プレスリリース

GOB Incubation Partnersが事業立ち上げを支援

ESG志向の事業創造に投資するGOB Incubation Partners株式会社（東京都渋谷区、代表取締役：山口高弘 以下「GOB」）は、秋田銀行が県内起業家を対象に主催する「〈あきぎん〉地域共創型ビジネスインキュベーションプログラム2022-2023」を企画・運営しています。同プログラムでは今年度の採択企業4社を発表しました。2023年6月までのおよそ4カ月間で、4社の事業推進や事業連携などを支援していきます。

秋田銀行のニュースリリースはこちら：https://www.akita-bank.co.jp/showimage/pdf?fileNo=5802
[画像1: https://prtimes.jp/i/15176/109/resize/d15176-109-180c78aa6822b356faf3-0.jpg ]


■開業率が全国最下位の秋田を舞台に、地域における事業のスケールモデルを提唱

市場規模が小さい地方の場合、都市部と同様のモデルではスケールする事業を生み出しにくいという性質があります。本プログラムでは、開業率が全国最下位（中小企業庁算出、2020年度データ）である秋田県において、地方における事業立ち上げの成功モデルを提示すべく、地域のステークホルダーとの連携を強める「スクラム型」の事業立ち上げをコンセプトに据えました。

創業から140年以上にわたり地域のハブの役割を担ってきた秋田銀行のネットワークを活用し、参加する起業家と地域の事業者との連携をサポートします。また当社GOBでは自治体における事業創出を中心に、年間300件以上の事業立ち上げに伴走していますが、そこで得た地方における事業立ち上げに必要な知見を、プログラムの設計に取り入れました。

■2022年-2023年プログラムの採択事業者

今年度のプログラムでは、次の4社を採択しました。

＜起業・創業部門＞
1：株式会社マイグレーションチーム（一ノ関優吾さん）：お弁当の宅配サブスクで、高齢者の安否確認も「MANMA」
管理栄養士が監修したお弁当を宅配するサブスクリプションサービス。急速冷凍技術を用いて、製造時の美味しさを保つ。また希望する高齢者に対しては、配送時に合わせて安否確認も行うことで、人口当たりの高齢者層の割合が全国で最も高い秋田県における課題解決に貢献する。

2：中野敦史さん：親の記憶を音声メディアで記録する「memorec」
親の記憶を音声メディアで記録するサービス。親に話を聞くのは気恥ずかしい、離れて暮らしているなどの理由から、受け継がれていなかった親の記憶。ラジオ等で活躍中のフリーアナウンサーが話を引き出し、音声として残す。

3：株式会社soopoint（川又伸文さん）：十和田湖、八幡平エリアでの体験型観光の拠点づくり
十和田湖、八幡平の周辺エリアで、カヤックやSUP、スノーボードといったアクティビティを提供し、体験型観光の拠点とする。その過程で秋田県内の雇用を生み出し、県内における若者を中心とした働き方のモデルケースを作る。

＜第二創業部門＞
1：有限会社武藤工芸鋳物（武藤元貴さん）：点字レザーバンド
レザーに点字の焼印を施したレザーバンドを開発。手すりに巻くだけで点字表示が可能になるため、従来の金属や樹脂の加工に比べて、非常に安価で、かつ建造物などを傷つけることなく手軽に着脱できる。バスや電車などの乗り物や施設への展開を予定している。

■2022年-2023年プログラムの開催スケジュール

[画像2: https://prtimes.jp/i/15176/109/resize/d15176-109-3e185fb9cb05ec7bf995-1.png ]


3/18のキックオフを皮切りに、6月まで全4回の集合型レクチャーを開催し、事業の推進や地域のステークホルダーとの連携に必要なノウハウを提供します。またその間、事業者ごとに専属メンターと秋田銀行の行員がマンツーマンで、事業案のブラッシュアップなどをサポートします。

6/24にプログラムの総決算として開催を予定している「ビジネス交流会」では、行員が採択事業者のニーズに合わせて、県内企業や金融機関とのマッチングを行い、双方にとって理想的な事業連携を図ります。

■GOB Incubation Partners株式会社について

GOBは、ESG志向の事業創造に投資する会社です。
E（環境）やS（社会）の課題に取り組むと同時に、これらの持続可能性を考慮した事業を成立させるためには、G（ガバナンス）の視点が大事になります。GOBでは起業家や事業責任者とともに日々事業を作るなかで、事業開発の型を開発。それをもとに、起業家の価値観・世界観に寄り添い、かつビジネスとしての利益を両立させたESG型の事業創造に取り組んでいます。

体系化した事業開発の型は、起業家だけではなく既存企業での新規事業の開発支援、行政に対する支援などにも導入し、構想からビジネスモデル構築、検証、経営支援まで幅広いサポートを提供しています。輩出事業の創業時にはスタートアップ投資も行い、経営者の伴走パートナーとして持続的なESG経営を支えます。

【会社概要】
所在地：〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-33-6藤和千駄ヶ谷コープ301号
代表者：代表取締役 山口高弘
設立：2014年8月19日
事業内容：企業向け事業支援（リサーチ、コンサル、ワークショップ、アクセラレーション）、起業支援サービス事業（教育・事業創造）、スタートアップ投資事業
資本金：1,000万円
ウェブサイト：https://gob-ip.net/

■株式会社秋田銀行について

本社所在地：秋田県秋田市山王三丁目２番１号
代表者：取締役頭取 新谷明弘
創立年月日：1879年1月
資本金：141億円
ウェブサイト：https://www.akita-bank.co.jp/

プレスリリース提供：PR TIMES