プレスリリース
最短2ヶ月でGXの取り組み状況を診断
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:新宮達史、本社:東京都港区、略称:CTC)は、企業の温室効果ガス(Greenhouse Gas、以下:GHG)排出量の可視化や削減などを中心としたGX(グリーントランスフォーメーション)を支援する「GXアドバイザリサービス・スタートパック」の提供を本日から開始します。GXに関する取り組みの効率化や試験的な導入を検討するお客様を対象に、最短2ヶ月でお客様の状況を診断するサービスです。価格は、500万円(税抜き)からで、ESG経営に積極的に取り組む企業を中心に3年間で30社への提供を目指します。
近年、GHG排出量や気候関連のリスクや機会といった開示要求が高まっている中で、カーボンニュートラルに向けた社会経済の変革(GX)に関連する活動を自社の成長機会と捉えて積極的に取り組む企業も増加しています。しかし、GXの推進には専門的な知識やスキルが必要で、人材の確保や効率的な仕組みの導入も大きな課題となっています。
GXアドバイザリサービス・スタートパックは、CTCが蓄積したノウハウをもとに、ヒアリングやデータ収集を通してGXの推進に向けた課題を診断し、GXを含めたサステナビリティ業務の効率化とシステム化に対する実行計画の立案を伴走型で支援するサービスです。従来は、お客様の要望に合わせてオーダーメイドで設計していたGXアドバイザリサービスを定型化し、現状把握・ヒアリング・診断のみを行う簡易的なメニューを用意しました。
サステナビリティ業務を統括するコーポレート部門と、DXの推進や環境対策を行う事業部門とのそれぞれに向けたサービスメニューで、コーポレート部門向けには、データの収集や情報開示の業務フローを整理し、課題の洗い出しを行う事で、効率的な情報開示に向けたツールの選定や機能の評価に向けた支援を行います。また、事業部門向けには、製品別の環境影響の評価や生産設備の消費電力量の調査により、GHG排出量の計算で使用する生産や輸送における活動量の収集状況を診断し、データ取得の自動化やデータの利活用に向けたシステムを提案します。
現状把握・実行計画の立案には本来は半年以上かかるケースがほとんどですが、これまでのGXアドバイザリサービスで得たノウハウや要望から今回、部門ごとの簡易的なメニューを作成しました。最短では2ヶ月での取り組み診断も可能です。
CTCは、1990年頃から始めた気象データの解析・シミュレーションにおける技術をもとに、長年、再生可能エネルギー発電事業者へのコンサルティングサービスやシステム開発を行ってきました。2022年には、GHG排出量の可視化や削減支援、再生可能エネルギーの導入や利活用支援、関連するデータ活用基盤の構築などのカーボンニュートラルに関連するサービスを体系化し、多くのお客様にサービス提供しています。
今後CTCは、GXのリテラシーやスキルの向上につながる研修コンテンツといった、人材育成や啓蒙活動に関連したメニューも拡充し、カーボンニュートラルにつながる企業活動に貢献していきます。
■GX推進を伴走支援する「GXアドバイザリサービス・スタートパック」のサービスメニュー
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以上
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)
https://www.ctc-g.co.jp/
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