プレスリリース
コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公、以下「コスモ石油」)と関西電力株式会社(取締役代表執行役社長:森 望、以下「関西電力」)は、九州電力株式会社、中国電力株式会社、電源開発株式会社、三井物産株式会社、株式会社レゾナック、UBE三菱セメント株式会社と共同で、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(以下「JOGMEC」)の令和6年度「先進的CCS事業に係る設計作業等」に関する公募で、マレー半島沖南部CCS事業に係る業務を10月8日に受託しました。
コスモエネルギーホールディングス株式会社(代表取締役社長:山田 茂)とコスモ石油、関西電力は、堺泉北エリアでのCCS※1 バリューチェーン構築に向けた共同検討を実施してきました。
【2023年10月13日プレス済み】
本委託業務を通じ、両社グループが堺泉北エリアで運営する堺製油所および堺港発電所から排出されるCO2を分離・回収し、堺港発電所にて共同で液化・貯蔵したのちコスモ石油の桟橋より貯留地に出荷するまでのCCSバリューチェーンの設計作業を行います。
液化・貯蔵・出荷設備を両社グループで共同検討することで、より大規模で効率の良い設備の設計が可能となります。
両社グループは、将来的には堺泉北エリアにCO2排出源※2 を持つ他事業者との協業も視野に、エリア全体でのCCSバリューチェーンの構築に向けた検討を進め、ゼロカーボン社会の実現に貢献してまいります。
※1:CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)とは、排ガスからCO2を回収し、地中等に貯留する技術。
※2:工場、発電所など、CO2を排出する事業所
別紙:本事業の概要
プレスリリース提供:PR TIMES