を特定できる
特定の地点について、滞在時間の長さの分布を確認できるので、全体的に滞在時間が長いのか、もしくは特定の車両(運行)が平均滞在時間を延ばしているのかを把握できます。また、車両ごとの滞在時間が一覧化されるので、滞在時間が長い運行を特定することができ、対象車両の走行履歴の確認も容易です。
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[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18703/182/18703-182-5892d497bea1e21a8eee5131d8940429-1078x492.png ]
今後の展望
MOVO Fleetで取得したデータからアクションに繋げるためには、データを加工・分析する必要があり、活用が進まないという課題がありました。今回の地点滞在時間分析機能の実装を皮切りに、MOVO Fleetのデータを物流課題の解決に活かすためのデータ分析機能の開発を加速させてまいります。
無料トライアルキャンペーン詳細
無料トライアルキャンペーンの終了時期は未定ですが、2024年3月までは実施する方向で検討しています。詳細につきましてはお問い合わせください。
https://hacobu.jp/contact/
動態管理サービス「MOVO Fleet」について
物流領域に特化したテレマティクスサービス。車両管理の効率化で、荷主と運送会社双方のコスト削減を支援。端末は、複数の給電方法が選べるGPSトラッカー「ムーボ・スティック」と、GPS機能付き通信型ドライブレコーダー「ムーボ・アイ」の2種があるほか、日野自動車のコネクティッドトラック、東京海上日動火災保険の法人ドライブエージェントは追加端末なしで利用可能。
https://hacobu.jp/movo-fleet/
Hacobuについて
商号 : 株式会社Hacobu
URL :https://hacobu.jp/
設立 : 2015年6月30日
所在地 : 〒108-0073 東京都港区三田3丁目14番10号 三田3丁目MTビル9階
代表 : 代表取締役社長CEO 佐々木太郎
事業内容:クラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」シリーズと、物流DXコンサルティング「Hacobu Strategy(ハコブ・ストラテジー)」を展開。 シェアNo.1(*3)のトラック予約受付サービス「MOVO Berth」、動態管理サービス「MOVO Fleet」、配送案件管理サービス「MOVO Vista」などのクラウドサービス、ドライバーの業務を効率化するスマホアプリ「MOVO Driver」の提供に加え、物流DXパートナーとして企業間物流の最適化を支援しています。
(*1) 経済産業省、農林水産省、国土交通省の連名による「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」https://www.meti.go.jp/press/2023/06/20230602005/20230602005-1.pdf
(*2)サトー商会では、滞在時間の内訳である滞在状況(待機、検品作業、休憩などの状況)をMOVO Fleetのモバイルコントローラー機能(オプション機能)により取得しています。本機能では滞在時間までの分析となります。
(*3)出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所,『スマートロジスティクス・ソリューション市場の実態と展望【2022年度版】』https://mic-r.co.jp/mr/02560/
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