プレスリリース
人見知りに向いてる仕事に関する意識調査
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介)は、人見知りだと感じている男女500人を対象に「人見知りに向いてる仕事に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
詳細はこちら(https://bizhits.co.jp/media/archives/23819)
「人見知りのせいで仕事がツライ」と感じている人も多いのではないでしょうか。
人見知りのせいで職場の人間関係に馴染めずツラかったり、上司への報告がうまくいかなかったりすることもありますよね。
中には転職を考えている人もいるかもしれません。
そこで今回、株式会社ビズヒッツ( https://bizhits.co.jp/ )が運営するビジネス上の問題解決を考えるメディアBiz Hits( https://bizhits.co.jp/media/ )は、人見知りだと感じている男女500人に「人見知りに向いてる仕事」についてアンケート調査を実施。
その結果をランキング形式でまとめました。
調査概要
調査対象:人見知りだと感じている人
調査日:調査対象:2021年12月27日〜2022年1月8日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(男性275人/女性225人)
回答者の属性
[画像1: https://prtimes.jp/i/41309/129/resize/d41309-129-b59d9c8e1eb0893860ae-0.png ]
調査結果サマリー
・人見知りが原因で仕事に支障が出たことがある人は71.6%
・人見知りが仕事でツライのは「報連相するとき」
・人見知りに向いてる仕事1位は「工場・製造」
人見知りが原因で仕事に支障が出たことがある人は71.6%
まず、自身を人見知りと自覚している男女500人に「人見知りが原因で仕事に支障が出たことはありますか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/41309/129/resize/d41309-129-77491beec3e19cbc52d3-1.png ]
71.6%の人が「ある」と答えています。
7割以上の人が人見知りのせいで困っているのですね。
「人見知りで仕事に支障が出た」と答えた人の回答をいくつか紹介します。
【支障が出た人の回答】
・声が小さいとクレームを受けた(20代 女性)
・新規のお客様訪問をする際に非常に緊張して、上手に話せないことがありました(30代 男性)
・コピー用紙を補充したいけど聞けなくて、誰かが補充してくれるまで待たなくてはならない(40代 男性)
・気付いたことを指摘できずにいたため、結果的に業務の遅延が生じた(50代以上 男性)
業務中のちょっとした困りごとのほか、「仕事に遅れが生じた」「顧客からのクレームに繋がった」などの回答が寄せられました。
人見知りが原因で業務遅延やクレームに繋がることもあるのですね。
中には「お客様への説明がうまくできずクレームになり、時給を下げられた」という体験談も。
クレームや仕事の遅れが続くと「仕事ができない人」「作業が遅い人」というレッテルを貼られてしまう可能性があるのでツライですね。
また「人見知りだが、仕事に支障は出ていない」と答えた人からは、「精神的にはツライが、仕事には支障が出なかった」といった回答が寄せられました。
表面上問題がないように見えていても実際には「頑張ってるけどツライ」と感じている人も多いと推測されます。
人見知りが仕事でツライのは「報連相するとき」
「人見知りが原因で仕事がツライと思うのはどんなとき?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/41309/129/resize/d41309-129-ad36fd76f8a98992d652-2.png ]
1位は「報連相するとき(78人)」でした。
2位以下は「職場に馴染みにくいとき(57人)」、3位「顧客対応するとき(55人)」、4位「質問したいとき(47人)」と続きます。
「報連相」「顧客対応」「質問」など、自分から人に話しかける場面でツライと感じている人が多いとわかりました。
11位以下には「職場の食事会」「頼みごとがあるとき」「他部署の人と関わるとき」「プレゼン」などが入っています。
では、5位以降のランキングの解説も含めて、具体的な回答を紹介します。
【1位 報連相するとき】
