プレスリリース
〜従業員の心理的安全性の4因子すべてが向上。モチベーションの向上といった多様な成果を得て全社導入〜
心理的安全性を高め生産性向上や離職予防に繋げる「ピアボーナス(R)Unipos」(以下、Unipos)を提供するUnipos株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:田中弦)は、富士製薬工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岩井孝之、以下「富士製薬工業」)が従業員約700名を対象として「Unipos」を導入することになりましたのでお知らせいたします。
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Uniposの導入背景
富士製薬工業の経営理念のひとつに「富士製薬工業の成長はわたしたちの成長に正比例する」というものがあります。社員の成長が会社の成長につながり、それが社会への貢献につながる、つまり、社員がより成長すれば、それだけ社会への貢献度も高くなるという考えです。一般に幸福度の高い人の方が生産性が31%高く、創造性が3倍高い(※1)と言われており、社員ひとりひとりがやりがいを持って仕事に取り組むことで、富士製薬工業の貢献度はさらに高くなると言えます。そのような社員の成長をはかり、幸福度を高める状態へと導くために、理想の組織の状態を「自然と集まり、何でも話せる、いつも心の拠り所」と定義しました。この組織にするために必要なことは以下の3点であると考えています。
・ひとりひとりの貢献の可視化(個人の働きがい、承認欲求が満たされる)
・心理的安全性の高い職場環境の構築(挑戦促進、部門を越えたコミュニケーション活性化など)
・組織エンゲージメント向上(自然に自社の行動指針に沿った行動が実践される)
この3つを達成するために必要なツールとして、社内にある「良い行動」に対して、感謝・称賛のメッセージを送ることができる「Unipos」の導入を決定。当初は本社部門を中心に約200名で導入したところ、全体的にも個別の部門においても心理的安全性を測るサーベイスコアが上昇する部門が多く見られるなどの成果が出たため、2021年8月より全社を対象範囲に広げた導入に至りました。
※1:米イリノイ大学心理学部名誉教授エド・ディーナー氏らの論文より。American Psychological Association, 2005. ‘The Benefits of Frequent Positive Affect: Does Happiness Lead to Success?’
https://www.apa.org/pubs/journals/releases/bul-1316803.pdf
組織の心理的安全性が向上。他部署とのコミュニケーションの活性化や承認されているという実感を得ることに効果を発揮
当初の本社部門を中心とした導入の時には効果測定のため、導入前後で心理的安全性を測る「心理的安全性サーベイ」を実施。組織内の心理的安全性が高まる結果が多くの部門で見られました。具体的には、心理的安全性を感じるために組織内にあると良いとされる4つの因子「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎」(※2)すべての指標が向上しています。合わせて、組織の状態がどのように変化したかをみるアンケートも実施。下記のような成果が見えてきました。
1. 他部署や他チームで働く人に感謝・称賛を伝える機会が増えたと感じる人は全体の68%
「Unipos」導入後、他部署や他チームで働く人に感謝・称賛を伝える機会が増えたと感じる人は全体の68%にのぼり、富士製薬工業内では最も高い効果を発揮しました。Uniposはオンラインで感謝を送ることができるため、働くフロアや拠点の異なる他部門であってもメッセージを送ることができます。加えて、他者の投稿に第三者が称賛を送ることができる「拍手」の機能により、これまで知ることのできなかった貢献に対し気軽に称賛を送ることが可能となった成果であると考えられます。これらの積み重ねによって心理的安全性が向上し、製薬会社という比較的各部門の専門性が高く、連携の難易度が高い組織の特徴があっても部署を越えたコミュニケーションが活性化できるのだと実感しています。
2. 58%の人が「他者の仕事へ興味を持つ意識が根付き始めた」と実感
「他者の仕事を知る機会があり、興味を持つ機会が増えてきていると感じますか?」という質問に対し、58%の「増えた、少し増えた」と回答。「利用者同士でのメッセージのやり取りを見ていると在宅時にも組織として仕事をしている実感が持てる」という声も上がっています。「Unipos」の活用を通じて日常的に他者の仕事を意識的に見る機会が増えたため、コロナ禍によるリモートワーク環境でも他者の仕事に目を向けられるようになったと考えられます。
