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ネスレネスプレッソ株式会社

日本で回収された使用済みカプセルコーヒーから生まれ変わったプロダクトが誕生、循環型ビジネスモデルの新たな一歩が実現!「ネスプレッソ サステイナビリティプロジェクト」プレス発表会

(PR TIMES) 2021年12月04日(土)11時15分配信 PR TIMES

サステイナブルガストロノミーの第一人者・成澤由浩シェフがトークセッションに登壇「美味しいコーヒーを飲むために必要なのは、生産地を真剣に想い、繋がること」

カプセルコーヒー、専用コーヒーメーカー、トータルサービスによる“至福のコーヒー体験”を提供するこだわりのコーヒーブランド「NESPRESSO(ネスプレッソ)」(ネスレネスプレッソ株式会社 本社:東京都品川区、代表取締役社長 ピエール・デュバイル)は、独自のリサイクルプログラム『ネスプレッソ リサイクルプログラム』を2020年8月から始動。この度、日本で回収した使用済みカプセルコーヒーのコーヒーかすとアルミニウムをリサイクルして完成した培養土と再生アルミニウムの誕生を記念して、11月30日(火)に「ネスプレッソ サステイナビリティプロジェクト」プレス発表会(二部制)をザ・リッツ・カールトン東京にて開催しました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/10896/90/resize/d10896-90-e6bf9d4982901185b9bb-4.jpg ]

第二部のスペシャルトークセッションには、サステイナブルガストロノミーの先駆者で、 “持続可能”な取り組みを評価する「ミシュラン グリーンスター」を獲得、「世界のベストレストラン50」では2009年にアジア1位のレストランとしてランクイン、2015年には世界TOP10入りも果たしした、日本を代表するレストラン『NARISAWA』の成澤由浩シェフが登壇。ネスプレッソ コーヒーアンバサダーの上野里佳と共にトークを展開しました。


成澤シェフとネスプレッソの出会い
30年前にスイスの本社に訪れた時から、ネスプレッソと繋がりがある成澤シェフ。レストラン『NARISAWA』でもネスプレッソのコーヒーを導入頂いていますが、導入の理由は、どのスタッフが淹れてもいつも同じクオリティのコーヒーを提供できること、無駄な作業がないという操作性に加え、また食品ロスの観点でも、カプセル式のコーヒーマシンを採用することで、無駄にするコーヒー粉がないことを挙げて頂きました。

森の恵みに感謝し、その「豊かな森の恵み」をいただくコーヒーと共に
ネスプレッソが長年取り組んできた『AAAサステイナブル・クオリティ(持続可能性)TMプログラム』を通じてアグロフォレストリー(森林農業)を行っていることや、成澤シェフの里山文化への想いや取り組みについてお話いただくパートでは、「森からの恵み、森からの贈り物」というテーマで作られた冬の数量限定コーヒー「フォレスト・ブラック」をお楽しみ頂きながら、トークを展開しました。「このコーヒーメーカー、新しくなったんですね。」と、笑顔で10月26日に新たに発売した「オリジナル」コーヒーメーカー「ネスプレッソ アトリエ」でコーヒーを抽出した成澤シェフ。「すごく優しい味わいです。柔らかくマイルドで美味しいです。」と、長い時間をかけ木陰で育ち、静かな森をイメージさせるようなおだやかな味わいを表現いただきました。
「豊かな森の恵みへの感謝を表現したコーヒー」というコンセプトについて、上野からはネスプレッソが長年生産地で取り組んでいるネスプレッソ『AAAサステイナブル・クオリティ(持続可能性)TMプログラム』を通して行うアグロフォレストリーについて説明。「アグロフォレストリーでは、コーヒー農園に様々な種類の木を植えることで地表近くの温度を調整し、土壌の質を改善し、雨が沢山降った際などに起こりうる浸食を防ぐことで、さらに、水脈を確保し、生物多様性を促進します。大きな木々はコーヒーの木を直射日光から守り、最終的にコーヒーの品質を良いものにしてくれると考えられています。そしてその素晴らしい品質のコーヒーを作りだすことが、生産者の方々の生計の改善につながります。」と、豊かな自然を保ち、共存するコーヒーづくりを行うことで、生産地の保護、持続可能性に繋がることを伝えました。日本の豊かな自然や食材、先人たちの知恵を大切にする「里山文化」で料理を表現する成澤シェフからは、「皆さんご存知の通り、日本は植物や生物の多様性があります。森一つを見ても、様々な木々があります。いわゆる『雑木林』が理想的です。そのため、コーヒーを育てるのに様々な木々を植える事は、大変良いことだと思います。」とコメント。さらに自社が育てたいものだけを考えるのではなく、森全体の環境を考えることの大切さを述べ、「多様な木々や植物を育て土壌を生きたものにし、長く森と付き合おうとする気持ちを感じられる。」と頂きました。さらに上野からネスプレッソの考える森への恩返しとして、「過去およそ20年間、私たちは森林破壊の回避、植樹に取り組んできました。私たちにとっても大切な存在であるアマゾンの森を守るために、コンサベーション・インターナショナルと連携して今年のホリデーシーズンに1,000万本もの木々の保護に貢献しております。」と発表しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/10896/90/resize/d10896-90-f90e7fe66e92e503be52-5.jpg ]