・報連相が大事だと理解しているのに避けたくなる。話しかけるタイミングなどに気を遣うため、とにかく疲れる(20代 女性)
・報連相を行う際に、強いストレスを感じてしまう(30代 男性)
・上司への連絡や報告が上手くできなくて、何度も怒られた経験があります(40代 男性)
人見知りだと、上司や同僚に話しかけるのが難しいという問題がありますね。
さらに「緊張のあまり報告内容や相談内容をうまく話せない」という困りごとを抱えている人も多く、より「報告」「連絡」「相談」がツラくなってしまうようです。
「ミスの報告が遅れて大きな問題に発展したときがとてもツラかった」という体験談もありました。
【2位 職場に馴染みにくいとき】
・周りの人が和気あいあいとしているのを見ると疎外感があり、「自分はこの会社にとって価値があるのか」と悩む(20代 女性)
・職場で浮いてしまい楽しいことがない(30代 男性)
・打ち解けるまでに時間がかかるため、それまでの空気のぎこちなさがツライ(40代 女性)
人見知りの人は人間関係を築くまでに時間がかかるので、「職場に馴染めなくてツライ」と感じる期間が長くなりがち。
人間関係ができないと仕事もスムーズに進まず、さらにツライですよね。
中には慣れる前に退職してしまう人もいます。
早く馴染みたいという気持ちがあるなら「大きめの声で挨拶する」「同僚の名前を覚えて呼ぶ」などから始めてみてはいかがでしょうか。
【3位 顧客対応するとき】
・初めてのお客様や口数の少ないお客様に対して、どう接したらよいかわからないとき(20代 女性)
・営業で交渉や商談が避けられないときはお腹が痛くなる(30代 男性)
・取引先やお客様などと話したくなくても話さなければならないときに、「仕事がツライ」と強く感じていました(40代 男性)
「接客するときは常に緊張状態」「お客様対応でどもってしまう」などの回答が寄せられています。
新規開拓営業や、不特定多数の来店者と接する接客業の人は、人見知りだととくにツライのではないでしょうか。
「顧客との関係構築が上手な同僚と比べてしまいツライ」という回答もありました。
周りの人にはできていることが自分にはできないと感じると、自己嫌悪や自己肯定感の低下に繋がってしまいます。
【4位 質問したいとき】
・わからないことがあってもなかなか質問できない(20代 女性)
・気楽な関係を築けないので、質問などを聞きにくい(30代 男性)
・苦手な上司や先輩にわからないことを聞くのが苦痛だった(50代以上 男性)
仕事をしていると「作業のやり方がわからない」「このまま進めるのは不安だから、上司や先輩に確認したい」という場面がよくあります。
ところが人見知りだと、関係ができていない人に話しかけにくいなどの理由で、なかなか質問できません。
しかし報連相と同じで、わからないことをそのままにしておくと仕事に支障が出かねませんよね。
また質問されて頼られたことを嬉しく感じる上司や先輩もいるものです。
慎重になりすぎず「少しお時間よろしいですか?」と話しかけてみてはいかがでしょうか。
【5位 初対面の人と接するとき】
・初めての人と仕事をするのに、いちいち緊張すること(20代 女性)
・初対面の人に話しかける時がツライです(30代 男性)
・出張などで初対面の人と会うときに緊張する(50代以上 男性)
人見知りだと、お客さんであれ同僚であれ初対面の人に会うときはとても緊張しますよね。
しかし初対面で人見知りを発動してしまうと、第一印象でマイナスイメージを持たれる可能性も。
「仲良くなりたいと思っているのに、相手にはあらぬ誤解を生んでいるのではと恐怖すら感じる毎日」という体験談もありました。
【6位 周りが世間話しているとき】
・「職場内での軽い雑談」や「お客様との雑談」も仕事のうちに入るので、話題が浮かばないとツライなと思います(20代 女性)
・業務以外の雑談に入っていけないことです(30代 男性)
・すぐ隣で楽しそうに雑談しながら休憩している人たちの輪に入れないまま、休憩せず黙々と作業しているとき(40代 男性)
雑談の輪に入れなくてツライ人と、雑談するのがツライという人がいました。
「輪に入りたくても入れない」「入りたくないのに輪に入れられて、ニコニコしていないといけない」のどちらもツライですよね。
仕事の会話はこなせるものの、雑談になると何を話していいかわからなくなってしまうという人も多いでしょう。
【7位 会話するとき】
・会話を交わすたびに疲れるので、仕事が終わる頃にはクタクタで気分も落ち込みます(10代 男性)
・人に会うこと・話すこと自体がストレスになってしまい、本来の目的に集中できず負担が増す(30代 男性)
・職場の人と話をするときに緊張する(40代 女性)