3. 従業員の半数以上が「承認されている」という実感が向上
「Unipos導入後、自分の仕事に対し周りの人から褒められたり認められたりする機会が増えていると感じますか?」という質問に対し、「Unipos」を利用した従業員の半数以上が「増えた、少し増えた」と回答。「Unipos」を通じて日々の仕事上の努力や創意工夫に対する称賛を送られる機会が増えたことによると考えられます。「自分でも気づいていない、成長したところや良いところを知ることができるので嬉しい」という声が上がるなど、承認実感に寄与する施策となっています。
※2:石井遼介 著「心理的安全性のつくり方」(日本能率協会マネジメントセンター)記載の心理的安全性を構成する要素
富士製薬工業 執行役員 経営管理部長 宇治浩様コメント
富士製薬工業ではコロナ禍が始まった2020年に、10年後にどうありたいかを示した「2030年ビジョン」を作成し、その中で「世界一幸せな会社と社会貢献が一体化している」というものを掲げました。富士製薬工業グループで働く社員ひとりひとりが、働くことにやりがいと充実感を感じ、それが社会への貢献に繋がり、社会から感謝されることが社員ひとりひとりの成長と喜びに繋がり、更に大きな社会への貢献を生み出す、このような好循環を生み出す状態を理想としています。
また、当社では「徳目評価制度」という人事評価を導入しております。これは、社員の人間的成長を社員全員が推進していくことを目指しており、従業員同士の多面評価も取り入れております。この評価では、よりお互いを知ることが大切な要素でもあり、日常的に、共に働く仲間へ感謝・称賛のメッセージを送り合える「Unipos」の導入によって、この徳目制度がさらに浸透していくことを期待しております。一部導入時には「Uniposをまだ導入していない部署に感謝を送りたい人がいるので、早く導入が広がってほしい」という意見もあり、意識の変化を感じています。
「Unipos」をはじめとする組織づくりの施策を通じて、中長期的に富士製薬工業の社員ひとりひとりが成長することで、富士製薬工業が貢献できる範囲を一層広げて、社員とともに会社が成長していくことを実現していきたいと考えています。
「感情報酬を社会基盤に」をコーポレートミッションに掲げるUnipos株式会社は、心理的安全性を向上させ、事業の成果に繋げるサービス提供ため、これからもプロダクトを磨いてまいります。
以上
■ピアボーナス(R)で、働きかたを変える。Uniposについて
Uniposは従業員同士が「貢献に対する称賛×少額のインセンティブ」を送り合うピアボーナス(R)の仕組みを使って「組織を変える行動を増やす」webサービスです。心理的安全性を高めることで、経営と現場、部署間、上司と部下間の関係性の質を改善し、離職予防や生産性向上をサポートします。
https://unipos.me/ja/
■Unipos株式会社について
「感情報酬を社会基盤に」をコーポレートミッションに掲げるUnipos株式会社は、組織を変える行動を増やし組織課題を解決するHRテック事業として「ピアボーナス(R)Unipos」の開発・販売を行なっています。
■富士製薬工業株式会社について
富士製薬工業株式会社は、1965 年の設立以来、「優れた医薬品を通じて、人々の健やかな生活に貢献する」「富士製薬工業の成長はわたしたちの成長に正比例する」を経営理念とし、人々の痛みや障害の改善・克服に役立つ医薬品の開発、製造、販売を通して社会に貢献すべく事業を展開しています。重点分野である女性医療領域では、不妊症をはじめ、月経困難症、子宮内膜症、避妊、更年期障害などの女性特有の疾患の新薬およびジェネリック医薬品を数多く取り扱っています。豊富な品ぞろえで幅広い年代の女性の健康をサポートし、女性医療のリーディングカンパニーを目指しています。
https://www.fujipharma.jp/
■Unipos最新導入事例が掲載された「Unipos BLOG」
https://blog.unipos.me/
■運営メディア「ONE TEAM Lab」〜あなたの組織を、一歩前へ〜
https://media.unipos.me/
■Unipos株式会社 概要
社名 Unipos株式会社(証券コード:6550)
所在地 東京都港区六本木3丁目2−1 住友不動産六本木グランドタワー 43階
代表取締役社長CEO 田中弦
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