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【救急集中治療医がマンガで解説】知っていてほしい!健康食品・サプリメントについて

(PR TIMES) 2023年01月24日(火)11時15分配信 PR TIMES

千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、「健康食品・サプリメントの適切な使用」についてのイラストレーションを、本日一般公開しました。健康食品・サプリメントは、不足した栄養分を摂取でき、なおかつネット通販やドラッグストアなどで購入できることもあって、手軽な健康促進方法として、多くの人に受け入れられています。ビタミン、カルシウムなど身体機能へ作用する、またコラーゲンやヒアルロン酸など美容への効果を期待するものなど様々です。しかし、過剰な摂取や飲み合わせによって健康被害が起こることがあります。救急集中治療医の見地から、健康食品・サプリメントとは何か、また医薬品との違い、服用の注意点を親しみやすいマンガで解説します。本資料は学校、企業、公共機関、町内会等で自由に配布・利用していただくことが可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/56624/112/resize/d56624-112-103443b57330606eef93-0.jpg ]


健康食品、サプリメントは、ネット通販やドラッグストアなどで購入もしやすく、効き目を強調するテレビCMなどから、その効果を期待して使用されている人が多くいます。健康の促進にビタミンやカルシウムの栄養素を、美容にはコラーゲンやヒアルロン酸を、と目的は様々に販売され、消費者は自由に選び使用をしています。健康食品は、成分を濃縮したもの、または医薬品の要素を含むものがあります。このことから、過剰な摂取はもちろんのこと、服用している医薬品と相互作用で健康被害が発生することを知ってほしいものです。

健康食品は、法律上の定義はなく、通常の食品と比較して「健康に良い」「健康に効果がある」といった表現で販売されているものを言います。サプリメントは、特定の成分を濃縮し、錠剤やカプセルとして、食品とは異なる形状で販売されている製品ですが、日本では菓子や清涼飲料水を含む場合があります。そして両者とも、科学的根拠からの効果なのかは一概には言えないのです。

医薬品は、医師や薬剤師の管理で処方や販売がされますが、健康食品とサプリメントは消費者の判断で使用されます。飲み薬との併用によっては、医薬成分の効果を増長、もしくは減弱、打ち消してしまいます。またアレルギーを誘発することがあります。特に、持病から薬を服用している人、高齢者や子供、そして妊娠中や授乳中の女性は、医薬品との飲み合わせに注意が必要です。

健康食品やサプリメントは「食品」です。医薬品の代わりにはなりませんし、それだけで必要な栄養素を摂取できるものではありません。栄養に偏りのない三度の食事をきちんとすることが、健康に大切なことです。医薬品と併用して体調不良を感じたら、かかりつけ医、薬剤師に相談をしましょう。

◆テーマ
「健康食品・サプリメントの使用は適切に ―お手軽だけど健康被害が起こることも―」

◆解説者
中田孝明
株式会社Smart119 代表取締役
千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学 教授
https://twitter.com/Nakada119

◆監修協力
新井久美子(救急科専門医)
矢澤まり(外科専門医)

◆印刷用資料ダウンロードリンク
https://smart119.biz/manga/000555.html

◆健康食品とは
健康の維持・増進に、特別に役立つことをうたって販売されているもの

◆医薬品とは
厚生労働省から有効成分に対する効果が認められ、病院の診断、治療、または予防に使用されることが目的のもの

◆注意点

医師から処方される薬の代わりに、もしくは併用して自己判断で健康食品やサプリメントをとることで、病気が悪化することがある
医師から処方される薬に影響することがあり、薬の効果が弱まったり副作用が強く出る場合がある


◆特に注意しなければならない人

病気を持っている、常に薬を飲んでいる人
高齢者
子ども
妊娠中、授乳中の女性


◆薬と健康食品:組み合わせが問題になるもの

血液を固まりにくくする薬と青汁や納豆 → 薬の効果が弱まる
骨粗しょう症治療薬とカルシウム → 薬の成分が腸の中で吸収されにくくなる
免疫抑制剤、高脂血症治療剤とグレープフルーツ → 薬の効果が強く出たり、副作用が現れやすくなる

薬の効果を増長、減弱、または打ち消してしまう組み合わせがあります。

◆健康食品、サプリメントを使用する際の注意点

かかりつけの医師、薬剤師に相談しましょう
使用する場合は「どのようなもの」「どのくらいの期間」「どのくらいの量」をメモに残しましょう
ラベルや容器を保存することも使用記録になります


◆参考資料
・厚生労働省:「多様な健康食品」
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/dl/pamph_healthfood_d.pdf

・日本医師会:「『健康食品』・サプリメントについて」
https://www.med.or.jp/people/knkshoku/

◆医療情報イラストレーション・シリーズ ホームページ
https://smart119.biz/manga/
※画像など当コンテンツを報道にて引用いただく場合は、「(株)Smart119 提供」と記載ください。また、その際はpress@smart119.bizまでご一報いただけますと幸いです。

<株式会社Smart119について>
株式会社Smart119は「現役救急医が設立した、千葉大学発スタートアップ」です。
『今の「119」を変える』ため、音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」を開発・運用。
千葉市において、日本医療研究開発機構 (AMED) の救急医療に関する研究開発事業を実施。
緊急時医師集合要請システム「ACES」、災害時をはじめ、医療事業継続支援システム「respon:sum」の開発・運用を行っています。Smart119は「安心できる未来医療を創造する」を目指します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/56624/112/resize/d56624-112-e118bc09ca40ee9891d8-1.png ]


【株式会社Smart119概要】
会社名: 株式会社Smart119
住所: 千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1千葉中央ツインビル2号館 7階
設立: 2018年5月
代表者: 中田 孝明
事業内容:
音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用
緊急時医師集合要請システム「ACES」の開発・運用
医療事業継続支援システム「respon:sum」の開発・運用
URL: https://smart119.biz
Twitter: https://twitter.com/Smart119_jp
メールアドレス: press@smart119.biz (担当:中村)



プレスリリース提供:PR TIMES

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