相手が顧客であれ同僚であれ、会話そのものがツライ人も多いのですね。
「目を見て話せない」「沈黙が怖い」などの回答が寄せられています。
「会話に緊張してしまい、話したいことを忘れる」というケースもありました。
人見知りに向いてる仕事1位は「工場・製造」
「あなたが経験した人見知りな人に向いている仕事は?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
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ダントツの1位になったのは「工場・製造(127人)」です。
2位以下は「データ入力(50人)」、3位「事務(49人)」、4位「倉庫・軽作業(47人)」と続きます。
モノやパソコンと向き合う時間が長い仕事が多くランクインしました。
ただ7位には「接客・飲食(27人)」、8位には「コールセンター(22人)」が入っています。
これらは人と接する職業ですが、「マニュアルがある」「1回きりの対応だから」という理由でランクインしました。
では、それぞれの仕事について具体的な回答を紹介します。
【1位 工場・製造】
・黙々と作業でき、報告さえできればあとはなんとかなります(20代 女性)
・向き合うのが人ではなくて機械だから。人と接する時間が少なくてすむから(30代 男性)
・他の人と話はするが、営業みたいに話が多いわけではないので助かる(40代 男性)
工場・製造の仕事が人見知りの人に向いている理由としては、「会話が少ない」「自分のペースで作業できる」などが挙げられました。
また単純作業でマニュアルがしっかりしている職場なら、入社したてでも質問する機会は比較的少ないでしょう。
また「人見知りが多い職場なので、人見知りでも浮かない」という意見もありました。
【2位 データ入力】
・入力作業は人と会話することが少なく、自分から発言することも少ないので(20歳 女性)
・報告や指示を出されるとき以外はまず会話をすることはないので、おすすめです(30代 男性)
・人にかかわることが少なく、最終チェックも入ることからやり直しもしやすく、自己嫌悪に陥りにくいからです(40代 女性)
工場勤務同様「会話が少ない」「自分のペースでできる」という回答が目立ちました。
単純なデータ入力であれば、「人に頼る場面」や「質問したいこと」も発生しにくいでしょう。
在宅でできるデータ入力の仕事を推薦してくれた人も多数いました。
【3位 事務】
・非正規の市職員など、公的機関での事務。時間も作業も明確で、人と会話しながら進める仕事が少なかったためです(30代 女性)
・司法書士事務所の事務職員。クライアントとのやり取りは基本的に有資格者が行うので、事務職員は書類作成に集中できる(40代 男性)
・経理事務や書類整理。コツコツ・黙々と作業するので、あまり喋らなくてもいい(50代以上 男性)
窓口業務がなく自分の仕事に集中できる事務職だと、あまり人と話す機会がないようです。
「関係者は多いが、会話する相手は上司やチームメンバーだけなので、新しい人と触れ合う機会があまりない」という回答も。
初対面の人に対して緊張しなくてすみますね。
ルーティンワークが多い事務職を選べば、仕事に慣れた後は質問する機会も少ないでしょう。
【4位 倉庫・軽作業】
・人との対話がかなり限られているため、おすすめできる(20代 女性)
・働いてる人がほとんど人見知りなので、みんなお互い様って感じがして気負いなく働ける(30代 男性)
・人とコミュニケーションをとる必要が基本的にない(50代以上 男性)
「人とのコミュニケーションがほとんどない」という回答が目立っています。
ピッキングや仕分けは同じ作業の繰り返しになるので、相談や質問する機会も少ないですね。
「最初に仕事の説明を聞くだけでできる」という回答もありました。
ただピッキングは倉庫内を動き回って商品を探すので、体力は必要です。
【5位 配達・配送】
・夜間のトラックドライバー。人に会うことが少ないし、積み込み作業も同じ人間としか会わないので楽(30代 男性)
・配送ドライバー。配送ミスさえしなければ、コミュニケーションがそこまで重要ではないから(40代 女性)
・ルート配送。時間内に荷下ろし作業を間に合わせなければならないので、忙しすぎて人見知りするヒマさえない(50代以上 男性)
「あまり人と関わらない」「運転中は一人」などの意見が寄せられています。
ルート配送であれば配送先の担当者もずっと同じことが多く、初対面の人と接する機会も少なくなります。
個人宅への宅配・デリバリーの場合も「会話が少ない」「置き配できるので対面しなくていい」など、人見知りの人でも仕事がしやすいようです。
