プレスリリース
金融業界のデータ活用の発展を目的に、金融事業会社における成功と失敗事例を取り纏めて出版予定の「金融AIデザインパターン(仮)」製作にも協力
AI CloudのリーディングカンパニーであるDataRobot, Inc.(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Dan Wright)は、この度、日本法人であるDataRobot Japan株式会社(以下「DataRobot」)が一般社団法人金融データ活用推進協会(以下 FDUA)に特別会員として加盟したことを発表いたしました。FDUAは、“金融データで人と組織の可能性をアップデートしよう”をミッションに掲げ、「組織」「人材育成」「技術」の金融実務に関するノウハウを共有し、個人・企業・業界のアップデートを目的に設立されました。DataRobotは特別会員として、金融業界におけるAI活用の成功ノウハウの提供などの活動サポートだけでなく、出版を予定している「金融AIデザインパターン(仮)」の製作にも協力していきます。本書では金融におけるAI活用をパターン化し、その基礎ノウハウを体系化することを目指しています。
●FDUA設立の背景
金融業界でのデータ活用は、2000年代の第3次AIブームを経て過度な期待先行となったことに加え、技術やデータといった手段が注目され金融実務から乖離した結果、そのポテンシャルを発揮できていない状況です。また、データ活用に成功している金融機関は、実務で成功と失敗を重ねて事業会社だけのノウハウが蓄積した一方、 金融事業会社間にある業界特有の「壁」が交流を妨げ、各社・個人のレベルアップに繋がらない課題がありました。
その「壁」を超えてノウハウ共有・外部交流の推進を目的に、 2020年1月にFDUAの前身となる人工知能×金融事業コミュニティが発足されました。その後、金融事業会社のデータ活用実務のトップランナーが集結し、さらなる金融業界の魅力発信と金融業界に従事する個人のキャリアアップへの伴走を実現するため、FDUAが設立されました。
●FDUA加盟の背景とDataRobotの役割
DataRobotは、これまで国内における数多くの金融業界のお客様に対してAI Cloud プラットフォーム「DataRobot」とAIドリブン組織構築を目標とする支援プログラム「AIサクセスプログラム」の提供を通し、データ活用の拡充やAI人材の育成に貢献してきました。
これらの経験を活かし、人工知能×金融事業コミュニティの発足時から運営や活動をサポートして参りました。そして、今回のFDUA設立に伴い、金融業界における更なるデータ活用・AI活用の推進に寄与するため、特別会員として加盟することにいたしました。
これまでのAIサクセスのノウハウと、書籍(「DataRobotではじめるビジネスAI入門」)出版の経験を活かし、FDUAが出版を予定している「金融AIデザインパターン(仮)」の製作に携わっていく予定です。
■ 一般社団法人金融データ活用推進協会(FDUA)概要(https://www.fdua.org)
発足日 :2022年6月22日
所在地 :東京都文京区千駄木3丁目27番地9号
活動内容:(1)金融機関のAI・データ活用推進のためのデザインパターンの作成
(2)金融業界内・関係諸団体等との情報交換や連携
(3)金融データの魅力を発信するデータ分析コンペティションの開催、運営
■「DataRobot, Inc.」(https://www.datarobot.com/jp/)
DataRobot AI Cloud は次世代の AI です。AI Cloud は、あらゆるデータタイプ、あらゆるユーザー、あらゆる環境を統合し、業界・業種を問わずすべての組織に対して重要で価値あるビジネスインサイトを提供することをビジョンとしています。DataRobot は、Fortune 50の3分の1を含む、業界や業種を超えたグローバルな顧客から信頼を得ています。
■ 商標関連
・「DataRobot」はDataRobot, Inc.の登録商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。
プレスリリース提供:PR TIMES