プレスリリース
ソフトウェアの「安心・安全・高品質」の製品認証制度
一般社団法人ソフトウェア協会(住所:東京都港区、会長:荻原 紀男、略称:SAJ、以後SAJ)が、国際規格(ISO/IEC)に基づいてソフトウェア製品の安全性と信頼性を証明するPSQ認証事業において、PSQ-Lite認証発行数が100件を突破しました。
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世界では、ソフトウェア製品の「品質の見える化」が重視され、特に欧米では第三者による品質保証情報の提供が一般化しており、情報技術分野の標準化組織であるISO/IEC JTC1 SC7 WG6によってソフトウェア品質に関する要求事項が整理され、規格化(SQuaRE(ISO/IEC25000)シリーズ)が進められてきました。
日本においては、「品質が高くて当然」という日本ならではの市場特性と、ソフトウェアベンダーが社会的信用を落とさないために、入念な品質管理を一般化していることにより、世界的に見ても高品質が維持されているものの、多くの場合ソフトウェアベンダーが独自の基準と方法で品質を担保している状況でした。
そこで、SAJは、国産ソフトウェア製品の品質の高さが世界で通用することを証明するために、日本で初めてパッケージソフトウェアを対象とした第三者適合性評価による製品認証である「パッケージソフトウェア品質認証制度(現PSQ認証制度)」事業を開始しました。その後、評価基準であるISO/IEC25051の改定に合わせ、クラウド提供によるアプリケーション製品にも対応した認証制度に更新するとともに、制度名を「PSQ認証制度」に改称し、認証制度のラインナップを拡充しました。そして、事業の開始から9年目を迎える2022年、PSQ-Lite認証(制度発足4年目)の発行数が100件を突破しました。
今後もSAJは、ソフトウェア製品の安全性と信頼性を証明する「PSQ認証」事業を推進し、「安心・安全・高品質」なソフトウェア製品の普及・促進に貢献していきます。
■「PSQ認証」の詳細
https://www.saj.or.jp/activity/project/psq/index.html
プレスリリース提供:PR TIMES