【6位 IT系】
・プログラマー。黙々と作業ができるから(20代 女性)
・システム課など裏方の仕事。コミュニケーションをとることが少ない。また実力が反映されやすい(30代 男性)
・システムエンジニア。一日中パソコンと向き合っていればよいので、人見知りな人に向いていると思います(40代 男性)
「プログラマー」「システムエンジニア」「デバッガー」「保守」などの職種が上がっています。
コミュニケーションをとる必要はあるものの、他の職種よりは少なくてすむという回答が寄せられました。
コミュニケーションが苦手でも、実力があれば評価されやすいのもメリットですね。
【7位 接客・飲食】
・コンビニ定員は客と長くかかわらないので、割り切って仕事ができる(30代 男性)
・販売。お客さんとさほど深い話はしないから(40代 女性)
・お客様には質問されたときに答えればよいので、営業のように売り込む必要がない(50代以上 女性)
意外なランクインですね。
「お客さんと長く関わらない」「会話はマニュアル通りにすればいい」などの理由で、ラクだと感じる人も多いようです。
接客マニュアルがあるチェーン店なら、意外にラクなのかもしれませんね。
また仕事を通じて少しずつ会話に慣れることで「人見知りなのに、人と会話している感覚が味わえる」「段々と人見知りを克服できる」という意見もありました。
【8位 コールセンター】
・引越し会社のコールセンター。基本的に電話番なので相手を見ずに話せます(20代 男性)
・マニュアル通りなので、人とうまく話したり臨機応変に対応することが少ない(30代 女性)
・電話越しの業務なので人見知りを発動しなかった。マニュアルもあり雑談をする必要もほぼないため、人見知りの人に向いていると思います(40代 女性)
「対面しなくていいからラク」「マニュアル通りに話せばいい」という回答が多数。
人と話す仕事ではありますが対面ではないため、目を見て話せないという人見知りの人に向いているようです。
「コミュニケーション入門としてベストな職場」というおすすめコメントもありました。
【9位 ライター】
・自分でコツコツと作業を進められる。基本的には人に相談することがない(40代 女性)
・フリーのライター。直接対面せず仕事の依頼を受けられることと、自分一人だけで行えるため(50代以上 男性)
「一人で作業できる」という意見が多数ありました。
また在宅でフリーのライターとして活動する場合には、「クライアントとのやりとりもメールやチャットのみ」など、対面のコミュニケーションが少なくなります。
【10位 清掃】
・接客がなく、毎日決まった内容を決まった時間内にこなせば良いだけなので、イレギュラーも起こりにくい(20代 女性)
・基本的に作業がメインなので、人と話すことが少ないです(30代 男性)
「接客がない」「作業に集中するので会話しなくていい」などの回答が寄せられました。
繰り返しの作業なので質問や相談する機会が少ないのも、ストレス減につながりますね。
まとめ
人見知りの人500人にアンケートを実施したところ、「人見知りが原因で仕事に支障が出た経験がある人」は71.6%でした。
「声が小さくてクレームになった」「ミスを報告できず問題が起きた」などの体験談が寄せられています。
人見知りでツライときとしては、報連相や顧客対応など「自分から周りの人に話しかけるとき」が多く挙がりました。
自分から話しかけるのが苦手なため、職場の人間関係に馴染むまでに時間がかかる人も多いですね。
また「人見知りに向いている職業」第1位はダントツで「工場・製造」。
上位には「会話が少ない職種」が目立ちました。
一方で接客やコールセンターも10位以内にランクイン。
「マニュアルがあり、お客さんと深く関わらないのでラク」「忙しいと人見知りを気にする必要もない」などの理由が挙がりました。
「人見知り克服のためにはいい環境」という意見もあったので、「人見知りな自分を変えてみたい」という人は勇気を出して挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
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社名 : 株式会社ビズヒッツ
所在地 : 〒510-0208 三重県鈴鹿市鈴鹿ハイツ22-21
代表者 : 代表取締役 伊藤 陽介
設立 : 2009年1月19日
資本金 : 300万円
事業内容 : WEBメディアの運営・コンサルティング
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