プレスリリース
日本のオリジナル短編映像の今を映すコンテスト「DigiCon6 JAPAN Awards」の授賞式が10月15日(土)、東京・恵比寿の東京都写真美術館ホールで行われた。最優秀作品となるGoldは、金子勲矩(カネコ・イサク)さん(28)作の「Magnified City」に決定。また、18歳以下対象のYouth部門のGoldには、秋山姫乃(アキヤマ・ヒメノ)さん(17)ほか4名が共同制作した「死と食」、今回から新設したTBSアニメーション賞には、OBIKYU(オビキュー)作の「黒猫は路地をゆく」に決定した。
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「Magnified City」は、“虫眼鏡人間”が遭遇したある夜の物語を独特なタッチで描くファンタジー。作者の金子さんは、2020年の「DigiCon6 JAPAN Awards」でも「The Balloon Catcher」でGoldを受賞しており、審査員を務めた映画監督の樋口真嗣さんも「これは映画を作っている人間の話ではないか。作った先に観客がいないという悲しい作品だ。見せたいという気持ちを悲しい物語にしていると俺は感じた」と映画人としての気持ちに寄せて感想を語った。
金子さんは、「作品はコロナの中で考えたもの。その時の気持ちが反映しているのかと思う」と振り返り、受賞の喜びを語った。
今回の作品応募数は、過去最多となる458点。また、応募者年齢は10歳〜78歳だった。山田亜樹フェスティバルディレクターは、「実写もアニメも表現の幅が広がり、Youth部門では毎回応募してくれる若者がめきめき腕を上げ、コンテストを主催する喜びもいただきました」と語った。
JAPAN Awardsで決定したGold、Silver、Next Generation作品は、11月19日(土)に東京・丸ビルホールで開催予定の「DigiCon6 ASIA Awards」に日本を代表する作品としてエントリーされ、アジアの他の参加地域の作品とアジアNo.1を競う。
「DigiCon6 ASIA」は、プロアマ、年齢問わず15分以内で自由に制作した映像を募集し、厳正な審査の上表彰する。2006年からはアジアの参加を呼びかけ、今年は日本の他に、イラン、インド、インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、台湾、中国、バングラデシュ、香港、マレーシア、モンゴル、ラオス(※50音順)で実施。2万人を超えるDigiCon6出身のクリエイターがアジア各地のさまざまなコンテンツ制作現場で活躍している。
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■DigiCon6 ASIA関連情報
[公式サイト] http://www.tbs.co.jp/digicon/
[公式Facebook]https://www.facebook.com/digicon6/
[公式YouTube]https://www.youtube.com/user/tbsdigicon6
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