プレスリリース
斜陽産業に光を当てたSDGs その施策や社内で取り組む上でのポイントを解説
オリジナルグッズを製作するアイグッズ株式会社(本社:東京都渋谷区)の代表三木が、2021年11月16日(火)みずほ銀行株式会社主催のSDGsセミナー「MIZUHO MIRAI SDGs【中小企業向け】今なぜSDGsがビジネスで必要なのか?」にて講演を行いました。
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「MIZUHO MIRAI SDGs」は、ニュースや新聞で毎日のように取り上げられるSDGsを中小企業にてどのようにビジネスへと実装していけばいいのか、そのヒントを紹介するオンラインイベントです。ビジネス界でSDGsを牽引する著名人や、事業にSDGsを取り入れ推進する注目の中小企業が集結し、1時間30分に渡り、講演や登壇者によるパネルディスカッションが開催されました。
<講演内容 抜粋>
自社の強み・専門性をうまく取り入れる。 当社が効果を感じたSDGs施策3つの紹介
当社は約2年前の2019年からSDGsに着目し、徐々に企業施策に取り入れた結果、さまざまな方面において好転の兆候が見られています。
当セミナーでは、この「好転」を生み出すきっかけとなった、主に3つのSDGs施策を紹介しました。
■当社のSDGs施策 主な取り組み■
1)サステナブル素材の次世代グッズ開発
まずはSDGs事業の第一歩として、当社の本業である「ものづくり」に、そのままサステナブルな要素を取り入れ展開しました。
オリジナルグッズ製作事業におけるサステナブル生地の取り扱い開始や、企画〜生産〜物流までサプライチェーン全体での見直し、コーヒーかすを再利用した当社オリジナル製品『SUS coffee(サスコーヒー)』の企画製造を行うことで、お客様にグッズ製作の選択肢を広げられることはもちろん、先進的な活動をしている企業としてこれまで数多くのメディアに取り上げられ、結果知名度の向上につながりました。
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2)ものづくりの視点から SDGs情報サイトの運営開始
さらにものづくり事業だけにとどまらず、当社の専門性・知識を活かした情報発信を開始。サステナブルグッズ制作サイト「SUSPRO(サスプロ)」(https://sus.i-goods.co.jp/)のコラム欄にて、『ウォッシャブルペーパー』や『パイナップルレザー』といったコアなサステナブル生地の特徴や歴史、その生地から製作するのにおすすめなグッズをまとめ、企業や一般の方々が得難い情報を発信し、SDGsの啓発に尽力しています。専門性があり、グッズ会社ならではのサステナブルへの見解が垣間見えると好評を呼んでいます。
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3)幅広い社内施策で社内の「やりがい」醸成
また、サステナブルな事業を推進するにあたり企業形態そのものが持続可能なものであるかどうかも重要です。当社では、年に最低2回以上会社アンケートを実施し現場社員の「働きがい」を追求するほか、全社員が10時間以上のSDGs研修を受け、知識を漏らさずつけた状態でサービスの提供を行うといった教育体制も敷いています。また、森林保全活動の「more trees」や発展途上国へ食の提供を行う「TABLE FOR TWO」への寄付活動も行い、サステナブルな循環を推進しています。
これら社内施策により、社員がさらに仕事を通した社会貢献を実感しやすくなり、結果「やりがい」の情勢へとつながりました。
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SDGs事業成功の鍵1. 「社内全体を巻き込み、まずは社員に興味を持ってもらう」
登壇者のパネルディスカッションのコーナーでは、視聴者からの数々の悩みや疑問にお答えしていきました。「SDGsを企業で始めるには何が一番大切だと思うか」という質問に対して代表の三木からは「全社課題として取り組むこと」と回答。
「当社も初めのうちはSDGsの概念さえ勉強不足な状態で、一からの学習になりました。しかし全社を巻き込んで一つひとつできることから取り組んでいったことで、たくさんの効果が見え始めたのだと思います。SDGsのような大きな課題にトップダウンで取り組もうとすると、現場の社員がなかなか着いてきてくれない…ということが起こり得ますが、そこをいかに全社課題として打ち出し、社員にやりたいと思ってもらえるか、興味を持ってもらえるかが重要と考えます。まずは学習の機会の提供として、研修の実施から始めるのが良いのではないでしょうか。」との見解を示しました。
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SDGs事業成功の鍵2. 「できることから、一つずつ選択肢を増やしていく」
また、「本業が大量生産・大量消費を促す性質もあり、なかなかSDGsや環境配慮に取り組む勇気が湧かない」という議題に対してはさまざまな意見が寄せられました。
代表の三木からは、「当社も、ものづくり業界が環境問題や労働問題において課題だらけであると実感していたからこそ、取り組む価値があると思い一歩を踏み出しました。スタートから完璧を目指そうとするとなかなか実行まで辿り着けない場合もあります。バックキャスティング手法で理想・目標は大きく描きながらも、『できることから小さくアクション』が重要です。
たとえば飲食業界であれば、当社の製品の中に100%土に還る生分解性プラスチックのスプーン・フォークがあります。現在使用しているプラスチックカトラリーをそれらエコカトラリーに置き換えてみるのも、ひとつの手段かもしれません。一見小さな変化であっても、『より良い』を目指して行動を重ねていけば、結果大きな変革につながっていくと考えます。」と言及し、少しずつでもサステナブルな選択を増やし広げていく重要性を説きました。
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当社は今後も、企業のSDGs推進をものづくりからサポートし社会に広く貢献してまいります。
【MIZUHO MIRAI SDGs イベント概要】
開催日:2021年11月16日(火)15:00-16:30
形 式:オンライン(Zoomウェビナー)/定員先着300名
◇イベント内容:
・(基調講演)いま企業がSDGsに取り組む必要性
講師:株式会社ソフィアサーキュラーデザインサステナブルブランドコンサルタント 平林 泰直 氏
・(パネルディスカッション)SDGsをビジネスで実践する企業に聞く!
登壇企業
・カワセ印刷株式会社|代表取締役社長 川瀬 健二 様
・ホンダロジコム株式会社|代表取締役社長 本多 敦 様
・アイグッズ株式会社|代表取締役 三木 章平
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【会社概要】
社名:アイグッズ株式会社
代表者:代表取締役 三木 章平
設立:2016年1月20日
資本金:3,000万円
HP:https://www.i-goods.co.jp
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿1-23-23 恵比寿スクエア6F TEL. 03-6447-7742
事業内容:フルオーダーメードのオリジナルグッズ、ノベルティのデザイン・製造・販売及び輸出入
【アイグッズとは】
フルオーダーオリジナルグッズの企画生産がコア事業。百貨店外商・アパレル・化粧品・コンサート業界の販売用雑貨、ノベルティや製品用資材を製造してきた当社ですが、コロナウイルスの感染拡大に伴い、これまでに培ってきた輸入・生産管理技術を活用し、2020年2月から業界に先駆けて様々なウイルス対策グッズの製造に着手。ウイルス対策用品の企画販売サイト「コロタツ(コロナ対策グッズの達人)」https://i-goods.co.jp/covid/を立ち上げ、グッズ情報と製品の正しい使用法などを積極的に発信。さらには、サステナブルな生活支援を行うためにSDGs関連製品の製造も開始するなど、斜陽化著しいものづくり業界にありながら、社会の要請を敏感に察知し、スピーディーに事業展開を行うことで安定成長を実現。『アジア太平洋地域の急成長企業ランキング2021』では、対象企業100万社以上の中、アジアランキング45位、日本5位にランクインするなど、国内外で高い評価を受けています。
プレスリリース提供:PR TIMES