ネスプレッソと成澤シェフの生産地との取り組みについて
カプセルに印字されたバーコードによって、コーヒーをワンタッチでお楽しみいただける「ネスプレッソ ヴァーチュオ」にて抽出したプエルトリコ産のコーヒー豆を使用した「カフェシート・デ・プエルトリコ」をお楽しみ頂きながら、トークは続きます。成澤シェフからは、「とてもコクがあり、お砂糖をいれて練ると、チョコレートのように変化するような味わい。また、プエルトリコ産は初めて頂きました。どれだけの生産量があって、どのような環境で作られたのかとても関心があります。このような小さな生産地の生産者を取り上げるのは、とても素敵なことだと思います。」とコメント。上野からは、「このカプセルは、『リヴァイヴィング・オリジンズ プログラム』で生まれたコーヒーです。リヴァイヴィング・オリジンズの“リヴァイブ”とは復活させる、オリジンズとは生産国、という意味です。世界にはケアを必要としている人々、自然そして希少なコーヒーが存在しています。なぜケアが必要かと言いますと、気候変動や干ばつなどでコーヒーが育つ環境が変わってしまったり、経済や政情の不安定さなどが影響を及ぼしているからです。そういった脆弱な、しかしながら希望の光を放つ地域でコーヒーが復活するためのサポートを行うために、ネスプレッソは『リヴァイヴィング・オリジンズ・プログラム』をスタートしました。」と説明。そして、「このプログラムでは長期的なプランのもと、日々生産者の方々と協働します。何年も何年も共に時間を積み重ねて取り組むことにより、素晴らしい品質のコーヒーがよみがえります。そして、生産者のコミュニティが自分の力で立ち上がることをサポートします。」と続けました。
成澤シェフからは、「僕はネスプレッソの人間ではないので、良いことばかりを言う訳ではないですが、30年前にスイスのネスプレッソを訪ねた際、小高い丘の上にあり緑豊かに整備されたとても美しい会社だと思いました。一方で、コーヒーを育てている環境は、自然環境も厳しく全く異なると思います。チョコレートもそうですがコーヒーなどの嗜好品は、東京やニューヨークなど大都市でも楽しまれるものです。ただ、そこではコーヒーもカカオも育ちません。その美味しいコーヒーを飲むために生産地のことを考えられるということ、あのきれいな会社の方が生産地のことを真剣に考え、生産地と繋がっている、ということに僕は感動しました。」と、トップシェフならではの視点でコメント頂きました。上野からは「このプログラムは、生産者の方々の社会、生活の質の向上、環境保全を通して、高品質なコーヒーを長きにわたりお届けすることを目的としています。高品質なコーヒーを高い生産性で栽培するための農業技術支援、生産者の方々が生活をするコミュニティのインフラの整備、年金基金の設立、先ほどお話したアグロフォレストリーの一環である植樹などを行っています。」と追加して説明しました。
さらに、2014年にブラジル・サンパウロのネスプレッソのコーヒー農園を訪ねた当時を成澤さんは振り返り「ブラジルは、今でも素朴な生活をしている方が沢山います。最初に大きな市場を行くと、市場の周りには野菜や果物を入れる木の箱を作ったり直したりしている人々がいました。それを見ると、一瞬それは現代的なことなのか、と思うのですが、今、まさに必要で貴重なことだと感じています。全てが大都市で行う生活をするのではなく、彼ら、彼女たちのペースを守っていけることが大事なのだと感じました。コーヒー農園では、ネスプレッソのスイス本社のスタッフが、その場のみの短期間ではなく、実際に長期間農園に滞在し、生産者と密に取り組みながら、お昼を共にしたり相談に乗ったり、さらに育てるのが大変なコーヒーの樹を共に育てるなど、一緒に日常を過ごし、歩んでいることを聞き、素晴らしいと思いました。」と熱い想いを語って頂きました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/10896/90/resize/d10896-90-ea07cdd9c1e7e4d13901-2.jpg ]

「ネスプレッソ リサイクルプログラム」について
今回、1周年を記念して試作品として作られた使用済みカプセルのアルミニウムを使用して作られたコースターを見た成澤シェフは、「正直、使用済みカプセルの回収に関しては、とても待っておりました。先日、日本での使用済みカプセルの回収について伺い、コーヒーかすは発酵させ培養土に、アルミニウムも再生できるようになって、ネスプレッソに対しての突っ込みどころが無くなってしまいました。これからもネスプレッソを使っていきます!」と力強いメッセージで締めくくっていただきました。
[画像4: https://prtimes.jp/i/10896/90/resize/d10896-90-e3016a102d22d9b72b85-3.jpg ]

<開催概要>
日時:
2021年11月30日(火)第2部:15:00〜16:00
場所:
ザ・リッツ・カールトン東京(港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン GRAND BALLROOM)
登壇者:
ネスレネスプレッソ株式会社 代表取締役社長 ピエール・デュバイル
ネスレネスプレッソ株式会社 ブランドコミュニケーションマネージャー 中岡 美智子
NARISAWA 成澤 由浩シェフ
ネスレネスプレッソ株式会社 ネスプレッソ コーヒーアンバサダー上野 里佳

会場展示
[画像5: https://prtimes.jp/i/10896/90/resize/d10896-90-b7ead8fd2a36fbb95368-6.jpg ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/10896/90/resize/d10896-90-a2ff43eefb03d9dd6df8-7.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/10896/90/resize/d10896-90-bc2f0eafd007f0edbdab-8.jpg ]



[画像8: https://prtimes.jp/i/10896/90/resize/d10896-90-74e871449912ceb154f9-9.jpg ]



プレスリリース提供:PR TIMES

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