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【救急集中治療医がマンガで解説】子どもの鼻詰まりには注意が必要です

(PR TIMES) 2023年04月11日(火)11時45分配信 PR TIMES

千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、子どもの鼻水・鼻詰まりの対策をまとめたイラストレーションを、本日一般公開しました。大人では、鼻水や鼻詰まりが起きても深刻にならずにいますが、乳児や赤ちゃんの場合は注意が必要です。生後3ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんは、口ではなく鼻で呼吸をしています。鼻のトラブルは、不快感ばかりでなく発熱など体調不良を起こします。鼻炎を引き起こす細菌やウイルスから赤ちゃんを守るために、40〜60%の室内湿度を保つなどの予防策が必要です。また体調に変化が見受けられたら、病院で受診し治療を速やかに行いましょう。救急集中治療医の見地から、子どもにある鼻水・鼻詰まりの予防を、親しみやすいマンガで解説します。本資料は学校、企業、公共機関、町内会等で自由に配布・利用していただくことが可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/56624/125/resize/d56624-125-ab060838bb1bc44584ed-0.jpg ]


子どもの鼻水・鼻詰まりは、不快感のみならず体調へ悪影響をおよぼします。特に、乳児は鼻呼吸でしか息をしていません。大人と比べて鼻腔は狭く、わずかな鼻水で塞がってしまいます。鼻詰まりがあると鼻詰まりがあると、ミルクや母乳を飲めなくなる授乳障害が起こる場合もあります。

鼻水は、細菌やウイルスの侵入を防ぐためや感染からの鼻炎、またダニなどのハウスダストによるアレルギーから引き起こされます。予防方法は、室内湿度を40〜60%に保つこと。喉に潤いを与え、細菌やウイルスからの感染を防ぎます。ただ湿度が60%以上ではダニが繁殖しやすくなります。鼻水や鼻詰まりの症状が見られたら、身体を温めたり、市販の鼻水吸引器を使って、体内から鼻水を出しやすくしましょう。また仰向けで寝かせると鼻詰まりやすくなります。上半身を少し起こすように、背中へタオルなどをいれて調整します。

普段よりも尿量が少ない、38度以上の発熱がある、鼻詰まりがひどく寝付けないなどの様子が見られる時は、病院での受診が必要です。

子どもの身体は、大人と比較して免疫力や抵抗力が弱いものです。室内の空気をきれいにし湿度へ注意を払い、鼻水や鼻詰まりも体調不良と考えましょう。

◆テーマ
「子どもの鼻水、鼻詰まり対策とは?」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授
https://twitter.com/Nakada119

谷口昌志
堺市立総合医療センター
集中治療科医長

◆監修協力
新井久美子(救急科専門医)
矢澤まり(外科専門医)

◆印刷用資料ダウンロードリンク
https://smart119.biz/manga/000594.html

◆子どもの呼吸と適した湿度

実は、子どもは生後3ヶ月くらいまで鼻呼吸しかできない(口呼吸ができない)ことが重要視されています
湿度は40〜60%が目安です
40%以下は気道が過敏になりやすく、60%はダニの繁殖が増えてしまいます


◆お家で出来るケア方法
1.湿度
 ウイルスは空気の乾燥を好むため、のどが潤るように、お家の中の気温、湿度に注意しましょう
2.身体を温める
 蒸しタオルで鼻を温めたり、お風呂に入る事で、鼻水が外に出やすくなります
3.鼻水吸引機を使う
 ドラッグストアや、オンラインショップでは様々な種類の鼻水吸引機が売られています。鼻水吸引機を使うことで、奥の鼻水まで取れてすっきりします。お子様の鼻に合うタイプを使ってください
4.寝かせ方を変えてみる
 仰向けになることで、鼻が詰まりやすくなります。お子様の背中と布団やマットレスの間に丸めたタオルを入れ、お子様の上半身が少し高くなる体勢にさせてみましょう

◆病院に行くタイミング

尿量が普段より少ない
38度以上の熱がある
呼吸がしづらい
鼻つまりが酷く眠れていない
匂いがわからない

 上記の状態がある時は、病院を受診しましょう

◆情報元
・日本耳鼻咽喉科学会総会
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jibiinkoka/118/3/118_176/_pdf

・急性副鼻腔炎診療ガイドライン 2010
https://minds.jcqhc.or.jp/docs/minds/ar/20130516_Guideline.pdf

・日本医師会
http://www.kagoshima.med.or.jp/people/topic/2007/258.htm

・杏林製薬 ドクターサロン
https://www.kyorin-pharm.co.jp/prodinfo/useful/doctorsalon/upload_docs/151259-1-25.pdf


◆医療情報イラストレーション・シリーズ ホームページ
https://smart119.biz/manga/
※画像など当コンテンツを報道にて引用いただく場合は、「(株)Smart119 提供」と記載ください。また、その際はpress@smart119.bizまでご一報いただけますと幸いです。


<株式会社Smart119について>
株式会社Smart119は「現役救急医が設立した、千葉大学発スタートアップ」です。
『今の「119」を変える』ため、音声認識とAIを活用した救急医療情報システム「Smart119」を開発・運用。
千葉市において、日本医療研究開発機構 (AMED) の救急医療に関する研究開発事業を実施。
緊急時医師集合要請システム「ACES」、災害時をはじめ、医療事業継続支援システム「レスポンサム(respon:sum)」の開発・運用を行っています。Smart119は「安心できる未来医療を創造する」を目指します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/56624/125/resize/d56624-125-9e85bcc8d2ca4f9439fe-1.png ]


【株式会社Smart119概要】
会社名: 株式会社Smart119
住所: 千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1千葉中央ツインビル2号館 7階
設立: 2018年5月
代表者: 中田 孝明
事業内容:
音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用
緊急時医師集合要請システム「ACES」の開発・運用
医療事業継続支援システム「レスポンサム(respon:sum)」の開発・運用
URL: https://smart119.biz
Twitter: https://twitter.com/Smart119_jp
メールアドレス: press@smart119.biz (担当:中村)



プレスリリース提供:PR TIMES

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