プレスリリース
HPE GreenLake for Private Cloud Business Edition向けにHPE virtualization機能を新しく加えることで、シンプルさ、パフォーマンス、Time-to-Valueの加速を支援
[米国テキサス州ヒューストン - 2024年6月18日]
現在、企業の70%(*1)以上がハイブリッドクラウドを採用し、ビジネスイノベーションの加速、業務効率や俊敏性の向上に取り組んでいます。その背景には、ハイブリッドクラウドにより、レガシーIT環境のモダナイゼーションに取り組みながら、AIやクラウドネイティブテクノロジーの導入を加速することができることが挙げられます。
ハイブリッドクラウドにその真価を発揮させるには、「ハイブリッド・バイ・デザイン」のアプローチを採用し、統一されたプラットフォームを基盤とするクラウド運用モデルを実現するとともに、柔軟性、制御性、ロックインからの解放を実現する必要があると多くの企業が認識しています。そして、ITモダナイゼーションの取り組みに伴うリスクを軽減するにあたって、信頼できるテクノロジーパートナーが求められています。
このようなニーズに対応するため、HPEは、ハイブリッドクラウドサービスを拡充し、HPE Private Cloud向けHPE virtualization機能をプライベートクラウドソリューションである、HPE GreenLake for Private Cloud Business Editionに加えることになりました。フルスタックのハイブリッドクラウド機能とオープンなハイブリッドクラウドエコシステムの組み合わせにより、HPE GreenLake ( https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html )クラウドを、将来的な変化への耐性を向上するハイブリッドクラウドとして提供します。
オープンソースKVM上に構築されたエンタープライズグレードのvirtualization機能
HPEが HPE Private Cloud向けに提供するエンタープライズグレードの HPE virtualization機能は、オープンソースKVM(カーネルベース仮想マシン)と革新的なクラスターオーケストレーションソフトウェアを組み合わせ、要求水準の厳しいエンタープライズワークロードに求められる高パフォーマンスと可用性をサポートします。 HPE virtualizationクラスタは、クラウドベースのコントロールプレーンを介して管理されるため、オンプレミスの管理に貴重なリソースを割く必要がありません。同時に、HPE virtualization機能は、クラウドから切り離された状態でも高い可用性を維持できるように設計されています。
HPE Private Cloudとして完全統合することにより、シンプルさ、パフォーマンス、Time-to-Valueを低リスクで実現
HPE virtualization機能は、完全に統合されたプライベートクラウドソリューションHPE Private Cloudの一部として提供され、HPEのコンピュート、ネットワーキング、ストレージ機能を基盤としています。HPE virtualization機能を備えたHPE Private Cloud( https://www.hpe.com/jp/ja/private-cloud-products.html ) は、自動化されたDay 0、Day 1+の運用、統合データ保護機能を備えた2クリックVMプロビジョニング、自動化されたライフサイクル管理など、シンプルで直感的な管理エクスペリエンスを実現します。
また、HPE Alletra Storage MP ( https://www.hpe.com/jp/ja/hpe-alletra.html )プラットフォームをネイティブに統合するため、データ集約的なワークロードの高パフォーマンス処理、高効率なデータ削減を実現するメリットを最大化できます。HPE Alletra Storage MPでは、個々のワークロード要件に応じた最適化にあたって、個別にスケールアップとスケールアウトが可能で、SDS(ソフトウェア デファインド ストレージ)機能により、データレプリケーションをパブリッククラウドに拡大することができます。
また、HPEのアドバイザリー、プロフェッショナル、マネージドサービスを利用することで、運用リスクやテクノロジーリスクを回避しながら、迅速なTime-to-Valueを実現できます。
将来的な変化への耐性を向上する選択肢を提供するオープンでハイブリッドクラウドプラットフォーム
HPE Private Cloudが対応するワークロードは、仮想化に加え、クラウドネイティブ、AIにもわたり、仮想マシン、コンテナ、ベアメタルをサポートします。
HPE Private Cloudでは、HPEのハイブリッドクラウドサービスとのネイティブな統合が実現されます。先進的なサードパーティ製品、データ保護やサイバー レジリエンスを実現するZerto( https://www.hpe.com/jp/ja/zerto.html ) 、AIを活用したIT運用管理のためのOpsRamp( https://www.hpe.com/jp/ja/opsramp.html ) などが統合された環境は、HPE GreenLakeクラウドを通じて、一元化されたプラットフォームベースのクラウド管理モデルのもとで提供されます。
HPE GreenLakeクラウドは、オープンスタンダードとマルチベンダー、マルチクラウドのサポートに注力しており、34,000社のお客様に利用され、ライフタイム契約総額が150億ドルに達する実績により、ハイブリッドクラウドのリーダー的地位を築いています。HPEは仮想化およびコンテナ技術を提供する業界のリーダー各社とのパートナーシップを継続することで、ランタイムをサポートし、お客様の要件に応える最適なソリューションの実現を支援します。
3段階の「ハイブリッド・バイ・デザイン」アプローチで最大5倍のTCO削減(*2)
HPE Private Cloudを採用し、HPEと連携して仮想化されたIT資産をモダナイズすることで、3段階のアプローチでTCOを最大5倍削減することができます。
最適化- HPE Cloud Physics ( https://www.hpe.com/jp/ja/storage/cloudphysics.html ) を活用して仮想化フットプリントを適正化し、HPE Private Cloudソリューションのアーキテクチャ上の利点を活用してTCOを最適化
モダナイズ- HPE Servicesと連携し、Zertoデータ移行、HPEのコンテナおよび仮想化機能、サードパーティソリューション、パブリッククラウドパートナーとの連携などのHPEの強みを活用して、クラウドネイティブおよびAIプラットフォームの導入を加速
シンプル化- HPE GreenLakeクラウドプラットフォームの統一された操作エクスペリエンスと、マルチベンダーおよびマルチクラウドに対応するよう設計された、HPEのネイティブに一元化されたハイブリッドクラウドサービスを活用することで、プライベートクラウドとパブリッククラウドにまたがる複数の環境を管理する複雑さを解消
提供開始時期
年次イベントであるHPE Discover 2024 ( https://www.hpe.com/us/en/discover.html )でプレビューした HPE Private Cloud向けの HPE virtualization機能は、HPE Private Cloud Business Edition、2024年後半に提供する予定です。
注 記
*1 Flexera State of the Internet 2024
*2 Compared to TCO of running legacy virtualized environments; HPE Substantiation Document
※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国テキサス州ヒューストン、以下:HPE)が、2024年6月18日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文(全文)はこちらをご参照ください。
https://community.hpe.com/t5/the-cloud-experience-everywhere/virtualization-capability-makes-hpe-greenlake-the-future-proof/ba-p/7217781
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルEdge-to-Cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas a Serviceで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。
■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/newsroom/press-hub.html
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