プレスリリース
開閉毎に動作ストロークを記憶し前回の停止位置の手前で減速、ワークを傷つけないソフト把持機能搭載
ユニバーサルロボット(本社:デンマーク、日本支社:東京都港区、代表:山根 剛、以下「UR」)は本日、(株)ニューエラー(本社:大阪市生野区、代表取締役社長 宮下 浩 氏、以下「ニューエラー」)の2爪電動ハンド「ELCT1-100-20-NEWR」を、ユニバーサルロボット製協働ロボット(以下「URロボット」)の周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したことを発表します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45878/72/45878-72-baff28e6c502643a0cd5f1898bbb6079-1200x1200.png ]
ニューエラーの2爪電動ハンド「ELCT1-100-20-NEWR」は、URロボットに対応した汎用性の高い電動グリッパです。把持力は3段階(60N、80N、100N)、レバースピードも3段階(0.9s、1.2s、1.8s)に調整可能です。開閉毎に動作ストロークを記憶し前回の停止位置の手前で減速するソフト把持機能も備えているため、ワークを傷つける心配がありません。安全面に配慮した丸みを帯びたデザインとなっているほか、動作状態を確認できるインジケータランプ、電源が落ちてもワークを把持する落下防止機能、意図しない挟み込みが起こった際のフィンガーリリース機能など、リスリスクアセスメントの際に活用できる安全機能を搭載しています。
URロボットに接続された周辺機器を操作・設定するプラグインソフト「URCap」に対応しているため、ハンドの開閉や把持力の制御をURロボットのティーチペンダントから行うことができます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45878/72/45878-72-a679d0f807013206d47f2c442f34d2c2-886x554.png ]
URロボットに接続された周辺機器を操作・設定するプラグインソフト「URCap」上のニューエラー製2爪電動ハンド 設定画面
UR+は、URロボットとプラグ&プレイで使える周辺機器のプラットフォームです。ロボットアームの仕様やインターフェースをオープンにし、それらに準拠するエンドエフェクタ、カメラ、センサなどの周辺機器をデベロッパが開発します。URによる検証、認証を経てデベロッパがUR+製品として販売します。UR+製品は、URロボットのティーチペンダントを通して設定できるため、ユーザーやSIerがロボットのシステムインテグレーションの構築にかかる時間や費用を削減できます。2024年3月時点で480以上の製品がUR+製品として認証されています。
新UR+製品 ニューエラー製 2爪電動ハンド「ELCT1-100-20-NEWR」の概要
・主な仕様
可搬重量: 1.5kg
質量: 1.35kg、
高さ: 140mm(フィンガーカバー取付時)
幅: 177mm(本体カバー取付時)
奥行: 81mm(本体カバー取付時 )
ストローク: 20mm(片側10mm)
・詳細 http://urrobots.com/in7
ユニバーサルロボット 会社概要
ユニバーサルロボットは、最先端のロボティクスプラットフォームを活用し、製造現場における人々の働き方を変革する一助となることを目指しています。
2008年に世界初の商用協働ロボットを発表して以来、リーチや可搬重量が異なるUR3e、UR5e、UR10e、UR16e、UR20、UR30を開発してまいりました。各モデルは、プラグ&プロデュースで使えるUR+エコシステムのエンドエフェクタやソフトウェア、アクセサリ群でサポートされており、1台のロボットを用途に応じて柔軟に配置転換できます。
ユニバーサルロボットは米Teradyne Inc.傘下の企業です。デンマーク、オーデンセに本社を置き、米国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、チェコ共和国、トルコ、中国、インド、シンガポール、日本、韓国、台湾、メキシコに子会社や支社を擁しています。これまでに75,000台を超える協働ロボットを世界中に販売しています。
www.universal-robots.com/ja
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